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種村季弘の情報 (たねむらすえひろ)
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【9月15日】今日誕生日の芸能人・有名人

種村季弘の情報(たねむらすえひろ) ドイツ文学者 芸能人・有名人Wiki検索[誕生日、年齢、出身地、星座]

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種村 季弘さんについて調べます

■名前・氏名
種村 季弘
(読み:たねむら すえひろ)
■職業
ドイツ文学者
■種村季弘の誕生日・生年月日
1933年3月21日 (年齢2004年没)
酉年(とり年)、牡羊座(おひつじ座)
■出身地・都道府県
東京出身

(昭和8年)1933年生まれの人の年齢早見表

種村季弘と同じ1933年生まれの有名人・芸能人

種村季弘と同じ3月21日生まれの有名人・芸能人

種村季弘と同じ出身地東京都生まれの有名人・芸能人


種村季弘と関係のある人

ハンス=ベルメール: 日本語版は1975年種村季弘による翻訳で刊行される。


鷲巣繁男: 種村季弘『週刊ポスト』1976年11月26日号


池田香代子: 種村季弘に師事し、1971年に卒業。


川村二郎: 『エンツェンスベルガー全詩集』 (種村季弘、飯吉光夫共訳)人文書院 1971


諏訪哲史: 大学在学中から卒業後まで独文学者の種村季弘に文学・美術・宗教・思想など広範な分野にわたり個人指導を受ける。


鷲巣繁男: 『饗宴』10号、1983年、鷲巣繁男追悼号〔執筆:草野心平、小川国夫、渋沢孝輔、吉岡実、多田智満子、高橋睦郎、相沢啓三、荒井献、池澤夏樹、井上輝夫、内村剛介、片瀬博子、笠井雅洋、草森紳一、河野愛子、小平武、篠田一士、澁澤龍彦、高橋保行、種村季弘、寺島憲治、永田耕衣、中村稔、三好豊一郎、八木忠栄、安永路子、吉増剛造、鷲巣薫、鷲巣きみ、佐々木弘幸(佐々木六戈)〕


ハインリヒ=フォン=クライスト: 『チリの地震 クライスト短篇集』 種村季弘訳、王国社 1990年、河出文庫 1996年 新版2011年


鷲巣繁男: 種村季弘『週刊読書人』1973年9月3日号


鷲巣繁男: 呉茂一、寺田透、荒井献、齋藤磯雄、澁澤龍彦、多田智満子、高橋睦郎、種村季弘、加藤郁乎、草森紳一ら多くの学者や文人と交友があった。


平岡正明: 横浜に住まう、荻野アンナ・田中優子・山崎洋子らをはじめ、種村季弘ら多くの文学者が参加していた。


ハンス=ベルメール: ハンス・ベルメール 『イマージュの解剖学』 種村季弘・瀧口修造訳


鷲巣繁男: 種村季弘『現代詩手帖』1973年1月号


矢川澄子: この年、グスタフ・ルネ・ホッケの『迷宮としての世界』(を種村季弘との共訳で美術出版社から上梓。


矢川澄子: 東京都世田谷区赤堤に転居した後も澁澤と過ごした「鎌倉に戻りたい」と考え、当時東京都立大学 (1949-2011)に勤務していた種村季弘の研究室を毎日のように訪れて相談したが、結局その願いは叶わなかった。


諏訪哲史: 1992年から名古屋鉄道で勤務する傍ら、種村季弘に読んでもらうために詩作を行なう。1998年、名鉄を退社し、2年間引きこもった末に書き上げた初の小説「アサッテの人」で種村季弘に認められる。2004年、種村季弘が死去。


牧野信一: また、「ときにデフォルメされた笑いに身をよじり、ときに救いも見えない焦燥に身をこがす」ような、一種の「動的な精神の燃焼の場」としての牧野の小説は、上記の作家の他、稲垣足穂、小島信夫、野坂昭如、後藤明生などの先駆者的なものがあると千石英世も指摘し、石川淳の他、島尾敏雄、吉行淳之介、安岡章太郎、種村季弘、池内紀ら、熱心な牧野信一ファンの作家が輩出されている。


