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赤瀬川原平の情報 (あかせがわげんぺい)
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【11月21日】今日誕生日の芸能人・有名人

赤瀬川原平の情報(あかせがわげんぺい) 現代美術家、作家 芸能人・有名人Wiki検索[誕生日、年齢、出身地、星座]

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赤瀬川 原平さんについて調べます

■名前・氏名
赤瀬川 原平
(読み:あかせがわ げんぺい)
■職業
現代美術家、作家
■赤瀬川原平の誕生日・生年月日
1937年3月27日 (年齢2014年没)
丑年(うし年)、牡羊座(おひつじ座)
■出身地・都道府県
神奈川出身

(昭和12年)1937年生まれの人の年齢早見表

赤瀬川原平と同じ1937年生まれの有名人・芸能人

赤瀬川原平と同じ3月27日生まれの有名人・芸能人

赤瀬川原平と同じ出身地神奈川県生まれの有名人・芸能人


赤瀬川原平と関係のある人

久住昌之: 大学在学中から美術や音楽活動に興味を持ち、美学校に通い、赤瀬川原平に師事した。


赤瀬川隼: 2014年に死去した芥川賞作家で芸術家の赤瀬川原平(尾辻克彦)は弟。


松田哲夫: また、赤瀬川原平、吉野孝雄と宮武外骨リバイバルを手がける。


滝大作: ^ 堀勇良「龍土町建築探偵団誌私稿」『路上観察学入門』赤瀬川原平・藤森照信・南伸坊 他、筑摩書房〈ちくま文庫〉、1993年、292頁


藤森照信: 『路上観察学入門』赤瀬川原平、南伸坊共著、筑摩書房、1986年 ISBN 978-448002818-1、ちくま文庫 1993年


松田哲夫: 1967年、漫画評論家石子順造の紹介で赤瀬川原平と出会う。


糸井重里: また、『ガロ』の編集部にいた南伸坊、渡辺和博らを介して、「赤瀬川原平人脈」との親交が始まる。


平口広美: 1976年より美学校に入り、赤瀬川原平に師事。


松田哲夫: 赤瀬川原平、吉野孝雄(編)『宮武外骨・滑稽新聞』1986年


ゲーリー=トマソン: トマソンの名は、赤瀬川原平らが提唱した「不動産に付着して美しく保存されている無用物」という意味の「超芸術トマソン」という呼び名に転用された。


藤森照信: 赤瀬川原平、南伸坊らと路上観察学会を結成した。


安田南: 安田はしばし死亡説が流れており、中部博は死去時期は2000年代初頭説が出回っていると語り、関川夏央は安田の晩年はわからないとした上で2008年頃に死去したが没日と死因は不明と言い、梅本洋一が、2009年初めに安田の知人森山大道に彼女の消息を聞いたところ、鬼籍に入っていると返答され、坪内祐三は『本の雑誌』2011年5月号で何年か前に癌で亡くなっていることや生前に闘病する安田を励ますためのイベントについての記事がある大手新聞に掲載され赤瀬川原平や秋山祐徳太子などが参加したと触れ、雑誌『ジャズ批評』2013年7月号の佐藤信のインタビューでも既に故人という旨の証言があり、小林信彦は2009年に死去、といった言及があったのに対して佐野和子(『きまぐれ飛行船〜野性時代〜』のディレクター)は2018年に死去したと話し、有田芳生は関係者の話として2018年12月25日に没したとする。


宮武外骨: 『滑稽新聞』(全6巻・別巻「絵葉書世界」、赤瀬川原平・吉野孝雄 編)筑摩書房 1985年2月〜1986年5月


平口広美: 1975年〜1976年、美学校「絵・文字工房」で赤瀬川原平に学ぶ。


鈴木志郎康: 『完全無欠新聞とうふ屋版』私家版限定333部、1975年(田山麻里と共著、絵・赤瀬川原平、写真荒木経惟、付録の中に「詩集真価一覧 東京・鶉屋書店調べ」という恐ろしいリストがついている)


種村季弘: 『図説アイ・トリック』(赤瀬川原平, 高柳篤共著、河出書房新社、ふくろうの本、遊びの百科全書) 2001


赤塚不二夫: 出演:赤塚不二夫/赤瀬川原平/長谷邦夫/奥成達/高信太郎/タモリ/山下洋輔/坂田明/小山彰太/林美雄/常木健男/伊東鳩子/ハトヤ混声合唱団/下落合テンタクルス/ハトヤ男子従業員一同/ビクター女子従業員一同/ハトヤ・ダンシングチーム/ハトヤ・オールスターズ


西春彦: また、赤瀬川原平の父は従兄弟にあたる。


東海林さだお: 老化で遊ぼう(赤瀬川原平) - 文庫のみ、2008年2月(新潮文庫)


嵐山光三郎: 作家・芸術家の赤瀬川原平、イラストレーターの安西水丸、南伸坊、渡辺和博、芸術家の篠原勝之などとは編集者時代からの友人でもある。


泉晴紀: 美学校で赤瀬川原平の「絵・文字工房」を卒業後、1981年、美学校の同期生、久住昌之とコンビを組み、泉昌之として『ガロ』誌に漫画を持ち込み、漫画家デビューする。


南伸坊: 『ハリガミ考現学』での貼紙の研究により、赤瀬川原平が提唱した路上観察学会にも参加。


谷川雁: それらの作品のために間宮芳生、中西夏之、高松次郎、赤瀬川原平ら当時の前衛芸術家が作曲し、絵を描いた。


長谷川龍生: 『椎名町「ラルゴ」魔館に舞う』(1982年 造形社 画・赤瀬川原平)


櫻井孝昌: 光文社にて編集者として『赤瀬川原平の名画読本』など、ノンフィクション書籍の編集を担当。


山野浩一: 足立を介して、赤瀬川原平、オノ・ヨーコ、嵐山光三郎、唐十郎らと出会う。


藤森照信: 1997年:「赤瀬川原平邸に示されたゆとりとぬくもりの空間創出」で第29回日本芸術大賞(財団法人新潮文芸振興会)を受賞。


唐十郎: ほか、横尾忠則、金子國義、赤瀬川原平、篠原勝之らがポスターを描いた。


松田哲夫: 赤瀬川原平『櫻画報永久保存版』青林堂 1971年


赤瀬川隼: 弟の赤瀬川原平も、言語交流研究所(ヒッポファミリークラブ)の理事でもあり、またヒッポ創設者の榊原陽とは、前身のラボ教育センター時代からの交流があった。


赤瀬川原平の情報まとめ

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赤瀬川 原平(あかせがわ げんぺい)さんの誕生日は1937年3月27日です。神奈川出身の現代美術家、作家のようです。

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卒業、父親、母親、兄弟、姉妹、映画、事件、結婚、離婚、再婚、病気、趣味、現在、家族に関する情報もありますね。2014年に亡くなられているようです。

赤瀬川原平のプロフィール Wikipedia(ウィキペディア)

赤瀬川 原平(あかせがわ げんぺい、本名:赤瀬川 克彦(あかせがわ かつひこ)、1937年3月27日 - 2014年10月26日)は、日本の前衛美術家、随筆家、作家。

純文学作家としては尾辻 克彦(おつじ かつひこ)というペンネームがある。「尾辻」は父方の親戚の苗字に由来する。

神奈川県横浜市中区本牧町生まれ。愛知県立旭丘高等学校美術科卒業。武蔵野美術学校(現武蔵野美術大学)油絵学科中退。

兄は直木賞作家の赤瀬川隼。姉の赤瀬川晴子は帽子作家。また、外交官の西春彦は父のいとこにあたる。姪(隼の長女)は『人麻呂の暗号』の著者である藤村由加の一人。

2006年4月より、武蔵野美術大学日本画学科の客員教授を務めていた。

父親は鹿児島県出身で倉庫会社勤務のサラリーマン。「赤瀬川骨茶」という俳号で俳句も詠んだ。母親は東京府出身。原平は6人兄弟姉妹の下から2番目。兄弟はみな芸術的なことが好きで、原平はとくに絵が好きだった。一家は父親の転勤であちこちに移り、原平は幼稚園時代から大分県大分市で育つ。

