吉川幸次郎の情報(よしかわこうじろう) 中国文学者 芸能人・有名人Wiki検索[誕生日、年齢、出身地、星座]
吉川 幸次郎さんについて調べます
■名前・氏名 |
吉川幸次郎と関係のある人
狩野直喜: 中国哲学・中国文学・中国語学を教え、青木正児・吉川幸次郎らの中国文学者・中国学者を指導育成したほか、後に旧熊本藩細川家当主の細川護貞にも教えている。 吉川忠夫: 父:吉川幸次郎 - 中国文学者 小川環樹: 1967年、吉川幸次郎の後任として京都大学文学部教授となり、中国文学科講座を主任教授として担当した。 福原麟太郎: 『二都詩問』(吉川幸次郎共著、新潮社) 1971、のち復刊 1992 駒田信二: 中国文学界で尊崇されていた吉川幸次郎の『水滸伝』の誤訳を批判しており、吉川の弟子で、松江高校時代の駒田の教え子でもある高橋和巳に、誤訳箇所を示し伝えるよう言ったところ、自分には言えないと言われ、手紙を書いて高橋に託したが、以後、高橋は出入りしなくなってしまった。 目加田誠: 加えて、同時期には日本から倉石武四郎、吉川幸次郎などの研究者も北京を訪れており、日中研究者の交流や書肆の状況を伝える資料となっている。 富士正晴: 『吉川幸次郎』桑原武夫・興膳宏共編 筑摩書房 1982 吉川忠夫: 父は中国文学者の吉川幸次郎。 雑喉潤: 1953年京都大学文学部中国文学科卒業(吉川幸次郎・門下生)、朝日新聞社に入社、学芸部編集委員、学芸部長、音楽担当編集委員、浜離宮朝日ホール総合プロデューサーなどを務め、93年退職。 富士正晴: 『大山定一 人と学問』吉川幸次郎共編 創樹社 1977 桑原武夫: 父・隲蔵と交流のあった西田幾多郎や内藤湖南ら戦前の京都学派の碩学の謦咳に早くからじかに接し、戦後は同年代の吉川幸次郎や貝塚茂樹など京都学派の中心的存在として、さまざまな文化的ムーブメントに主導的な役割を担った。 加藤秀俊: 他に、藤井隆、中村元、梅棹忠夫、梅原猛、吉川幸次郎、ドナルド・キーンらが参加。 白洲次郎: 同級生の友人には後に作家で文化庁長官となった今日出海、他に中国古典学の大家として、文化功労者になった吉川幸次郎がいる。 村上哲見: 『世界文学大系7B 中国古典詩集Ⅱ 唐詩・宋詩・宋詞』(吉川幸次郎編、筑摩書房、1963)- 宋詞を担当 阿辻哲次: 吉川幸次郎や藤堂明保の中国学の流れを受け継いでおり、白川静の学説に対しては批判的な立場にある。 一海知義: 1953年京都大学文学部卒、吉川幸次郎の門下生の一人、同じ吉川門下の筧久美子・筧文生夫妻とは友人で共著も多い。 興膳宏: 吉川幸次郎『杜甫詩注』岩波書店 2012年〜2016年。 高橋和巳: 吉川幸次郎に師事する。 中野美代子: 1961年に「世界ノンフィクション全集」監修者の吉川幸次郎に指名されて、耶律楚材「西遊録」を翻訳。 |
吉川幸次郎の情報まとめ
吉川 幸次郎(よしかわ こうじろう)さんの誕生日は1904年3月18日です。兵庫出身の中国文学者のようです。
卒業、結婚、テレビ、事件に関する情報もありますね。1980年に亡くなられているようです。
吉川幸次郎のプロフィール Wikipedia(ウィキペディア)吉川 幸次郎(よしかわ こうじろう、1904年3月18日 - 1980年4月8日)は、日本の中国文学者。学位は、文学博士(京都大学・論文博士・1947年)(学位論文『元雑劇研究』)。京都大学名誉教授。日本芸術院会員、文化功労者。字は善之。子は東洋史学者の吉川忠夫。 兵庫県神戸市の貿易商の次男に生まれる。中宮小学校を経て、諏訪山小学校を卒業した。1916年(大正5年)に神戸第一中学校(現:兵庫県立神戸高等学校)入学後は、『史記』(『史記国字解』)『水滸伝』『西遊記』『三国志』などの訳書に親しんだ。 1920年(大正9年)、第三高等学校文科甲類へ入り、雑誌『支那学』の同人だった青木正児の知遇を得た。在学中に現代中国語を学んだり、1923年(同12年)には中国江南を旅したりした。中国へ傾いたのには、芥川龍之介や佐藤春夫の影響もあった。 京都帝国大学文学部文学科に進み、狩野直喜・鈴木虎雄に考証学・中国語学・古典中国文学を学んだ。1926年(大正15年)卒業論文『倚声通論』を漢文で書き、大学院に進むと唐詩を研究した。 