諏訪哲史: 諏訪の随筆によれば、40歳でそれまでの読書量が1万冊を超えたものの、種村季弘は同じ年頃にその倍は読んでいたらしいと思い至り、絶望したとある。


岩淵達治: 『故障 - 今日なお可能な物語』(フリードリヒ・デュレンマット、種村季弘編、白水社、現代ドイツ幻想小説) 1970


松田哲夫: 野坂昭如、井上ひさし、種村季弘らに原稿を依頼するが、一年で休刊。


すえひろがり: 別ペンネームの季弘雅里は、投稿時代に使っていた種馬季弘(種村季弘のもじり)の転用。


稲垣足穂: 『コリントン卿登場 』美術出版社/1974年1月(野中ユリ・種村季弘との共著、30部豪華限定本(野中ユリ作によるアクリル封入パステル画1点および玻璃版画10点入り)、200部限定本(玻璃版画10点入り)あり)


長谷川海太郎: 『世界怪奇実話』について、種村季弘は、モリタート(犯罪小唄、元は教会の司祭や伝道師によるものが口承文芸として独立し、ニュース報道の性格を担うようになった)の「わが国へのもっとも早い移植」としている。


岡本綺堂: 猿の眼 岡本綺堂 日本幻想文学集成23:国書刊行会 1993、新編版2016 - 種村季弘


東雅夫: 誌上には澁澤龍彦・中井英夫・種村季弘・荒俣宏ら大家も名を連ねた。


野溝七生子: 解説は友人の姪で交友のあった矢川澄子、栞には種村季弘・鶴見俊輔・森銑三・橋本真理が寄稿。


鹿島茂: 開設時の参加書評家は、丸谷才一をはじめ逢坂剛、大森望、鴻巣友季子、高遠弘美、高階秀爾、高山宏、谷川渥、張競、豊崎由美、中江有里、永江朗、中野翠、橋爪大三郎、藤森照信、堀江敏幸、松原隆一郎、御厨貴、水野和夫、森まゆみ、四方田犬彦、(以下、故人)池内紀、井上ひさし、木村尚三郎、澁澤龍彦、瀬戸川猛資、種村季弘、出口裕弘、山崎正和、吉本隆明、米原万里。


梶山季之: 続いて酒場で見知っていた当時光文社の種村季弘に後藤明生から紹介されて書き始めた、書き下し長編『黒の試走車』を1962年にカッパ・ノベルスで出版。


池内紀: 『温泉百話―東の旅』『温泉百話―西の旅』(種村季弘と共編)ちくま文庫 1988


池内紀: 種村季弘、平賀敬、恩田侑布子、秋山祐徳太子、原田多加司らとも「酔眼朦朧湯煙句会」を行っていた、俳号は「黙念」。


矢川澄子: 『迷宮としての世界 マニエリスム美術』(グスタフ・ルネ・ホッケ、種村季弘共訳、美術出版社) 1966年、のち岩波文庫


種村季弘の情報まとめ

もしもしロボ

種村 季弘(たねむら すえひろ)さんの誕生日は1933年3月21日です。東京出身のドイツ文学者のようです。

もしもしロボ

映画、現在、卒業、退社、結婚に関する情報もありますね。今年の情報もありました。2004年に亡くなられているようです。

種村季弘のプロフィール Wikipedia(ウィキペディア)

種村 季弘(たねむら すえひろ、1933年(昭和8年)3月21日 - 2004年(平成16年)8月29日)は、日本のドイツ文学者、翻訳家、評論家、エッセイスト。

古今東西の異端的・暗黒的な文化や芸術に関する広汎な知識で知られ、クライストやホフマン、マゾッホなど独文学の翻訳の他、内外の幻想小説や美術、映画、演劇、舞踏に関する多彩な評論を展開し、錬金術や魔術、神秘学研究でも知られる。これに関連して、吸血鬼や怪物、人形、自動機械、詐欺師や奇人など、歴史上のいかがわしくも魅力的な事象を多数紹介。他方で幸田露伴、岡本綺堂、泉鏡花、谷崎潤一郎をはじめとする日本文学にも深く通じ、晩年は江戸文化や食文化、温泉文化などの薀蓄をユニークなエッセーに取り上げている。