幼少は内気な引っ込み思案で寝小便の癖がなかなか治らず、完全に治ったのは中学3年だった。「おねしょは中学2年生まで毎晩のようにしていて、自分の運命を憎み、死んでしまいたいと思っていた」というコンプレックスが自意識を目覚めさせたと書いている。

1945年、大分市立金池小学校3年生の時に敗戦。父親は職を失い、母親の内職を一家で手伝う。 小学生時代、絵が好きな雪野恭弘(のち画家)と親友になる。雪野とは大分市立上野ヶ丘中学校時代、そして武蔵野美術学校も同窓として交際が続く。中学時代の転校生には、のちにソ連問題の専門家になった木村汎(山村美紗の弟)がいる。

5歳上の兄・赤瀬川隼と磯崎新が旧制中学の同級生で、磯崎が赤瀬川家によく遊びに来ていた。原平が中学生の時、磯崎が創立していた絵の同好会「新世紀群」に雪野とともに参加。ここで4歳年上の吉村益信と知り合う。

大分県立大分舞鶴高等学校に進学して2か月後、一家は名古屋へ引越し、愛知県立旭丘高等学校美術科に転校。油絵を習う。同級生に荒川修作、岩田信市(のち画家、演出家)がいた。

吉村益信の勧めで、吉村が進学した武蔵野美術学校油絵科に進む。だが仕送りは2か月で止まり、サンドイッチマンのアルバイトで食いつなぐ。アルバイト仲間からは本や映画について学んだ。

1956年には、上京していた姉・晴子と一緒に住み、姉の誘いで砂川基地反対闘争に参加する。

1959年には、数年来の持病の十二指腸潰瘍の手術のため名古屋に戻る。そこで伊勢湾台風に遭遇し、九死に一生を得る。

1960年、吉村の誘いで「ネオ・ダダイズム・オルガナイザーズ」に参加。赤瀬川は荒川修作をグループに紹介し参加させた。篠原有司男の母親に姓名判断をしてもらったところ「下の名前の画数が足りない」といわれ、「克彦」よりさらに画数が少ない「原平」をペンネームとして採用。赤瀬川は「ヴァギナのシーツ」など、ゴム・チューブを素材としたオブジェを製作した。1962年には、ポスターカラーで描いた絵画「破壊の曲率」でシェル美術賞に入選。

1962年に、松田政男・山口健二・川仁宏らが企画した「自立学校」に学生として参加。

赤瀬川は個人としても、扇風機などの身の回りの品物を包装紙で梱包する「梱包作品」を制作。このコンセプトは最終的に、缶詰のラベルを缶の内側に貼って宇宙全体を梱包したと称する「宇宙の缶詰」に至る。

この頃、ナム・ジュン・パイク、オノ・ヨーコ、横尾忠則らとも知り合っている。「とくにパイクは、ハイレッド・センターのよき理解者だった」と赤瀬川は「東京ミキサー計画」で書いている。

1963年1月、「千円札の表だけを一色で印刷したもの」(模型千円札)に手を加えたものを作品として発表する。また、千円札を詳細に観察し肉筆で200倍に拡大模写した作品「復讐の形態学」(殺す前に相手をよく見る)を制作し、1963年3月に読売アンデパンダン展に発表した。同1963年に、平岡正明・宮原安春ら「犯罪者同盟」が発行した単行本『赤い風船あるいは牝狼の夜』により、平岡らが猥褻図画頒布で逮捕された際、同著に赤瀬川の「千円札を写真撮影した作品」が掲載されていたことから、赤瀬川の作品は警察の知るところとなる。その後、曲折があり、1965年に「模型千円札」が通貨及証券模造取締法違反に問われ、起訴される。弁護人には瀧口修造といった美術界の重鎮たちが名を連ね、話題となった。1967年6月の東京地方裁判所の一審で「懲役3月、執行猶予1年、原銅版没収」の判決。控訴ののち1970年に執行猶予つきの有罪確定。その後、前衛芸術からは身を引くようにしていく。

「千円札裁判」の事務局長を務めた川仁宏(現代思潮社)が創設した「美学校」では、1970年から1986年まで(1971年は中断)「絵・文字工房」の講師をつとめた。初期は松田哲夫が助手をつとめ、のち元生徒の南伸坊に代わった。

講義内容は、赤瀬川がその時点で熱中していたもの「マッチのラベル絵」「宮武外骨」「考現学」「新聞の尋ね人案内」「トマソン」「1円で何が買えるか」など-であった。その教室からは、平口広美・南伸坊・渡辺和博・泉晴紀・久住昌之・森伸之・上原ゼンジ・まどの一哉・井上則人らのクリエイターが輩出している。なお、南のペンネーム「伸坊」及び渡辺和博のあだ名「ナベゾ」は、宮武外骨の『滑稽新聞』の絵師に由来するものである。

『ガロ』1970年6月号に掲載された「お座敷」で漫画家デビュー。1970年代から『朝日ジャーナル』(朝日新聞社)や『月刊漫画ガロ』(青林堂)などで漫画家として活動した。つげ義春の「ねじ式」のパロディである予告漫画「おざ式」(『ガロ』1973年7月号掲載)などを発表した。

『朝日ジャーナル』に連載した『櫻画報』では「櫻画報こそ新聞であり、この周りにある『雑誌状の物』は櫻画報の包み紙である」と主張。最終回(1971年3月19日号)では、「アカイ/アカイ/アサヒ/アサヒ」という国民学校時代の国語教科書の例文をパロディ化し、挿絵の水平線から昇る太陽を『朝日新聞』のロゴに描き換えたイラストを描いた。ヌードの表紙と赤瀬川の「櫻画報」が読者に誤解を与えかねないことを理由として、当該号は自主回収された。この事件で編集長が更迭された他、朝日新聞出版局では61名の人事異動がなされ、『朝日ジャーナル』自体も2週間にわたって休刊した。

その後、『櫻画報』の連載は『ガロ』等で復活し、他にも様々な雑誌を「雑誌ジャック」した。また、松田哲夫・南伸坊とともに結成した「櫻画報社」で「論壇の人間関係図」等を発表した。

また1976年から、『週刊読売』誌上で「全日本満足問題研究会」(赤塚不二夫・赤瀬川原平・奥成達・高信太郎・長谷邦夫)と名乗り「バカなことを真面目にやる」連載を行った。1978年には「赤塚不二夫と全日本満足問題研究会」と名称を変え、LPレコード『ライヴ・イン・ハトヤ』を発表した。

篠原勝之の紹介で、中央公論社の文芸雑誌『海』の編集者だった村松友視と知り合い、篠原、南伸坊、糸井重里らとともに毎月村松宅に押しかけ「ムラマツ宴会」と称する飲み会を行った。そうした縁で、村松から「純文学を書いてほしい」と依頼され、『海』に赤瀬川原平名義で「レンズの下の聖徳太子」を発表。しかし理屈っぽすぎたせいかあまり反響はなかった。

つづいて『婦人公論』で赤瀬川にカットの仕事を依頼していた編集者田中耕平に「もっと気楽に書いたら」と助言され、テーマのない身辺小説「肌ざわり」を執筆。名義はペンネームの「尾辻克彦」とする。1979年9月に中央公論新人賞を受賞し、雑誌『中央公論』に掲載された。

『文學界』1980年12月号に発表された短編「父が消えた」で、1981年、第84回芥川賞を受賞。「前科持ち・元犯罪者」が一転して「芥川賞作家」となり、周囲の扱いが激変したという。1983年、「雪野」で野間文芸新人賞を受賞。