1928年(昭和3年)から1931年(同6年)まで、先輩格の倉石武四郎と北京留学し、帰国後、東方文化学院京都研究所(後の東方文化研究所、現:京都大学人文科学研究所、同付属東アジア人文情報学研究センター)所員となり、京大文学部の講師を兼ねた。この頃、中国に徹するため、当時のシナ服で暮らし、中国語で会話し、中国語で論文を書いた。 1932年(昭和7年)中村ノブと結婚し左京区に終生在住した。 1935年(昭和10年)から1941年まで倉石・小川環樹らと、孔穎達著『尚書正義』(尚書の注釈書)の定本を作るため会読(輪読討論)を続け、1939年から1945年にかけ、東方文化研究所で発行した『尚書正義定本』や、1940年から1948年にかけ、岩波書店で出版した『尚書正義』の日本語訳などに実った。 1939年から1947年まで、最初は青木正児が指導して『元曲辞典』編纂のため、明の臧懋循(そうぼじゅん)の『元曲選』を会読し、その成果の一部は『元曲選釈』に実った(1951年に「第1・2集」、1976-77年に「第3・4集」を)京大人文科学研究所で、計・12冊発行。1947年『元雑劇研究』により文学博士。 1947年京都大学文学部教授となった。 この頃から日本語の論文を発表し、一般向けの啓蒙書も多く出版していった。 1949年、母校旧制神戸一中の後身、兵庫県立神戸高等学校の校歌『わこうどは まなびやをたかきにぞおけ』を作詞。初の日本語の詩であった。 1951年日本学術会議会員になった(1963年まで)。NHKラジオの文化講座で、『中国の文学』を講義した。1952年国語審議会委員に就いた(1956年まで)。 1954年、サンフランシスコ平和条約締結後、国務省に招かれ、アメリカに遊んだ。 1956-1958年は文学部長。1958年にNHK教育テレビ「教養大学」で『中国文学入門 - 詩を中心として』を番組講義。1959年日本中国学会理事長(1963年まで)。1960年モスクワの『国際東洋学者会議』に参加し、ヨーロッパを回った。1962年コロンビア大学の客員教授として約4ヶ月ニューヨークに滞在講義した。 1964年日本芸術院会員、1965年1月講書始で「中国文学の性質」を進講。5月東方学会理事長(1975年から没時までは会長)。1966年、NHKラジオで『論語』を放送講義した。 1967年に最終講義は『杜甫の詩論と詩』で停年退官し名誉教授。以後杜甫に取り組み、杜詩を読む「読杜会」、学生・院生を主とする「小読杜会」を始めた(ともに1979年まで)。前者には足利惇氏、大山定一、野間光辰らが集った。 1968年から1970年に、筑摩書房で『吉川幸次郎全集』を自編出版。1969年秋に文化功労者に選出。また、フランス学士院からスタニスラス・ジュリアン (Stanislas Julien) 賞を贈られる。1970年NHK放送文化賞。1971年に朝日賞。 この頃から江戸期の儒学者、伊藤仁斎、伊藤東涯、荻生徂徠、新井白石らの研究著述も行った。また国学者本居宣長は「漢文は中国の発音で読み下すべき」とする信条の先覚として、戦前から私淑していた。 1974年、勲二等旭日重光章。1975年、外務省「学術文化訪中使節団」団長として40年ぶりに訪中。 1977年から杜甫全詩の訳注を目指し『杜甫詩注』を刊行開始。1978年、NHK教育テレビで『杜甫詩抄』を26回講義した。翌79年「中国文学研究者訪華団」団長として再び訪中し、約3週間巡った。 1980年2月に『杜甫私記』を刊行するも、4月8日に癌性腹膜炎により没す。法名「文徳院釈幸善」。大谷本廟での葬儀・同墓地に埋葬された。没後、勲一等瑞宝章を贈られ、従三位に授せられる。コロンビア大学でも追悼会を催した。 弟子たちに、竹之内静雄、黒川洋一、竹内実、清水茂、尾崎雄二郎、入谷仙介、高橋和巳、一海知義、筧久美子、筧文生、興膳宏、村上哲見、井波律子ら多数がいる 蔵書の一部は、生まれ故郷の神戸市立中央図書館に寄贈され「吉川文庫」として所蔵されている。 中国語への偏愛が原因で、少年時代には「シナジン」とあだなされた。吉川自身は「シナ人であっては、なぜいけないのか」という感慨を抱き、この義憤の延長で親の反対を押し切り、京都大学中国文学科に入学したという。 