稀代の博覧強記として知られ、教え子の諏訪哲史は種村を “二十世紀の日本の人文科学が世界に誇るべき「知の無限迷宮」の怪人” と評している(自身が編纂した『種村季弘傑作撰 Ⅰ』『同 Ⅱ』の解説にて)。

仏文学者で評論家の澁澤龍彦との交流でも知られ、澁澤とともに日本における幻想文学のジャンル的な確立に貢献した。

東京市豊島区池袋に生まれる。東京都立北園高等学校を経て、1951年(昭和26年)に東京大学教養学部文科二類(現在の文科三類)入学。同級に松山俊太郎、石堂淑朗、阿部良雄、吉田喜重、藤田敏八、井出孫六などがおり前者2名とは終生深い交流があった。1953年(昭和28年)、東京大学文学部美学美術史科進学。1954年(昭和29年)、東京大学文学部独文科に転科。在学中は東京大学学生新聞編集部に所属。1957年(昭和32年)に卒業後、財団法人言語文化研究所附属東京日本語学校(現:学校法人長沼スクール東京日本語学校)に就職。

1958年(昭和33年)9月、光文社に入社。『女性自身』編集部を経て書籍部で単行本の編集にあたり、手塚治虫、田宮虎彦、結城昌治、梶山季之たちを担当。1960年(昭和35年)に光文社を退社し、フリーとなる。1964年(昭和39年)、駒澤大学専任講師。1965年(昭和40年)、グスタフ・ルネ・ホッケ『迷宮としての世界』を矢川澄子と共訳、三島由紀夫から絶賛推薦され出版した。1968年(昭和43年)、旧・東京都立大学助教授となる。

1968年に初の単行本である評論集『怪物のユートピア』を刊行。1969年(昭和44年)の『ナンセンス詩人の肖像』では、ルイス・キャロル、エドワード・リア、モルゲンシュテルン、ハンス・アルプらの生涯と作品を紹介。ザッヘル=マゾッホなど多くのドイツ語圏の作家を翻訳、紹介した。澁澤龍彦や唐十郎らと共に1960年代 - 1970年代の、アングラ文化を代表する存在となる。

1971年(昭和46年)、都立大学を退職。1977年(昭和52年)、旧西ドイツのヴォルプスヴェーデに滞在。1978年(昭和53年)、國學院大學専任講師となり、1979年(昭和54年)に助教授を経て、1981年(昭和56年)に教授。教え子に芥川賞作家となった諏訪哲史がいる。

1995年(平成7年)、中世ドイツの女子修道院長ヒルデガルト・フォン・ビンゲンについて書いた『ビンゲンのヒルデガルトの世界』で芸術選奨文部大臣賞、斎藤緑雨賞受賞。1996年(平成8年)「温泉主義ストーンズ」で小原庄助賞を受賞、1997年(平成9年)、トゥウォルシュカ『遍歴 約束の土地を求めて』で日本翻訳出版文化賞を受賞、1999年(平成11年)、著作集『種村季弘のネオ・ラビリントス』で27回泉鏡花文学賞受賞。2001年(平成13年)、國學院大學を退職。