裁判の途中に結婚し、裁判の後に赤瀬川は41歳で離婚して幼少の娘と父子家庭を営んでいた(のちに美学校の生徒だった女性と再婚している)。「娘・胡桃子と父親の私」の2人のみが登場する作品が多かったため、中公新人賞の選考委員会では「この作家はホモではないか」という意見がでたという。

この頃嵐山光三郎の紹介で深沢七郎とも交際があり、深沢のラブミー農場で「芥川賞受賞のお祝いパーティー」をしてもらった。

その後、純文学系の文筆活動を尾辻克彦名義で行い、尾辻・赤瀬川の「共著」などを出したりしたが、1994年に発表された小説集『ライカ同盟』を最後に尾辻名を使用することはなくなった。「尾辻克彦」名義で刊行された書籍は、文庫化や再刊時に「赤瀬川原平」名義に変わることがほとんどである。ただし、2005年の河出文庫『父が消えた』『肌ざわり』、2012年の文春文庫での『父が消えた』の電子書籍化など、いまだに尾辻名義が使われる場合もある。

1972年、南伸坊・松田哲夫とともに四谷を歩行中、ただ昇って降りるだけの意味不明な階段を発見。これは、階段としてきわめて「純粋」であった(「ある意味で純粋芸術に似ており、まるでもの派のようだ」と言って赤瀬川らは興奮した)。「四谷の純粋階段」、または「四谷怪談」のしゃれで「四谷階段」と称した。その後、いくつかの類例が見つかり、また「美学校・絵文字工房」で紹介すると、生徒からも同様の発見が多く集まった。当時、読売ジャイアンツに高額の契約金で雇われたゲーリー・トマソン選手が役に立たなかったことにちなみ「超芸術トマソン」と命名された。末井昭編集長の『写真時代』の連載を通じて普及活動を行った。

また、トマソンやマンホールの蓋、看板などを発見し考察する、「路上観察学会」を創設。1987年、『東京路上探険記』は講談社エッセイ賞を受賞。後年「路上観察学会」会員の藤森照信(建築史家・建築家、東京大学教授)にみずからの住まいの設計を任せ、屋根に韮を生やした「ニラハウス」を建てた。

1967年、漫画評論家石子順造の紹介で、当時東京都立大生だった松田哲夫(のちに筑摩書房に入社して編集者となる)と出会って意気投合。松田とはマッチ箱のラベル絵の収集、宮武外骨の雑誌の収集、今和次郎の考現学の本の収集などを熱中して行う。松田はのちに筑摩書房でちくま文庫を創刊。赤瀬川の著作も多数収録されている。松田とは1985年に『学術小説 外骨という人がいた』を白水社から刊行して宮武外骨リバイバルを仕掛けている。1986年には、赤瀬川と吉野孝雄が編集した『滑稽新聞』の再編集復刻版を筑摩書房より刊行した。

なお、最初に外骨の雑誌『ハート』を赤瀬川に紹介したのは美術評論家の榧野八束(赤塚行雄)で、1967年に荻窪の古本屋で発見して「この珍本は、赤瀬川が所有すべきものだ」と興奮し、赤瀬川を古本屋に呼び寄せて購入させたという。

1989年には、勅使河原宏と共同脚本を担当した映画『利休』で、日本アカデミー賞脚本賞を受賞。1993年には『仙人の桜、俗人の桜』で、JTB旅行文学大賞を受賞。

この頃、雑誌ビッグコミックスピリッツの企画連載『馬鹿王』(正確には馬の点が5つ)で「馬鹿王様」のイラストを担当「ホイチョイプロダクションズ いたずらの天才の息子」、「いとうせいこうの盗魂」に次ぐ投稿コーナーとなる(芸術原論展図録に記載無し)。

1996年『新解さんの謎』では、三省堂の『新明解国語辞典』を一人の個性的な人物が著した「読みもの」に見立て話題を集めた。企画を提案した夏石鈴子はSM嬢として登場している。

1997年 藤森照信が「赤瀬川原平氏邸に示されたゆとりとぬくもりの空間創出」で第29回日本芸術大賞(財団法人新潮文芸振興会)を受賞した。

その他にも『月刊天文ガイド』で10年以上にわたる連載を行ったり、カメラ(特に中古カメラやステレオカメラ)に関する著作を多数著し、ライカ同盟や脳内リゾート開発事業団を結成するなど、その活動は幅広い。「ステレオ茶会」も開いていた。

また猫好きでもあり、猫についてのエッセイ集や写真集なども刊行している。

1998年の『老人力』では、高齢化社会が進む中で「老人力」という老人や老いへの新しい視点を提供。「老人力」とは「忘れる力」であり、「耄碌した」「ボケた」と言わず「老人力がついてきた」と表現し、古いものを「中古美品」として大切にする考え方を示した。著作『老人力』は筑摩書房はじまって以来最高のベストセラーとなり、同年末の流行語大賞では最終10候補入りした。なお「老人力」という言葉はもともと、藤森照信が還暦を過ぎた赤瀬川に対して使った言葉であった。

また「老人力」以外にも、人間の弱さを味わいと考え、「貧乏性」研究から『超貧乏ものがたり』を書き、優柔不断についても『優柔不断術』を書いている。

2011年に胃癌による全摘手術が行われて以降、脳出血や肺炎などで体調を崩しており療養中であった。

2014年10月25日夜に容体が悪化。翌10月26日、敗血症のため東京都町田市の病院で死去。77歳没。戒名は慈眼院原心和平居士。墓地は北鎌倉の東慶寺にある。2014年末には追悼号となる『アックス』102号が青林工藝舎より刊行された。

生前に「なるほどそうだったのかと思えるのが死の瞬間」と語っていた。

病気療養中にもエッセイを執筆・発表し、2006年2月2日に創刊された全国の病院や調剤薬局で無料配布される医療健康雑誌『からころ』1号にエッセイ「病人力」を掲載、2号(同年5月10日号)より『病気の窓』として連載開始した。32号(2013年9月18日号)に掲載された第32回「頭に広がる謎の答え」は絶筆(遺作)となり、2014年12月22日発行の37号に追悼特別編として再掲された。

絶筆となった「頭に広がる謎の答え」では「今回は肺炎を患い、春から長期入院をしている。」と述べ、病室のベッドでひとり「なぞなぞ」を考えて笑いつつ、病気が快復に向かうことを信じて願う心情を率直に綴っている。そして「やっぱり人間は笑ってこそのものなのだ。」と締めくくっている。これが文筆家としての赤瀬川の最期の言葉となった。

第1回から23回までは『健康半分』として生前の2011年7月15日に刊行、タイトルは「健康は半分くらいでちょうどいい」に由来する。没後の2015年1月27日、未収録の第32回までの9作を収録した『増補 健康半分』が刊行された。

多くの「ナンセンス」で「ユーモラス」な組織の結成に関わっている。

ネオ・ダダイズム・オルガナイザー(1960年)

ハイレッド・センター(1963年)

千円札裁判懇談会(1965年、事務局長・川仁宏、瀧口修造、中原佑介、針生一郎、三木多聞、ヨシダヨシエ、高松次郎、中西夏之、石子順造、大島辰雄、東野芳明、刀根康尚ら)

革命的燐寸主義者同盟(1968年、マッチのラベルの収集を目的として松田哲夫らと結成)

革命的珍本寸主義者同盟(1968年、宮武外骨や今和次郎の古書の収集を目的として松田哲夫と結成)

娑婆留闘社(1969年、安保闘争で逮捕された人たちの獄舎内に、「獄送劇画通信」と題した赤瀬川のシュールな作品を描いた葉書を送る組織。松田と結成)

櫻画報社(1970年、松田哲夫、南伸坊と結成)

ロイヤル天文同好会(1974年、美学校での弟子、田中ちひろ、鈴木剛らと結成。望遠鏡を使った天体観察を行う会)

日本満足問題研究会(1976年、赤塚不二夫、赤瀬川原平、奥成達、高信太郎、長谷邦夫)