孔子を尊敬し、儒者として処世した。字(あざな)として「善之」を生涯用いた。また、愛煙家で酒徒でもあった。 子:吉川忠夫 - 東洋史(中世中国史(魏晋南北朝・六朝期)学者。東方学会会長(第10代、2009 - 2011)ほか 従弟:吉川逸治 - 西洋美術史学者 ※各文献最後尾は、現行判での最も新しい重版・改版であるが、以後も重版した書目がある。 『支那人の古典とその生活』(講義録)岩波書店(1944、改版1964) 『支那学の問題』筑摩書房 (1944) 『支那について』秋田屋 (1946)
『学問のかたち』養徳社 (1948) 『元雑劇研究』(学位論文)岩波書店 (1948) 『唐代の詩と散文』弘文堂教養文庫 (1948)/清水弘文堂書房 (1967)
『中国散文論』弘文堂 (1949)/筑摩書房[筑摩叢書](1966、復刊1985) 『漢の武帝』岩波新書(1949、改版1963)ISBN 9784004130482 『杜甫私記』筑摩書房(1950、改版1965) 『中国と私』細川書店 (1950)
『中国文学入門』弘文堂[アテネ文庫](1951)/清水弘文堂書房 (1967) 『杜甫ノート』創元社 (1952)/新潮文庫(1954、改版1970) 『中国の知恵』新潮社[一時間文庫](1953)/新潮叢書 (1956)/新潮文庫(1958、改版1972) 『西洋のなかの東洋』文藝春秋新社 (1955) 『陶淵明伝』新潮叢書 (1956)/新潮文庫 (1960)/中公文庫 (1989)/ちくま学芸文庫(2008)ISBN 9784480091703。各・一海知義解説 『雷峰塔』(随筆集)筑摩書房 (1956) 『人間詩話』岩波新書 (1957、復刊1998ほか)ISBN 9784004140191 『閑情の賦』(随筆集)筑摩書房 (1957) 『知非集』(自作の漢詩文集・和装本2分冊・訳付き)中央公論社 (1960) 『学事詩事』(随筆集)筑摩書房 (1960) 『日本の心情』新潮社 (1960) 『続 人間詩話』岩波新書 (1961、復刊1998ほか) ISBN 9784004140207 『西方からの関心』(欧米外遊見聞)新潮社 (1961) 『三国志実録』筑摩書房 (1962)/ちくま学芸文庫 (1997) ISBN 9784480083319 『漢文の話』筑摩書房・グリーンベルト新書(1962)/ちくま文庫(1986) 『宋詩概説 中国詩人選二集 第1巻』岩波書店(1962、新版1990) 『元明詩概説 中国詩人選二集 第2巻』岩波書店(1963、新版1990) 『詩と月光 中国文学論集』筑摩書房 (1964) 『短長亭集』(随筆集)筑摩書房 (1964) 『古典について』筑摩書房 [筑摩叢書](1966、復刊1985) 『漱石詩注』岩波新書 (1967)/岩波文庫(2002、一海知義解説)ISBN 9784003315224 『中国詩史』(高橋和巳編)筑摩書房 [筑摩叢書] (上・下、1967、復刊1985) 『清虚の事』(随筆集)朝日新聞社 (1967) 『思想との対話10 文明のかたち』講談社 (1968)/同・名著シリーズ (1970) 『帰林鳥語』岩波書店 (1970、復刊1998) 『「論語」のために 私の古典』筑摩書房 (1971) 『鳳鳥不至 論語雑記 新井白石逸事』新潮社 (1971) 『西東間記』岩波書店 (1972) 『他山石語 現代日本のエッセイ』毎日新聞社 (1973、再版1977) 『吉川幸次郎講演集』朝日選書 (1974、再版1986) ISBN 9784022591012 『仁斎・徂徠・宣長』岩波書店 (1975、復刊1990) ISBN 9784000009591 『読書の学』筑摩書房 (1975)/筑摩叢書 (1988) 『中国文学入門』講談社学術文庫 (1976) ISBN 9784061580237 『論語について』講談社学術文庫 (1976) ISBN 9784061580619 『唐代の詩と散文』講談社学術文庫 (1976) 『本居宣長』筑摩書房 (1977) 『東洋におけるヒューマニズム』講談社学術文庫 (1977) 