2004年(平成16年)8月29日、胃癌により湯河原町で死去。享年71。

『怪物のユートピア 評論集』(三一書房) 1968、新装版 1991

『ナンセンス詩人の肖像』(竹内書店) 1969、のち筑摩叢書、のちちくま学芸文庫

『吸血鬼幻想』(薔薇十字社) 1970、のち河出文庫

『薔薇十字の魔法』(薔薇十字社) 1972、のち青土社、のち河出文庫

『アナクロニズム』(青土社、ユリイカ叢書)1973、のち河出文庫

『怪物の解剖学』(青土社) 1974、のち河出文庫

『失楽園測量地図』(イザラ書房) 1974

『詐欺師の楽園』(学芸書林) 1975、のち白水社、のち河出文庫、のち岩波現代文庫

『壺中天奇聞』(青土社) 1976

「骰子の7の目」(F・S-ゾンネンシュターン、河出書房新社、シュルレアリスムと画家叢書7) 1976、増補新版 2006

『パラケルススの世界』(青土社) 1977、新版1996ほか

『山師カリオストロの大冒険』(中央公論社) 1978、のち中公文庫、のち河出文庫、のち岩波現代文庫

『ザッヘル=マゾッホの世界』(桃源社) 1978、のち筑摩叢書、のち平凡社ライブラリー

『箱の中の見知らぬ国』(青土社) 1978

『書物漫遊記』(筑摩書房) 1979、のちちくま文庫 1986

『黒い錬金術』(桃源社) 1979、のち白水Uブックス

『悪魔禮拝』(桃源社) 1979、のち河出文庫

『影法師の誘惑』(青土社) 1979、のち河出文庫

『夢の舌』(北宋社) 1979、新装版 1996

『ヴォルプスヴェーデふたたび』(筑摩書房) 1980

『愚者の機械学』(青土社) 1980、新装版 1991

『食物漫遊記』(筑摩書房) 1981、のちちくま文庫 1985、新版 2006

『夢の覗き箱 種村季弘の映画劇場』(潮出版社) 1982

『謎のカスパール・ハウザー』(河出書房新社) 1983、のち河出文庫

『ぺてん師列伝 あるいは制服の研究』(青土社) 1983、のち河出文庫、のち岩波現代文庫

『贋物漫遊記』(筑摩書房) 1983、のちちくま文庫 1989

『書国探検記』(筑摩書房) 1984、のちちくま学芸文庫 2012

『器怪の祝祭日 種村季弘文芸評論集』(沖積舎) 1984

『ある迷宮物語』(筑摩書房、水星文庫)1985

『好物漫遊記』(筑摩書房) 1985、のちちくま文庫 1992

『迷宮の魔術師たち 幻想画人伝』(求龍堂) 1985

『一角獣物語』(大和書房) 1985

『贋作者列伝』(青土社) 1986、新装版 1992

『迷信博覧会』(平凡社) 1987、のちちくま文庫 1991

『魔術的リアリズム メランコリーの芸術』(PARCO出版局) 1988、のちちくま学芸文庫 2010

『小説万華鏡』(日本文芸社) 1989

『日本漫遊記』(筑摩書房) 1989

『晴浴雨浴日記』(河出書房新社) 1989

『箱抜けからくり綺譚』(河出書房新社) 1991

『ハレスはまた来る 偽書作家列伝』(青土社) 1992、のち改題『偽書作家列伝』(学研M文庫) 2001

『遊読記 書評集』(河出書房新社) 1992

『ビンゲンのヒルデガルトの世界』(青土社) 1994、新版 2002

『澁澤さん家で午後五時にお茶を』(河出書房新社) 1994、のち学研M文庫(増補版)2003

『人生居候日記』(筑摩書房) 1994

『魔法の眼鏡』(河出書房新社) 1994

『不思議な石のはなし』(河出書房新社) 1996

『泉鏡花「海の鳴る時」の宿 晴浴雨浴日記・辰口温泉篇』(十月社) 1996

『徘徊老人の夏』(筑摩書房) 1997、のちちくま文庫 2008

『夢の覗き箱 種村季弘の洋画劇場』(北宋社) 1997

『死にそこないの美学 私の日本映画劇場』(北宋社) 1997 - 潮出版社(1982)の増訂版

『奇想の展覧会 - 戯志画人伝』(河出書房新社) 1998

『東海道書遊五十三次』(朝日新聞社) 2001