トマソン観測センター(1983年、美学校での弟子鈴木剛、飯村昭彦、田中ちひろらと結成)

路上観察学会(1986年)

「文人、歌人、怪人」(1989年、武蔵野美術学校の同窓の秋山祐徳太子、アンリ菅野と結成。野山で写生画を描き、展覧会を開くユニット)

脳内リゾート開発事業団/ステレオオタク学会(1991年、高杉弾、郷津晴彦、太田孝幸、徳山雅記らと結成。ステレオ写真の愛好団体)

ライカ同盟(1994年)

縄文建築団(1995年、藤森照信、南伸坊らと結成。赤瀬川宅を建築する際に、建築作業を手伝ったことから、藤森設計の建物を建築作業を手伝う、「建築趣味」の素人集団を結成し活動。)

日本美術応援団(1996年、美術研究者山下裕二と結成)

赤瀬川は『人麻呂の暗号』の著者である藤村由加の構成メンバーら(4人のうち一人は赤瀬川の姪で赤瀬川隼の長女)が属していた「言語交流研究所」の理事をつとめ、またヒッポファミリークラブ創設者の榊原陽とは前身のラボ教育センター時代からの交流があった。

兄の赤瀬川隼もヒッポファミリークラブ関連組織に勤務し、ラボ教育センターの運営会社のテックに勤務、のちに言語交流研究所(テックから榊原陽らが独立して作ったヒッポファミリークラブの関連組織)に勤務した。

『オブジェを持った無産者』現代思潮社 1970(のち『オブジェを持った無産者 赤瀬川原平の文章』として河出書房新社から再刊)

『櫻画報 永久保存版』青林堂 1971(のち『桜画報・激動の千二百五十日―赤瀬川原平資本主義共和国』青林堂、のち『櫻画報大全』青林堂 、のち『櫻画報大全』新潮文庫)

『絵次元 あいまいな海』大門出版美術出版部 1971

『追放された野次馬 思想的変質者の十字路』現代評論社 1972

『夢泥棒』学芸書林 1975 のち新風舎文庫

『鏡の町皮膚の町 新聞をめぐる奇妙な話』筑摩書房 1976

『少年とオブジェ』北宋社 1978 のち角川文庫、ちくま文庫

『虚構の神々 超科学紙芝居』青林堂 1978(青林堂から再刊時に『円盤伝説 あの世まであと一歩』と改題)

『純文学の素』白夜書房 1982 のちちくま文庫

『妄想映画館』駸々堂出版 1984

『東京ミキサー計画 ハイレッド・センター直接行動の記録』PARCO出版 1984 のちちくま文庫

『いまやアクションあるのみ! 読売アンデパンダンという現象』筑摩書房 1985(のちちくま文庫から再刊時に『反芸術アンパン』と改題)

『学術小説 外骨という人がいた!』白水社 1985 のちちくま文庫

『超芸術トマソン』白夜書房 1985 のちちくま文庫 1987

『ニナの力』(絵本 尾辻克彦)ヘキストカプセル 1987

『芸術原論』岩波書店 1988 のち同時代ライブラリー、現代文庫

『トマソン黙示録』佐谷画廊 1988

『超私小説の冒険』岩波書店 1989

『科学と抒情』青土社 1989 のち新潮文庫

『グルメに飽きたら読む本』新潮社 1989 「ごちそう探検隊」ちくま文庫

『千利休 無言の前衛』岩波新書 1990

『ちょっと映画に行ってきます』キネマ旬報社 1990

『じろじろ日記』毎日新聞社 1990 のちちくま文庫

『東ヨーロッパ 村と森のファンタジー 私のナイーブ・アート館』学習研究社 1991

『紙がみの横顔』文藝春秋 1992

『赤瀬川原平の名画読本 鑑賞のポイントはどこか』光文社カッパ・ブックス 1992 のち知恵の森文庫

『ステレオ日記 二つ目の哲学』大和書房 1993

『仙人の桜、俗人の桜 にっぽん解剖紀行』日本交通公社出版事業局 1993 のち平凡社ライブラリー

『島の時間 九州・沖縄 謎の始まり』平凡社 1993

『赤瀬川原平の名画読本 どう味わうか 日本画編』光文社 1993 のち知恵の森文庫

『正体不明』東京書籍 1993

『イギリス正体不明』東京書籍 1994

『猫の宇宙 向島からブータンまで』柏書房 1994

『鵜の目鷹の目』日本カメラ社 1994

『赤瀬川原平の冒険 脳内リゾート開発大作戦』(編)紀伊国屋書店 1995

『ちょっと触っていいですか 中古カメラのススメ』筑摩書房 1995 のち文庫

『少年とグルメ』講談社文庫 1993、「少年と空腹 貧乏食の自叙伝」中公文庫 2016

『ゴムの惑星』誠文堂新光社 1995

『ベルリン正体不明』東京書籍 1995

『新解さんの謎』文藝春秋 1996 のち文庫

『目利きのヒミツ』岩波書店 1996 のち光文社知恵の森文庫

『日本にある世界の名画入門 美術館がもっと楽しくなる』光文社 1996 のち知恵の森文庫

『ベトナム低空飛行』ビジネス社 1996

『トマソン大図鑑 無の巻/空の巻』筑摩書房 1996 のち文庫

『常識論』大和書房 1996

『赤瀬川原平の印象派探検』(別冊太陽)平凡社、1997

『金属人類学入門』日本カメラ社 1997(光文社知恵の森文庫化の際に『中古カメラの愉しみ』と改題)

『香港頭上観察』小学館 1997

『我輩は施主である』読売新聞社 1997 のち中公文庫

『赤瀬川原平の名画探険 フェルメールの眼』講談社 1998 - のち『[新装版] 赤瀬川原平が読み解く全作品 フェルメールの眼』として再刊

『赤瀬川原平の名画探険 ルソーの夢』講談社 1998

『老人とカメラ 散歩の愉しみ』実業之日本社 1998 のちちくま文庫

『困った人体』マガジンハウス 1998 のち講談社+α文庫

『その日の結論』日本放送出版協会 1998

『赤瀬川原平の名画探険 印象派の水辺』講談社 1998

『老人力』1-2 筑摩書房 1998-99(『老人力 全一冊』文庫)

『老人力のふしぎ』朝日新聞社 1998 のち文庫

『中古カメラ あれも欲しいこれも欲しい』筑摩書房 1999

『こころの話 創刊準備号』朝日出版社 1999

『優柔不断術』毎日新聞社 1999 のちちくま文庫

『老人力自慢』(編著)筑摩書房 1999

『奥の横道』日本経済新聞社 1999

『ニャーンズ・コレクション』小学館 1999

『わかってきました。科学の急所』講談社 2000

『赤瀬川原平の名画探険 広重ベスト百景』講談社 2000

『赤瀬川原平の今月のタイトルマッチ』ギャップ出版 2000

『中古カメラウィルス図鑑』小学館 2000

『ゼロ発信』中央公論新社 2000 のち文庫

『悩ましき買物』フレーベル館 2000 のち知恵の森文庫

『我輩は病気である』マキノ出版 2000

『赤瀬川原平のブータン目撃』淡交社 2000

『よみもの 無目的』光文社 2001

『地球に向けてアクセルを踏む』誠文堂新光社 2001

『全面自供!』松田哲夫聞き手 晶文社 2001

『中古カメラ大集合』筑摩書房 2001

『老いてはカメラにしたがえ』実業之日本社 2002

『猫の文明』毎日新聞社 2002

『路上の神々』佼成出版社 2002

『ケダモノ時代』毎日新聞社 2002

『赤瀬川原平の日本美術観察隊』其の1-2 講談社 2003

『ぼくの昔の東京生活』筑摩書房 2003

『背水の陣』日経BP社 2003

『新正体不明』東京書籍 2004

『自分の謎』毎日新聞社 2005

『目玉の学校』筑摩書房・ちくまプリマー新書 2005

『運命の遺伝子UNA』新潮社 2005

『ふしぎなお金』毎日新聞社 2005

『私の昭和の終わり史』河出書房新社 2006

『四角形の歴史』毎日新聞社 2006

『中古カメラの逆襲』筑摩書房 2006

『祝!中古良品 アカセガワ版養生訓』ベストセラーズ 2006

『大和魂』新潮社 2006

『NHK知るを楽しむ 人生の歩き方』日本放送出版協会 2006

『猫から出たマコト』日本出版社 2007

『日本男児』文藝春秋 2007

『もったいない話です』筑摩書房 2007

『戦後腹ぺこ時代のシャッター音 岩波写真文庫再発見』岩波書店 2007

『昭和の玉手箱』東京書籍 2008

『散歩の学校』毎日新聞社 2008

『東京随筆』毎日新聞社 2011

『健康半分』デコ 2011

『個人美術館の愉しみ』光文社新書 2011

『「墓活」論』PHP研究所 2012

『増補 健康半分』デコ 2015(絶筆となったエッセイを収録)