『文明の三極』(随筆集)筑摩書房 (1978) 『遊華記録 わが留学記』筑摩書房 (1979) 『杜甫私記』筑摩書房[筑摩叢書] (1980) 『音容日に遠し』(人物回想記)筑摩書房 (1980) 『杜詩論集』筑摩書房[筑摩叢書] (1980) 『阮籍の「詠懐詩」について』岩波文庫 (1981、復刊1997ほか、荒井健解説) ISBN 9784003315217 『華音杜詩抄』筑摩書房 (1981)、カセットテープ付き 『箋杜室集』(漢詩集)研文出版 (1981)、和装本と別冊(訳文) 『文弱の価値』筑摩書房 (1982) 『現代の随想14 吉川幸次郎』生島遼一・興膳宏編、彌生書房 (1982) ISBN 9784841505207 『他山石語』(改訂版、竹之内静雄編)講談社文芸文庫 (1990) ISBN 9784061960855 『詩文選』竹内実編、講談社文芸文庫 (1991) ISBN 9784061961494 『宋詩概説』岩波文庫 (2006、筧文生解説) ISBN 978-4003315231 『元明詩概説』岩波文庫 (2006、松村昴解説) ISBN 978-4003315248 『漢文の話』ちくま学芸文庫(2006、興膳宏解説) ISBN 9784480090270 『読書の学』ちくま学芸文庫 (2007、興膳宏解説) ISBN 9784480090485 『「論語」の話』ちくま学芸文庫 (2008) ISBN 9784480091215 『中国の知恵 孔子について』ちくま学芸文庫(2012、増補版・加地伸行解説)ISBN 9784480094414 『古典について』講談社学術文庫(2021、小島毅解説)ISBN 978-4065231807 『中国詩史』高橋和巳編、ちくま学芸文庫(2023、川合康三新版解説) ISBN 978-4480511829 『杜甫詩注 第1輯 書生の歌 上』筑摩書房 (1977) 『杜甫詩注 第2輯 書生の歌 下』 (1979) 『杜甫詩注 第3輯 乱離の歌』 (1979) 『杜甫詩注 第4輯 行在所の歌・帰省の歌』 (1980) - 以下は没後刊 『杜甫詩注 第5輯 侍従職の歌』 (1983) 『杜甫詩注』第Ⅰ期(全10冊)興膳宏編、岩波書店 (2012 - 2016)(第5輯まで改訂新版) 『杜甫詩注』第Ⅱ期(全3冊)興膳宏共著・門下生らが著述、岩波書店(2024.10 -) 『洛中書問』(大山定一との往復書簡集)秋田屋 (1946)/筑摩書房 [筑摩叢書] (1983) ISBN 9784480012111 『新唐詩選』(三好達治と共著)岩波新書(1952、改版1965、再改版2015)ISBN 9784004140160 『新唐詩選 続篇』(桑原武夫と共著)岩波新書 (1954、新版1988ほか) ISBN 9784004140177 『二都詩問』(福原麟太郎との往復書簡集)新潮社 (1971、復刊1992) ISBN 9784103888017 『中国文学史』(黒川洋一編、昭和20年代の講義録)岩波書店 (1974、再版1992) ISBN 9784000013130 『中国の散文 中国詩文選1』(小川環樹と共著)筑摩書房 (1984) ISBN 9784480250018 方観承『御題棉花図』満州棉花協会 (1938)/日本棉花栽培協会 (1941) 胡適『四十自述』大阪創元社・創元支那叢書1 (1940) 豊子愷『縁縁堂随筆』大阪創元社・創元支那叢書2 (1940) 孔穎達『尚書正義』全4巻、岩波書店
『第2冊 夏の書 商の書』(1940) 『第3冊 周の書 上』(1941) 『第4冊 周の書 下』(1943) 『唐宋伝奇集』弘文堂世界文庫 (1942) 『元曲金銭記 李太白匹配金銭記』筑摩書房 (1943) 胡適『胡適自伝』養徳社・養徳選書 (1946) 施耐庵『水滸伝』岩波文庫(全13冊・第8冊目まで)