『土方巽の方へ 肉体の60年代』(河出書房新社) 2001

『江戸東京《奇想》徘徊記』(朝日新聞社) 2003、のち朝日文庫 2006、新版 2024

『畸形の神 あるいは魔術的跛者』(青土社) 2004

『楽しき没落 種村季弘の綺想の映画館』(論創社) 2004

『断片からの世界 美術稿集成』(平凡社) 2005

『雨の日はソファで散歩』(筑摩書房) 2005、のちちくま文庫 2010

『種村季弘と美術のラビリントス - イメージの迷宮へようこそ』(相馬俊樹編、アトリエサード) 2010

『東海道寄り道紀行』(河出書房新社) 2012 - 単行本未収録の紀行集

『水の迷宮』(国書刊行会) 2020 - 泉鏡花論の集成

「種村季弘のラビリントス」全10巻(青土社) 1979

『怪物のユートピア』

『影法師の誘惑』

『吸血鬼幻想』

『薔薇十字の魔法』

『失楽園測量地図』

『怪物の解剖学』

『アナクロニズム』

『悪魔禮拝』

『壷中天奇聞』

『パラケルススの世界』

「種村季弘のネオ・ラビリントス」全8巻(河出書房新社) 1998 - 1999

『怪物の世界』

『奇人伝』

『魔法』

『幻想のエロス』

『異人』

『食物読本』

『温泉徘徊記』

『綺想図書館』

『種村季弘傑作撰 Ⅰ 世界知の迷宮』(諏訪哲史編、国書刊行会)

『種村季弘傑作撰 Ⅱ 自在郷への退行』(諏訪哲史編、国書刊行会) 2013

『詐欺師の勉強あるいは遊戯精神の綺想 種村季弘単行本未収録論集』(齋藤靖朗編、幻戯書房) 2014

『種村季弘コレクション 驚異の函』(諏訪哲史編、ちくま学芸文庫) 2024

『コリントン卿登場』(稲垣足穂, 野中ユリ共著、美術出版社) 1974

『だまし絵』(高柳篤共著、河出文庫、新版・遊びの百科全書2) 1987

『図説アイ・トリック』(赤瀬川原平, 高柳篤共著、河出書房新社、ふくろうの本、遊びの百科全書) 2001

『ああ、温泉 種村季弘とマニア7人の温泉主義宣言』(アートダイジェスト) 2001

『東京迷宮考 対談集』(青土社) 2001

『天使と怪物 対談集』(青土社) 2002

『異界幻想 対談集』(青土社) 2002

『澁澤龍彦を語る 1992~1996の対話』(河出書房新社) 1996 - 「全集」編集委員4名での座談集

『アイ・トリック』(日本ブリタニカ、遊びの百科全書2) 1979

『東京百話』全3巻(ちくま文庫) 1986 - 1987

『温泉百話 東の旅 / 西の旅』(池内紀共編、ちくま文庫) 1988

『放浪旅読本』(光文社、『光る話』の花束2) 1989

『美食倶楽部 谷崎潤一郎大正作品集』(ちくま文庫) 1989

『日本怪談集』全2巻(河出文庫) 1989、新装版 2019

『日本の名随筆 別巻18 質屋』(作品社) 1992

『日本幻想文学集成』(国書刊行会) 1991 - 1993、新編 2017 - 作家4名の解説を担当

『新潮日本文学アルバム54 澁澤龍彦』(新潮社) 1993 - 巻末エッセイ平出隆

『日影丈吉選集』全5巻(河出書房新社) 1995

『泉鏡花集成』全14巻(ちくま文庫) 1995 - 1997

『現代ドイツ幻想小説』(編、白水社) 1970、のち改題『ドイツ幻想小説傑作集』(白水Uブックス) 1985 -以下は一部訳者

『ドラキュラ・ドラキュラ 吸血鬼小説集』(編、薔薇十字社) 1973、のち河出文庫 1986、新装版 2023

『ドイツ怪談集』(河出文庫) 1988、新装版 2020 - 16編の物語

『綺譚の箱』(筑摩書房、澁澤龍彦文学館5) 1990 - ドイツロマン派を軸に選訳・解説

『パノラマ地図の世界』(平凡社、別冊太陽スペシャル) 2003

『迷宮としての世界』(グスタフ・ルネ・ホッケ、矢川澄子共訳、美術出版社) 1965、新版 1981ほか、のち岩波文庫(上・下、高山宏解説) 2010 - 2011