『世の中は偶然に満ちている』赤瀬川尚子編 筑摩書房 2015

『妄想科学小説』河出書房新社 2015

『赤瀬川原平漫画大全』松田哲夫監修 河出書房新社 2015

『赤瀬川原平のライカもいいけど時計がほしい』シーズ・ファクトリー 2016

『レンズの下の聖徳太子』幻戯書房 2017

    『定本ハナモゲラの研究』筒井康隆, 山下洋輔, タモリ, 赤塚不二夫, 奥成達 共著 講談社 1979

    『異次元が漏れる 偶然論講義』尾辻名義、秋山さと子対談 朝日出版社 1983

    『宮武外骨・滑稽新聞』全6冊+別冊 吉野孝雄共編 1985 - 87

    『使い捨て考現学』新美康明と使い捨て考現学会 共編 実業之日本社 1987

    『シナリオ利休』勅使河原宏共著 淡交社 1989

    『宇宙の御言 うむ、これで解った世界の仕組み』渡辺和博 ネスコ 1989

    『ルーヴル美術館の楽しみ方』熊瀬川紀共著 新潮社 1991

    『こいつらが日本語をダメにした』南伸坊,ねじめ正一共著 東京書籍 1992 のちちくま文庫

    『ライカ同盟NAGOYA大写撃!』秋山祐徳太子,高梨豊 風媒社 1996

    『日本美術応援団』山下裕二共著 日経BP社 2000 のちちくま文庫

    『京都、オトナの修学旅行』山下裕二 淡交社 2001 のちちくま文庫

    『ライカ同盟パリ解放』秋山祐徳太子,高梨豊 アルファベータ 2001

    『軽老モーロー会議中』東海林さだお 新潮社 2002

    『雪舟応援団』山下裕二 中央公論新社 2002

    『ライカ同盟 東京涸井戸鏡(カレイドスコープ)』秋山祐徳太子,高梨豊 アルファベータ 2002

    『ボケかた上手』東海林さだお 新潮社 2003

    『日本美術応援団 オトナの社会科見学』山下裕二 中央公論新社 2003 のち文庫

    『日本美術観光団』山下裕二 朝日新聞社 2004

    『文学校 精神科医の質問による文章読本』大平健 岩波書店 2004

    『うまいもの・まずいもの』東海林さだお、奥本大三郎 中公文庫 2006

    『古寺巡礼京都10 曼殊院』半田孝淳 淡光社 2007

    『実業美術館』山下裕二共著 文藝春秋 2007

    『老化で遊ぼう』東海林さだお共著 新潮社 2008

      『肌ざわり』中央公論社 1980 のち文庫、河出文庫

      『父が消えた 五つの短篇小説』文藝春秋 1981 のち文庫、河出文庫

      『お伽の国の社会人』PARCO出版 1981

      『本物そっくりの夢』尾辻克彦+赤瀬川原平共著 筑摩書房 1981

      『整理前の玩具箱』大和書房 1982(『ピストルとマヨネーズ』と改題、中公文庫、赤瀬川名義)

      『国旗が垂れる』中央公論社 1983

      『吾輩は猫の友だちである』中央公論社 1983 のち文庫

      『雪野』文藝春秋 1983

      『シルバー・ロード』創樹社美術出版 1983

      『明日は明日の今日がくる』廣済堂出版 1984

      『野次馬を見た!』筑摩書房 1984

      『超貧乏ものがたり』PHP研究所 1984

      『超プロ野球 集中力の精神工学』朝日出版社 1985

      『少年とグルメ』講談社 1985 のち文庫、赤瀬川名義 のち『少年と空腹 貧乏食の自叙伝』として中公文庫

      『カメラが欲しい』新潮社 1986 のち文庫

      『東京路上探検記』尾辻名義、イラスト担当として赤瀬川 新潮社 1986 のち文庫

      『贋金づかい』新潮社 1988

      『グルメに飽きたら読む本』新潮社 1989(『ごちそう探検隊』文庫、赤瀬川名義)

      『出口』講談社 1991

      『ぱくぱく辞典』尾辻名義、イラスト担当として赤瀬川 中央公論社 1991(『明解ぱくぱく辞典』文庫、赤瀬川名義)

      『不思議の国の広告』日本ペンクラブ編、尾辻選、福武書店(福武文庫) 1993

      『ライカ同盟』講談社 1994 のちちくま文庫、赤瀬川名義

      LPレコード『ライヴ・イン・ハトヤ』

        赤塚不二夫と全日本満足問題研究会(赤塚不二夫、赤瀬川原平、奥成達、高信太郎、長谷邦夫)、タモリ、山下洋輔、坂田明、小山彰太、林美雄

        赤瀬川は作詞を担当(歌:赤塚不二夫)。

        のちCD化。

        きてれつ六勇士 らくだ・こぶに(谷川雁)作、赤瀬川原平絵 ラボ教育センター「アリ・ババ」に収録 1976

        超芸術トマソンの冒険

        紀伊國屋セミナー3 老人力VS不良中年 赤瀬川原平(演)嵐山光三郎(演) 紀伊國屋書店 1999.4

        『利休』 監督:勅使河原宏、脚本:赤瀬川原平+勅使河原宏 1989

        『豪姫』 監督:勅使河原宏、脚本:赤瀬川原平+勅使河原宏 1992

        1969年、「状況劇場」の公演「少女都市」のポスターを描く。

        1972年、関西のロックバンドジプシーブラッドのアルバム『ろっこうおろし』のジャケットデザイン。

        1984年、ナム・ジュン・パイク+坂本龍一のビデオ作品『オールスタービデオ』のジャケットデザイン。

        戦後日本の前衛美術(グッゲンハイム美術館他巡回 1994年)に出品。

        赤瀬川原平の冒険 脳内リゾート開発大作戦 1995年1月21日〜4月2日 名古屋市美術館

          連続鼎談
            ネオ・ダダ鼎談:赤瀬川原平、吉村益信、風倉匠

            ハイレッド・センター鼎談:赤瀬川原平、中西夏之、和泉達

            「千円札裁判」鼎談:赤瀬川原平、刀根康尚、川仁宏

            『櫻画報』鼎談:赤瀬川原平、南伸坊、松田哲夫

            トマソン路上観察学鼎談:赤瀬川原平、藤森照信、林丈二

            ライカ同盟鼎談:赤瀬川原平,秋山祐徳太子,高梨豊

            映画上映

              『利休』 監督:勅使河原宏、脚本:赤瀬川原平+勅使河原宏

              『豪姫』 監督:勅使河原宏、脚本:赤瀬川原平+勅使河原宏

              ビデオ上映会(60年代の実験フィルム)

                飯村隆彦「ダダ62」

                城之内元晴「シェルター・プラン」

                赤瀬川原平「ホモロジー」ほか

                赤瀬川原平×尾辻克彦 文学と美術の多面体展、2014年10月18日〜12月21日、町田市民文学館ことばらんど

                赤瀬川原平の芸術原論 1960年代から現在まで、2014年10月28日〜12月23日、千葉市美術館

                ^ のちに、梱包美術家として有名なクリストに会ってこの話をしたところ、理解してもらえなかったという。

                ^ 赤瀬川は熱烈なジャイアンツ・ファンとして知られた。

                ^ 糸井重里が協力。

                ^ 「今やアクションあるのみ」という題名は、60年安保の年に石原慎太郎、大江健三郎、浅利慶太ら若手文化人が「新しい日本の会」という会を結成した。そこに美術界から一人、工藤哲巳(または篠原有司男)が参加したが、何か一言しゃべれといわれ他の参加者のように理屈がうまく言えず「いまやアクションあるのみです」と言って大うけした件に由来する。

                ^ 赤瀬川 2001, p. 不明.