第2冊 (1948)/(1998) ISBN 9784003201626 第3冊 (1948)/(1998) ISBN 9784003201633 第4冊 (1949)/(1999) ISBN 9784003201640 第5冊 (1950)/(1999) ISBN 9784003201657 第6冊 (1957)/(1999) ISBN 9784003201664 第7冊(清水茂と共訳)(1962)/(1999) ISBN 9784003201671 第8冊(清水茂と共訳)(1970)/(1999) ISBN 9784003201688 楊顕之撰 『元曲酷寒亭 鄭孔目風雪酷寒亭』筑摩書房 (1948) 『西山一窟鬼 京本通俗小説』筑摩書房 (1956) 『詩経国風(上) 中国詩人選集 第一集 1』岩波書店 (1958、新装版1990) ISBN 9784001005011 『詩経国風(下) 中国詩人選集 第一集 2』岩波書店 (1958、新装版1990) ISBN 9784001005028 『中国古典選1 論語(上)』朝日新聞社(1959、新訂1965)/新装版・朝日選書(1996)/朝日文庫(全3巻 1978)/角川ソフィア文庫(2020)ISBN 978-4044006273 『中国古典選2 論語(下)』朝日新聞社(1963、新訂1966)/新装版・朝日選書(1996)/朝日文庫(全3巻 1978)/角川ソフィア文庫(2020)ISBN 978-4044006280 『杜甫 Ⅰ 世界古典文学全集28』筑摩書房 (1967、復刊2004ほか) 『論語 世界古典文学全集4』筑摩書房 (1971、復刊2004ほか)、各・弟子の尾崎雄二郎が筆録 『杜甫 Ⅱ 世界古典文学全集29』筑摩書房 (1972、復刊2004ほか)、元は杜甫輪読会での講義 伊藤東涯『制度通』(校訂)岩波文庫(上下)(1944-1948)、新版復刊 (1991 & 2005) 『杜詩講義』筑摩書房 (1963)、ソノシート付きの講義録 『中國古典詩集Ⅰ 詩経國風・楚辞 世界文學大系7A』筑摩書房 (1961) - 編・解説「詩経と楚辞」 『中國古典詩集Ⅱ 唐詩・宋詩・宋詞 世界文學大系7B』筑摩書房 (1963) -「唐詩」を編・解説「唐詩の精神」
『世界文学全集6 唐詩選』(小川環樹と共編)筑摩書房 (1969) 『唐詩選』(新編版)筑摩叢書 (1973)/ちくま学芸文庫(上下)(1994) - 弟子による改訂版 『中國古小説集 世界文學大系71』(編者代表)筑摩書房 (1964) 『中國散文選 世界文學大系72』(同上)筑摩書房 (1965) 『中国文学論集』(同上)新潮社 (1966) 『講座中国2 旧体制の中国』筑摩書房 (1967) 『詩と永遠』(梅原猛との対談)雄渾社 (1967) 『この永遠なるもの』(西谷啓治との対談)雄渾社 (1967)/燈影舎〈燈影選書〉(1985)、ISBN 9784924520172 『吉川博士退休記念 中国文学論集』同記念事業会編、筑摩書房 (1968) 『日本の思想15 本居宣長集』筑摩書房 (1969) 『新訂 中国古典選 別巻 古典への道』(対談・座談集)朝日新聞社 (1969) - 編集委員・全20巻 (1966-68) 『日本思想大系33 伊藤仁斎・伊藤東涯』(共注・解説)岩波書店 (1971)、ISBN 4000700332 『東洋学の創始者たち』講談社 (1976) -「東方学」連載の座談会での先学回想 『中国文明選3 朱子集』(三浦國雄と共編)朝日新聞社 (1976) - 小川環樹と監修・全15巻 (1971-76) 『中国文学雑談 吉川幸次郎対談集』朝日新聞社[朝日選書](1977) 『大山定一 人と学問』(富士正晴と共編)創樹社 (1977) 『日本思想大系40 本居宣長』(共注・解説)岩波書店 (1978) ISBN 4000700405 『吉川幸次郎全集』(全20巻)筑摩書房 (1968 - 1970) 『増補版 吉川幸次郎全集』(全24巻)筑摩書房 (1973 - 1976) 『決定版 吉川幸次郎全集』(全27巻)筑摩書房(1984 - 1987、復刊1998 - 1999) 『吉川幸次郎遺稿集』(全3巻)筑摩書房 (1995) ISBN 9784480746412 & ISBN 9784480746429 & ISBN 9784480746436 『吉川幸次郎講演集』(全1巻)筑摩書房 (1996) ISBN 9784480746443 『吉川幸次郎全集 別巻 総合索引』筑摩書房(清水康志編、2019)ISBN 9784480746283 『決定版吉川幸次郎全集 第27巻』(1987) 所収 - 横山宏編『吉川幸次郎編年著作目録』 『吉川幸次郎』桑原武夫・富士正晴・興膳宏編 (筑摩書房、1982) の巻末 - 興膳宏編『善之吉川幸次郎先生年譜』 『他山石語』(講談社文芸文庫版、1990) の巻末 - 編集部編『年譜』と『著書目録』 芦辺拓 - その著『探偵宣言 森江春策の事件簿』-「殺人喜劇のXY-森江春策、転身前後の事件」で、吉川博士について言及している。 ^ 『吉川幸次郎』桑原武夫 ほか編、筑摩書房、1982年3月、275-290頁。 ^ 親戚に西洋美術史家の吉川逸治 ^ “連載 神戸秘話 ⑰ 中国文学の最高権威者 吉川幸次郎「文学と人生」 | 神戸っ子”. kobecco.hpg.co.jp. 2021年7月17日閲覧。 ^ 今日出海、白洲次郎などが同級生だった。 ^ 『決定版 吉川幸次郎全集27』p.412 ^ 東方学会編『東方学回想Ⅶ 先学を語る〈5〉』刀水書房、2000年9月 - 第6章に弟子等の座談での回想を収録。 ^ 新版『「論語」の話』(ちくま学芸文庫、2008) ^ 「文化勲章四氏に 獅子 落合氏ら」『朝日新聞』昭和44年(1969年)10月21日夕刊、3版、1面 ^ 筑摩書房役員で、故に創業当初より著作・訳書と「全集」を編集刊行した。 ^ 蔵書目録に『吉川文庫漢籍目録』神戸市立中央図書館編、1985、『吉川文庫洋書目録』神戸市立中央図書館編、1988。 ^ 吉川幸次郎『吉川幸次郎全集20巻』筑摩書房、1970年11月、231頁。 ^ 竹之内静雄『先知先哲』講談社文芸文庫、1995年、162頁。 ^ なお『支那学』、『東方学報京都』、『京都大学人文科学研究所所報』、『東洋史研究』、『日本中国学会報』などに載せた学術論文類は、省略している ^ 1・2 書生の歌 上下、3 乱離の歌、4 行在所の歌 帰省の歌、5 侍従職の歌 ^ 「中国学の権威・吉川幸次郎博士が存命の頃、その入れ歯作りが京都の歯科医の試練やったとか。並のでは口から飛び出してしまうそうで、それぐらい中国語の発音はややこしい」講談社ノベルス、1998年。 日本中国学会 - 旧ホームページ 日本中国学会 - 新ホームページ 東方学会 FAST ISNI VIAF WorldCat ノルウェー フランス BnF data ドイツ イタリア イスラエル ベルギー アメリカ ラトビア 日本 韓国 オランダ ポーランド CiNii Books CiNii Research IdRef 日本の中国文学者 日本の東洋学者 文学博士取得者 朝日賞受賞者 文化功労者 日本藝術院会員 日本学術会議会員 従三位受位者 勲一等瑞宝章受章者 勲二等旭日重光章受章者 京都大学の教員 京都大学人文科学研究所の人物 コロンビア大学の教員 神戸市出身の人物 兵庫県立神戸高等学校出身の人物 旧制第三高等学校出身の人物 京都大学出身の人物 1904年生 1980年没 プロジェクト人物伝項目 FAST識別子が指定されている記事 ISNI識別子が指定されている記事 VIAF識別子が指定されている記事 WorldCat Entities識別子が指定されている記事 BIBSYS識別子が指定されている記事 BNF識別子が指定されている記事 BNFdata識別子が指定されている記事 GND識別子が指定されている記事 ICCU識別子が指定されている記事 J9U識別子が指定されている記事 KBR識別子が指定されている記事 LCCN識別子が指定されている記事 LNB識別子が指定されている記事 NDL識別子が指定されている記事 NLK識別子が指定されている記事 NTA識別子が指定されている記事 PLWABN識別子が指定されている記事 CINII識別子が指定されている記事 CRID識別子が指定されている記事 SUDOC識別子が指定されている記事 ISBNマジックリンクを使用しているページ
2025/01/31 00:19更新
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