『小遊星物語』(パウル・シェーアバルト、桃源社、世界異端の文学) 1966、新版 1978、のち平凡社ライブラリー(高山宏解説) 1995

『十三の無気味な物語』(ハンス・ヘニー・ヤーン、白水社) 1967、新版 1979ほか、のち白水Uブックス 1984

『ブニュエル』(アド・キルー、三一書房、現代のシネマ) 1970、新版 1976

『象徴主義と世紀末芸術』(ハンス・H・ホーフシュテッター、美術出版社) 1970、新版 1987ほか

『文学におけるマニエリスム 言語錬金術ならびに秘教的組み合わせ術』全2巻(グスタフ・ルネ・ホッケ、現代思潮社) 1971、のち平凡社ライブラリー(全1巻、高山宏解説) 2012

『異化』(エルンスト・ブロッホ、片岡啓治, 船戸満之共訳、現代思潮社) 1971

『エンツェンスベルガー全詩集』(川村二郎, 飯吉光夫共訳、人文書院) 1971

『錬金術 タロットと愚者の旅』(R・ベルヌーリ、青土社) 1972、のち改題文庫化『錬金術とタロット』(河出文庫) 1992

『サセックスのフランケンシュタイン』(H・C・アルトマン、河出書房新社) 1972

『迷宮と神話』(カール・ケレーニイ、藤川芳朗共訳、弘文堂) 1973、新版 1986ほか

「クロヴィス・トルイユ」(レイモン・シャルメ、河出書房新社、シュルレアリスムと画家叢書4『骰子の7の目』) 1974

『イマージュの解剖学』(ハンス・ベルメール、瀧口修造共訳、河出書房新社) 1975、新版 1992

『毛皮を着たヴィーナス』(桃源社、マゾッホ選集1) 1976、のち河出文庫 1982、改版 2004

『密使 他』(桃源社、マゾッホ選集4) 1977

『絶望と確信 20世紀末の芸術と文学のために』(グスタフ・ルネ・ホッケ、朝日出版社、エピステーメー選書) 1977、のち白水社(高山宏改訂・解説) 2013

『錬金術 - 精神変容の秘術』(スタニスラス・クロソウスキー・デ・ロラ、平凡社、イメージの博物誌) 1978、新版(松本夏樹補訳) 2013

『砂男 / ブランビラ王女』(エルンスト・ホフマン、集英社、世界文学全集18) 1979

    『ブランビラ王女』(ちくま文庫) 1987

    『砂男 / 無気味なもの』(E・T・A.ホフマン / フロイト、河出文庫) 1995

    『三位一体亭』(南柯書局、オスカル・パニッツァ小説全集) 1983

    『夢の王国 夢解釈の四千年』(M・ポングラチュ, I・ザントナー、池田香代子, 岡部仁, 土合文夫共訳、河出書房新社) 1987

      『夢占い事典』(M・ポングラチュ, I・ザントナー、河出文庫) 1994

      『ナペルス枢機卿』(グスタフ・マイリンク、国書刊行会、バベルの図書館) 1989、新編版 2013

      『チリの地震』(クライスト、王国社) 1990、のち河出文庫 1996、新版 2011

      『ユーゲントシュティール絵画史 - ヨーロッパのアール・ヌーヴォー』(ハンス・H・ホーフシュテッター、池田香代子共訳、河出書房新社) 1990

      『パニッツァ全集』全3巻(オスカル・パニッツァ、筑摩書房) 1991

      『白雪姫』(グリム、三起商行、ミキハウスの絵本) 1991

      『アベラシオン - 形態の伝説をめぐる四つのエッセー』(巌谷国士共訳、国書刊行会、バルトルシャイティス著作集1) 1991