                ^ 川本武『本棚が見たい!』 2巻、津藤文生, 大橋弘撮影、ダイヤモンド社、1996年10月、48頁。 

                ^ NHK2006年放送「知るを楽しむ 人生の歩き方」

                ^ 千葉市美術館ほか 編『赤瀬川原平の芸術原論展:1960年代から現在まで』千葉市美術館、2014年10月、62頁。 

                ^ 森秀人『実録・我が草莽伝』(東京白川書院)P.88

                ^ 『文芸別冊 現代赤瀬川考』(河出書房新社)P.234

                ^ 『文芸別冊 現代赤瀬川考』(河出書房新社)P.235

                ^ 堀田貢得『何が週刊誌を凋落させたのか!? 体験的出版ジャーナリズム論』大村書店、2006年、p.296。

                ^ 竹内オサム『戦後マンガ50年史』筑摩書房、1995年、pp.110-111。

                ^ 宮森雅照「『朝日ジャーナル』回収事件顛末 ―雑誌にとっての編集権を考える―」『出版の検証 敗戦から現在まで 1945~1995』文化通信社、1996年、pp.116-119。

                ^ 深沢は「夢屋一家に気狂いがひとり増えた」という表現でほめたたえた。深沢七郎『余禄の人生』(新潮文庫)P.105

                ^ 赤瀬川原平 著、名古屋市美術館 編『赤瀬川原平の冒険』「赤瀬川原平の冒険」実行委員会、1995年、174頁。 

                ^ “月刊ヒーローズ創刊5周年特集 糸井重里×白井勝也対談 (2/4) - コミックナタリー 特集・インタビュー”. 株式会社ナターシャ. 2018年12月30日閲覧。

                ^ “「老人力」の生みの親 芥川賞作家の赤瀬川原平さん死去 ― スポニチ Sponichi Annex 社会”. スポーツニッポン新聞社 (2014年10月27日). 2015年10月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年12月30日閲覧。

                ^ “訃報:赤瀬川原平さん77歳=美術家、作家「老人力」 - 毎日新聞”. 毎日新聞 (毎日新聞社). (2014年10月29日). オリジナルの2014年10月29日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20141029033454/http://mainichi.jp:80/select/news/20141027k0000m040142000c.html 2018年12月30日閲覧。 

                ^ “赤瀬川原平さん死去 「老人力」「超芸術トマソン」:朝日新聞デジタル”. 朝日新聞社. (2014年10月27日). オリジナルの2015年9月24日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20150924094413/http://www.asahi.com/articles/ASGBV5H8TGBVUCLV00D.html 2018年12月30日閲覧。 

                ^ “赤瀬川原平さん死去 少年期大分に 前衛芸術家で芥川賞 - 大分合同新聞プレミアムオンライン Gate”. 大分合同新聞社. オリジナルの2015年9月24日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20150924055523/http://www.oita-press.co.jp/1010000000/2014/10/27/003109743 2018年12月30日閲覧。 

                ^ 大塚英良『文学者掃苔録図書館』原書房、2015年、14頁。

                ^ 『からころ』バックナンバー 1号 2006年2月2日、株式会社e健康ショップ

                ^ 『からころ』バックナンバー 1号 2006年5月10日、株式会社e健康ショップ

                ^ 『からころ』バックナンバー 32号 2013年9月18日、株式会社e健康ショップ

                ^ 『からころ』バックナンバー 37号 2014年12月22日、株式会社e健康ショップ

                ^ ヒッポの活動を応援してくださる先生方 ヒッポファミリークラブ

                ^ 『潮もかなひぬ』(文春文庫)著者紹介

                ^ 『宝石』1986年6月号「宝石図書館」

                ^ 赤瀬川 2001, p. 104.