      『魔法物語』(ヴィルヘルム・ハウフ、河出書房新社) 1993

      『化学の結婚』(ヨーハン・ヴァレンティン・アンドレーエ、紀伊国屋書店) 1993、新版 2002

      『世界温泉文化史』(ウラディミール・クリチェク、高木万里子共訳、国文社) 1994

      『永久機関 シェーアバルトの世界』(パウル・シェーアバルト、作品社) 1994

      『リッツェ 少女たちの時間』(ホルスト・ヤンセン、トレヴィル) 1995

      『マグナ・グラエキア - ギリシア的南部イタリア遍歴』(グスタフ・ルネ・ホッケ、平凡社) 1996、のち平凡社ライブラリー(田中純解説) 2013

      『遍歴 約束の土地を求めて』(ウド・トゥウォルシュカ、青土社、叢書象徴のラビリンス) 1996

      『くるみ割り人形とねずみの王様』(E・T・A・ホフマン、河出文庫) 1996

      『グラディーヴァ / 妄想と夢』(ヴィルヘルム・イェンゼン / ジークムント・フロイト、作品社) 1996、のち平凡社ライブラリー(新版論考森元庸介) 2014

      『狂気の王国』(フリードリヒ・グラウザー、作品社) 1998

      『クロック商会』(フリードリヒ・グラウザー、作品社) 1999

      『砂漠の千里眼』(フリードリヒ・グラウザー、作品社) 2000

      『絞首台の歌』(クリスティアン・モルゲンシュテルン、書肆山田) 2003

      『ビリッヒ博士の最期』(リヒャルト・ヒュルゼンベック、未知谷) 2003

      『外人部隊』(フリードリヒ・グラウザー、国書刊行会) 2004

      『老魔法使い 種村季弘遺稿翻訳集』(フリードリヒ・グラウザー、国書刊行会) 2008 - 短篇12編と長篇2編

      『怪奇・幻想・綺想文学集 種村季弘翻訳集成』(国書刊行会) 2012

      『犯罪精神病』(オスカル・パニッツァ、多賀健太郎共訳、平凡社) 2018 - 遺稿の訳書

      『夢境彷徨 種村季弘と夢想の文書館』(牧原勝志編、新紀元社、幻想と怪奇6) 2021 - 未発表翻訳ほか

      「怪人タネラムネラ~種村季弘の箱」(幻想文学出版局、別冊幻想文学13) 2002

      『追悼特集 種村季弘 ぼくたちの伯父さん』(河出書房新社、<KAWADE道の手帖>) 2006

      『種村季弘の眼 迷宮の美術家たち』(柿沼裕朋編、平凡社) 2014 - 板橋区立美術館での展覧会図録

      異端

      錬金術

      見世物学会

      吉田喜重

      石堂淑朗

      多田智満子

      巖谷國士 - 澁澤「全集」の編集委員

      出口裕弘 - 同上

      松山俊太郎 - 同上

      東雅夫

      石堂藍

      高山宏

      諏訪哲史 - 教え子

      池田香代子 - 弟子

      ^ 「種村季弘」『デジタル版 日本人名大辞典+Plus』講談社、コトバンク。2024年3月7日閲覧。

      ^ 1942年生まれ、画家のバルテュスの第一子(長男)

      種村季弘のウェブ・ラビリントス (著作や対談に関するリストを掲載。索引、関連文献リストも充実)

      第1回 半村良『産霊山秘録』/森内俊雄『翔ぶ影』

      第2回 中井英夫『悪夢の骨牌』

      第3回 森茉莉『甘い蜜の部屋』

      第4回 高橋たか子『誘惑者』

      第5回 色川武大『怪しい来客簿』/津島佑子『草の臥所』

      第6回 唐十郎『海星・河童(ひとで・かっぱ)』

      第7回 眉村卓『消滅の光輪』/金井美恵子『プラトン的恋愛』

      第8回 清水邦夫『わが魂は輝く水なり』/森万紀子『雪女』

      第9回 澁澤龍彦『唐草物語』/筒井康隆『虚人たち』

      第10回 日野啓三『抱擁』

      第11回 三枝和子『鬼どもの夜は深い』/小檜山博『光る女』

      第12回 赤江瀑『海峡』『八雲が殺した』

      第13回 宮脇俊三『殺意の風景』

      第14回 増田みず子『シングル・セル』

      第15回 倉橋由美子『アマノン国往還記』/朝稲日出夫『シュージの放浪』

      第16回 泡坂妻夫『折鶴』/吉本ばなな『ムーンライト・シャドウ』

      第17回 石和鷹『野分酒場』/北原亞以子『深川澪通り木戸番小屋』

      第18回 日影丈吉『泥汽車』

      第19回 有為エンジェル『踊ろう、マヤ』

      第20回 鷺沢萠『駆ける少年』/島田雅彦『彼岸先生』

      第21回 山本道子『喪服の子』

      第22回 該当作品なし

      第23回 辻章『夢の方位』

      第24回 柳美里『フルハウス』/山田詠美『アニマル・ ロジック』

      第25回 村松友視『鎌倉のおばさん』/京極夏彦『嗤う伊右衛門』

      第26回 田辺聖子『道頓堀の雨に別れて以来なり──川柳作家・岸本水府とその時代』

      第27回 吉田知子『箱の夫』/種村季弘『種村季弘のネオ・ラビリントス 幻想のエロス』ほか

      第28回 多和田葉子『ヒナギクのお茶の場合』

      第29回 久世光彦『蕭々館日録』、笙野頼子『幽界森娘異聞』

      第30回 野坂昭如『文壇』およびそれに至る文業

      第31回 丸谷才一『輝く日の宮』、桐野夏生『グロテスク』

      第32回 小川洋子『ブラフマンの埋葬』

      第33回 寮美千子『楽園の鳥―カルカッタ幻想曲―』

      第34回 嵐山光三郎『悪党芭蕉』

      第35回 立松和平『道元禅師』(上下)/(特別賞)大鷹不二雄『鏡花恋唄』

      第36回 南木佳士『草すべり、その他の短編』/横尾忠則『ぶるうらんど』

      第37回 千早茜『魚神』

      第38回 篠田正浩『河原者ノススメ―死穢と修羅の記憶』

      第39回 瀬戸内寂聴『風景』/夢枕獏『大江戸釣客伝』

      第40回 角田光代『かなたの子』

      第41回 磯﨑憲一郎『往古来今』

      第42回 中島京子『妻が椎茸だったころ』/小池昌代『たまもの』

      第43回 長野まゆみ『冥途あり』/篠原勝之『骨風』

      第44回 川上弘美『大きな鳥にさらわれないよう』

      第45回 松浦理英子『最愛の子ども』

      第46回 山尾悠子『飛ぶ孔雀』

      第47回 田中慎弥『ひよこ大将』

      第48回 高樹のぶ子『小説伊勢物語業平』

      第49回 村田喜代子『姉の島』

      第50回 大濱普美子『陽だまりの果て』

      第51回 北村薫『水 本の小説』/朝比奈秋『あなたの燃える左手で』

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      日本の文学研究者

      20世紀日本の翻訳家

      日本の文芸評論家

      20世紀日本の随筆家

      ドイツ文学者

      泉鏡花文学賞受賞者

      光文社の人物

      旧東京都立大学の教員

      國學院大學の教員

      駒澤大学の教員

      東京大学出身の人物

      東京都立北園高等学校出身の人物

      東京都区部出身の人物

      胃癌で亡くなった人物

      1933年生

      2004年没

2024/09/11 03:08更新

tanemura suehiro


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