                『文藝別冊 赤瀬川原平 現代赤瀬川考』 河出書房新社、2014年10月、ISBN 9784309978482

                『アックス Vol.102 赤瀬川原平 追悼特別企画』 青林工藝舎、2014年12月、ISBN 9784883794058

                日本の小説家一覧

                いのちの響 - 人物ドキュメンタリー番組。

                足形みち - 足形が展示されている。

                個人美術館ものがたり:WEDGE Infinity(ウェッジ) - 赤瀬川原平の連載記事

                ほぼ日刊イトイ新聞 - 貧乏と芸術の間の千円札。 - 糸井重里との対談

                赤瀬川原平 - NHK人物録

                赤瀬川原平 - 美術手帖

                第1回 石川達三「蒼氓」

                第2回 該当作品なし

                第3回 小田嶽夫「城外」/ 鶴田知也「コシャマイン記」

                第4回 石川淳「普賢」/ 冨澤有爲男「地中海」

                第5回 尾崎一雄「暢気眼鏡」他

                第6回 火野葦平「糞尿譚」

                第7回 中山義秀「厚物咲」

                第8回 中里恒子「乗合馬車」他

                第9回 半田義之「鶏騒動」/ 長谷健「あさくさの子供」

                第10回 寒川光太郎「密獵者」

                第11回 高木卓「歌と門の盾」

                第12回 櫻田常久「平賀源内」

                第13回 多田裕計「長江デルタ」

                第14回 芝木好子「青果の市」

                第15回 該当作品なし

                第16回 倉光俊夫「連絡員」

                第17回 石塚喜久三「纏足の頃」

                第18回 東野邊薫「和紙」

                第19回 八木義徳「劉廣福」/ 小尾十三「登攀」

                第20回 清水基吉「雁立」

                第21回 由起しげ子「本の話」/ 小谷剛「確証」

                第22回 井上靖「闘牛」「猟銃」

                第23回 辻亮一「異邦人」

                第24回 該当作品なし

                第25回 安部公房「壁 S・カルマ氏の犯罪」/ 石川利光「春の草」他

                第26回 堀田善衛「広場の孤独」「漢奸」他

                第27回 該当作品なし

                第28回 五味康祐「喪神」/ 松本清張「或る『小倉日記』伝」

                第29回 安岡章太郎「悪い仲間・陰気な愉しみ」

                第30回 該当作品なし

                第31回 吉行淳之介「驟雨」他

                第32回 小島信夫「アメリカン・スクール」、庄野潤三「プールサイド小景」

                第33回 遠藤周作「白い人」

                第34回 石原慎太郎「太陽の季節」

                第35回 近藤啓太郎「海人舟」

                第36回 該当作品なし

                第37回 菊村到「硫黄島」

                第38回 開高健「裸の王様」

                第39回 大江健三郎「飼育」

                第40回 該当作品なし

                第41回 斯波四郎「山塔」

                第42回 該当作品なし

                第43回 北杜夫「夜と霧の隅で」

                第44回 三浦哲郎「忍ぶ川」

                第45回 該当作品なし

                第46回 宇能鴻一郎「鯨神」

                第47回 川村晃「美談の出発」

                第48回 該当作品なし

                第49回 後藤紀一「少年の橋」/ 河野多惠子「蟹」

                第50回 田辺聖子「感傷旅行 センチメンタル・ジャーニィ」

                第51回 柴田翔「されどわれらが日々──」

                第52回 該当作品なし

                第53回 津村節子「玩具」

                第54回 高井有一「北の河」

                第55回 該当作品なし

                第56回 丸山健二「夏の流れ」

                第57回 大城立裕「カクテル・パーティー」

                第58回 柏原兵三「徳山道助の帰郷」

                第59回 丸谷才一「年の残り」/ 大庭みな子「三匹の蟹」

                第60回 該当作品なし

                第61回 庄司薫「赤頭巾ちゃん気をつけて」/ 田久保英夫「深い河」

                第62回 清岡卓行「アカシヤの大連」

                第63回 吉田知子「無明長夜」/ 古山高麗雄「プレオー8の夜明け」

                第64回 古井由吉「杳子」

                第65回 該当作品なし

                第66回 李恢成「砧をうつ女」/ 東峰夫「オキナワの少年」

                第67回 畑山博「いつか汽笛を鳴らして」/ 宮原昭夫「誰かが触った」

                第68回 山本道子 「ベティさんの庭」/ 郷静子「れくいえむ」

                第69回 三木卓「鶸」

                第70回 野呂邦暢「草のつるぎ」/ 森敦「月山」

                第71回 該当作品なし

                第72回 日野啓三「あの夕陽」/ 阪田寛夫「土の器」

                第73回 林京子「祭りの場」

                第74回 中上健次「岬」/ 岡松和夫「志賀島」

                第75回 村上龍「限りなく透明に近いブルー」

                第76回 該当作品なし

                第77回 三田誠広「僕って何」/ 池田満寿夫「エーゲ海に捧ぐ」

                第78回 宮本輝「螢川」/ 高城修三 「榧の木祭り」

                第79回 高橋揆一郎「伸予」/ 高橋三千綱「九月の空」

                第80回 該当作品なし

                第81回 重兼芳子「やまあいの煙」/ 青野聰「愚者の夜」

                第82回 森禮子「モッキングバードのいる町」

                第83回 該当作品なし

                第84回 尾辻克彦「父が消えた」

                第85回 吉行理恵「小さな貴婦人」

                第86回 該当作品なし

                第87回 該当作品なし

                第88回 加藤幸子 「夢の壁」/ 唐十郎「佐川君からの手紙」

                第89回 該当作品なし

                第90回 笠原淳「杢二の世界」、高樹のぶ子「光抱く友よ」

                第91回 該当作品なし

                第92回 木崎さと子「青桐」

                第93回 該当作品なし

                第94回 米谷ふみ子「過越しの祭」

                第95回 該当作品なし

                第96回 該当作品なし

                第97回 村田喜代子「鍋の中」

                第98回 池澤夏樹「スティル・ライフ」/ 三浦清宏「長男の出家」

                第99回 新井満 「尋ね人の時間」

                第100回 南木佳士「ダイヤモンドダスト」/ 李良枝「由煕」

                第101回 該当作品なし

                第102回 大岡玲「表層生活」/瀧澤美恵子「ネコババのいる町で」

                第103回 辻原登「村の名前」

                第104回 小川洋子「妊娠カレンダー」

                第105回 辺見庸「自動起床装置」/ 荻野アンナ「背負い水」

                第106回 松村栄子「至高聖所アバトーン」

                第107回 藤原智美「運転士」

                第108回 多和田葉子「犬婿入り」

                第109回 吉目木晴彦「寂寥郊野」

                第110回 奥泉光「石の来歴」

                第111回 室井光広「おどるでく」/笙野頼子「タイムスリップ・コンビナート」

                第112回 該当作品なし

                第113回 保坂和志「この人の閾」

                第114回 又吉栄喜「豚の報い」

                第115回 川上弘美「蛇を踏む」

                第116回 辻仁成「海峡の光」/ 柳美里「家族シネマ」

                第117回 目取真俊「水滴」

                第118回 該当作品なし

                第119回 花村萬月「ゲルマニウムの夜」/ 藤沢周「ブエノスアイレス午前零時」

                第120回 平野啓一郎「日蝕」

                第121回 該当作品なし

                第122回 玄月「蔭の棲みか」/ 藤野千夜「夏の約束」

                第123回 町田康「きれぎれ」/ 松浦寿輝「花腐し」

                第124回 青来有一「聖水」/ 堀江敏幸「熊の敷石」

                第125回 玄侑宗久「中陰の花」

                第126回 長嶋有「猛スピードで母は」

                第127回 吉田修一「パーク・ライフ」

                第128回 大道珠貴「しょっぱいドライブ」

                第129回 吉村萬壱「ハリガネムシ」

                第130回 金原ひとみ「蛇にピアス」/ 綿矢りさ「蹴りたい背中」

                第131回 モブ・ノリオ「介護入門」

                第132回 阿部和重「グランド・フィナーレ」

                第133回 中村文則「土の中の子供」

                第134回 絲山秋子「沖で待つ」

                第135回 伊藤たかみ「八月の路上に捨てる」

                第136回 青山七恵「ひとり日和」

                第137回 諏訪哲史「アサッテの人」

                第138回 川上未映子「乳と卵」

                第139回 楊逸「時が滲む朝」

                第140回 津村記久子「ポトスライムの舟」

                第141回 磯﨑憲一郎「終の住処」

                第142回 該当作品なし

                第143回 赤染晶子「乙女の密告」

                第144回 朝吹真理子「きことわ」/ 西村賢太「苦役列車」

                第145回 該当作品なし

                第146回 円城塔「道化師の蝶」/ 田中慎弥「共喰い」

                第147回 鹿島田真希「冥土めぐり」

                第148回 黒田夏子「abさんご」

                第149回 藤野可織「爪と目」

                第150回 小山田浩子「穴」

                第151回 柴崎友香「春の庭」

                第152回 小野正嗣「九年前の祈り」

                第153回 羽田圭介「スクラップ・アンド・ビルド」/ 又吉直樹「火花」

                第154回 滝口悠生「死んでいない者」/ 本谷有希子「異類婚姻譚」

                第155回 村田沙耶香「コンビニ人間」

                第156回 山下澄人「しんせかい」

                第157回 沼田真佑「影裏」

                第158回 石井遊佳「百年泥」/ 若竹千佐子「おらおらでひとりいぐも」

                第159回 高橋弘希「送り火」

                第160回 上田岳弘「ニムロッド」/ 町屋良平「1R 1分34秒」

                第161回 今村夏子「むらさきのスカートの女」

                第162回 古川真人「背高泡立草」

                第163回 高山羽根子「首里の馬」/ 遠野遥「破局」

                第164回 宇佐見りん「推し、燃ゆ」

                第165回 石沢麻依「貝に続く場所にて」/ 李琴峰「彼岸花が咲く島」

                第166回 砂川文次「ブラックボックス」

                第167回 高瀬隼子「おいしいごはんが食べられますように」

                第168回 井戸川射子「この世の喜びよ」/ 佐藤厚志「荒地の家族

                第169回 市川沙央「ハンチバック」

                第170回 九段理江「東京都同情塔」

                第171回 朝比奈秋「サンショウウオの四十九日」/ 松永K三蔵「バリ山行」

                第1回 笹本寅『会津士魂』

                第2回 山岡荘八『海底戦記』『潜艦同乗記』、棟田博『台児荘』、山手樹一郎『崋山と長英』、浜田廣介

                第3回 大林清『庄内士族』

                第4回 檀一雄『天明』

                第5回 北條誠『寒菊』『一年』

                第1回 津島佑子『光の領分』

                第2回 立松和平『遠雷』

                第3回 村上龍『コインロッカー・ベイビーズ』、宮内勝典『金色の象』

                第4回 村上春樹『羊をめぐる冒険』

                第5回 尾辻克彦『雪野』

                第6回 青野聰『女からの声』、島田雅彦『夢遊王国のための音楽』

                第7回 中沢けい『水平線上にて』、増田みず子『自由時間』

                第8回岩阪恵子『ミモザの林を』、干刈あがた『しずかにわたすこがねのゆびわ』

                第9回 新井満『ヴェクサシオン』

                第10回 吉目木晴彦『ルイジアナ杭打ち』

                第11回 伊井直行『さして重要でない一日』

                第12回 佐伯一麦『ショート・サーキット』

                第13回 笙野頼子『なにもしてない』

                第14回 リービ英雄『星条旗の聞こえない部屋』

                第15回 奥泉光『ノヴァーリスの引用』、保坂和志『草の上の朝食』

                第16回 竹野雅人『私の自叙伝前篇』

                第17回 佐藤洋二郎『夏至祭』、水村美苗『私小説 from left to right』

                第18回 角田光代『まどろむ夜のUFO』、柳美里『フルハウス』

                第19回 町田康『くっすん大黒』

                第20回 藤野千夜『おしゃべり怪談』

                第21回 阿部和重『無情の世界』、伊藤比呂美『ラニーニャ』

                第22回 赤坂真理『ミューズ』、岡崎祥久『楽天屋』

                第23回 堂垣園江『ベラクルス』、清水博子『処方箋』

                第24回 佐川光晴『縮んだ愛』、若合春侑 『海馬の助走』

                第25回 島本理生『リトル・バイ・リトル』、星野智幸『ファンタジスタ』

                第26回 中村航『ぐるぐるまわるすべり台』、中村文則『遮光』

                第27回 青木淳悟『四十日と四十夜のメルヘン』、平田俊子『二人乗り』

                第28回 中原昌也『名もなき孤児たちの墓』

                第29回 鹿島田真希『ピカルディーの三度』、西村賢太『暗渠の宿』

                第30回 津村記久子『ミュージック・ブレス・ユー!!』

                第31回 村田沙耶香『ギンイロノウタ』

                第32回 円城塔『烏有此譚』、柴崎友香『寝ても覚めても』

                第33回 本谷有希子『ぬるい毒』

                第34回 日和聡子『螺法四千年記』、山下澄人『緑のさる』

                第35回 いとうせいこう『想像ラジオ』

                第36回 松波太郎『LIFE』

                第37回 滝口悠生『愛と人生』、古川日出男『女たち三百人の裏切りの書』

                第38回 戌井昭人『のろい男―俳優・亀岡拓次』

                第39回 今村夏子『星の子』、高橋弘希『日曜日の人々(サンデー・ピープル)』

                第40回 金子薫『双子は驢馬に跨がって』、乗代雄介『本物の読書家』

                第41回 古谷田奈月『神前酔狂宴』、千葉雅也「デッドライン」

                第42回 李龍徳『あなたが私を竹槍で突き殺す前に』

                第43回 井戸川射子『ここはとても速い川』

                第44回 町屋良平『ほんのこども』

                第45回 朝比奈秋『あなたの燃える左手で』、九段理江「しをかくうま」

                第46回 豊永浩平『月ぬ走いや、馬ぬ走い』

                第1回 (1985年) 野坂昭如 「我が闘争 こけつまろびつ闇を撃つ」 ・ 沢木耕太郎 「バーボン・ストリート」

                第2回 (1986年) 吉行淳之介 「人工水晶体」 ・ 景山民夫 「One fine mess」

                第3回 (1987年) 尾辻克彦 「東京路上探険記」

                第4回 (1988年) 嵐山光三郎 「素人庖丁記」

                第5回 (1989年) 永倉万治 「アニバーサリー・ソング」

                第6回 (1990年) 早坂暁 「公園通りの猫たち」

                第7回 (1991年) 伊藤礼 「狸ビール」 ・ 須賀敦子 「ミラノ 霧の風景」

                第8回 (1992年) 柴田元幸 「生半可な学者」 ・ 出久根達郎 「本のお口よごしですが」

                第9回 (1993年) 林望 「林望のイギリス観察辞典」 ・ 和田誠 「銀座界隈ドキドキの日々」

                第10回 (1994年) 池内紀 「海山のあいだ」

                第11回 (1995年) 東海林さだお 「ブタの丸かじり」 ・ 高島俊男 「本が好き、悪口言うのはもっと好き」

                第12回 (1996年) 鹿島茂 「子供より古書が大事と思いたい」 ・ 関容子 「花の脇役」

                第13回 (1997年) 米原万里 「魔女の一ダース」

                第14回 (1998年) 六嶋由岐子 「ロンドン骨董街の人びと」

                第15回 (1999年) 檀ふみ ・ 阿川佐和子 「ああ言えばこう食う」 ・ いとうせいこう 「ボタニカル・ライフ 植物生活」

                第16回 (2000年) 四方田犬彦 「モロッコ流謫」

                第17回 (2001年) 小池昌代 「屋上への誘惑」 ・ 坪内祐三 「慶応三年生まれ七人の旋毛曲り」

                第18回 (2002年) 該当作なし

                第19回 (2003年) 到津伸子 「不眠の都市」 ・ 関川夏央 「昭和が明るかった頃」

                第20回 (2004年) 荒川洋治 「忘れられる過去」 ・ 酒井順子 「負け犬の遠吠え」

                第21回 (2005年) アーサー・ビナード 「日本語ぽこりぽこり」

                第22回 (2006年) 野崎歓「赤ちゃん教育」・福田和也「悪女の美食術」

                第23回 (2007年) 青山潤「アフリカにょろり旅」・岸本佐知子「ねにもつタイプ」

                第24回 (2008年) 立川談春「赤めだか」

                第25回 (2009年) 青柳いづみこ「六本指のゴルトベルク」・向井万起男「謎の1セント硬貨」

                第26回 (2010年) 長島有里枝「背中の記憶」・山川静夫「大向うの人々 歌舞伎座三階人情ばなし」

                第27回 (2011年) 内澤旬子「身体のいいなり」・内田洋子「ジーノの家 イタリア10景」

                第28回 (2012年) 平松洋子「野蛮な読書」

                第29回 (2013年) 小川恵「銀色の月 小川国夫との日々」・永田和宏「歌に私は泣くだらう 妻・河野裕子 闘病の十年」

                第30回 (2014年) 末井昭「自殺」

                第31回 (2015年) ジェーン・スー「貴様いつまで女子でいるつもりだ問題」

                第32回 (2016年) 横尾忠則「言葉を離れる」

                第33回 (2017年) 小泉今日子「黄色いマンション 黒い猫」・穂村弘「鳥肌が」

                第34回 (2018年) こだま「ここは、おしまいの地」・高橋順子「夫・車谷長吉」

                19:稲葉なおと/北川フラム/南條史生

                18:中村政人/淵上正幸

                17:北島力/吉田忠裕

                16:竹中統一/中村敏男/白幡洋三郎

                15:野村興兒/高川祐子

                14:佐伯泰英/本田敏秋

                13:遠藤信行/上田博康/佐伯安一

                12:赤瀬川原平/松山巖

                11:松葉一清/川端五兵衞

                10:村井修/福武總一郎

                09:大橋富夫/川藤健司

                08:山田脩二/峯山冨美

                07:笹原司朗/姫田忠義

                06:オギュスタン・ベルク/久保田騎志夫/増田彰久

                05:貝原俊民/白鷹幸伯/ボトンド・ボグナー

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                    ニューヨーク近代美術館

                    写真家識別目録

                    ULAN

                    IdRef

                    20世紀日本の随筆家

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                    日本の男性著作家

                    学士号取得者

                    ネオダダ

                    ストリート・フォトグラファー

                    芥川賞受賞者

                    講談社エッセイ賞受賞者

                    路上観察学

                    横浜市出身の人物

                    愛知県立旭丘高等学校出身の人物

                    武蔵野美術大学の教員

                    1937年生

                    2014年没

                    日本の小説家

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    2024/11/20 14:31更新

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