村上春樹の情報(むらかみはるき) 作家 芸能人・有名人Wiki検索[誕生日、年齢、出身地、星座]
村上 春樹さんについて調べます
■名前・氏名 |
村上春樹と関係のある人
フジモトマサル: 村上春樹にご用心(内田樹著、アルテスパブリッシング、2007) ジェイ=マキナニー: 、村上春樹訳 『THE COMPLETE WORKS OF RAYMOND CARVER 3 大聖堂』中央公論新社 1990年 収録。 阿久延博: 好きな作家は夏目漱石、太宰治、村上春樹などを挙げている。 柘植光彦: 村上春樹 - テーマ・装置・キャラクター(至文堂、2008年) 加藤シゲアキ: 最も影響を受けた小説にはJ・D・サリンジャー『ライ麦畑でつかまえて』(村上春樹訳)を挙げている。 土橋勝征: ヤクルトファンを公言している村上春樹は、なかでも土橋を贔屓にしていた。 藤原竜也: 好きな作家は村上春樹。 藤井省三: 『世界は村上春樹をどう読むか』(柴田元幸, 沼野充義, 四方田犬彦、文藝春秋) 2006年 高橋秀実: 村上春樹は高橋について次のように評している。 クリス=ヴァン=オールズバーグ: (1982)、村上春樹訳、河出書房新社、1996 小川洋子: これより前に同誌に日本の小説が掲載されたのは、村上春樹(1990年以降、多数)、大江健三郎(1993年)のみ。 村上龍: ウォーク・ドント・ラン(1981年、講談社)村上春樹との共著 安西水丸: ふわふわ 村上春樹、安西水丸 (講談社 1998年6月) 鈴村和成: 『村上春樹は電気猫の夢を見るか?』(彩流社) 2015 栗原裕一郎: 『村上春樹の100曲』(鈴木淳史・大谷能生・大和田俊之・藤井勉と共著、立東舎、2018年) 森泉岳土: 『村上春樹の「螢」・オーウェルの「一九八四年」』(2019/12/24) 河出書房新社 ISBN 978-4309290584 フョードル=ドストエフスキー: ソルジェニーツィンやチェーホフ、ニーチェ、サルトル、ウィトゲンシュタイン、アインシュタイン、日本人では、黒澤明、湯川秀樹、小林秀雄、大江健三郎、村上春樹、三島由紀夫、埴谷雄高などの多くの人物に影響を与えた。 犬伏孝行: シドニー! (村上春樹のルポルタージュ) ジミー入枝: 2019年 - TOKYO FM/JFN『第9回 村上RADIO~冬の炉端で村上SONGS~(12月15日放送)』にて,村上春樹に紹介され楽曲も放送される。 パティ=スミス: 2016年、ピアニストの愛娘ジェシー・パリス・スミスと3年ぶりに来日し、フィリップ・グラス、久石譲、村上春樹と共演。 新藤晴一: 好きな小説家:村上春樹、伊坂幸太郎 鈴村和成: 『村上春樹とネコの話』(彩流社) 2004 高橋秀実: 1995年、アメリカから帰国した村上春樹のもと、地下鉄サリン事件被害者に対する取材のリサーチャーを押川節生と共につとめる。計60人におよぶ証言は、1997年3月刊行の村上春樹著『アンダーグラウンド』(講談社)にまとめられた。 太賀: 村上春樹『神の子どもたちはみな踊る』(2022年7月15日、Audible) - 朗読 青木崇高: クローズアップ現代「村上春樹 "物語"の力」(2009年7月14日、NHK) - 「1Q84」の朗読を担当 村上龍: ベストセラー作家として、村上春樹とともに時代を代表する作家と目された。 小泉ニロ: プライベートでは村上春樹の『走ることについて語るときに僕の語ること』に触発され、日課として10キロのランニングを行なっており、ハーフマラソンへの出場歴もある。 近田雄一: 英語で読む村上春樹 パン屋再襲撃(原文朗読:2016年6月12日 - 2016年10月23日 全15回) 市川準: 2004年に村上春樹原作の『トニー滝谷』を監督。 トラン=アン=ユン: 2009年2月、村上春樹のベストセラー小説を原作とする『ノルウェイの森』がクランクイン。 |
村上春樹の情報まとめ
村上 春樹(むらかみ はるき)さんの誕生日は1949年1月12日です。兵庫出身の作家のようです。
父親、映画、卒業、結婚、事件、兄弟、現在、趣味、テレビ、家族、解散に関する情報もありますね。今年の情報もありました。村上春樹の現在の年齢は75歳のようです。
村上春樹のプロフィール Wikipedia(ウィキペディア)村上 春樹(むらかみ はるき、英語: Haruki Murakami、1949年〈昭和24年〉1月12日 - )は、日本の小説家・翻訳家。京都府京都市伏見区生まれ、兵庫県西宮市・芦屋市育ち。 1979年、『風の歌を聴け』で群像新人文学賞を受賞してデビューする。1985年、『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』で谷崎潤一郎賞を受賞する。1987年発表の『ノルウェイの森』は2009年時点で上下巻1000万部を売るベストセラーとなり、国民的な作家となる。1993年、米誌ニューヨーカーの専属作家となり英語圏での紹介が進み、2005年の『海辺のカフカ』の翻訳は米紙ニューヨーク・タイムズ 年間の「ベストブック10冊」に選ばれるなど大きな反響を呼ぶ。 2006年にチェコのフランツ・カフカ賞をアジア圏で初めて受賞した。その前年と前々年のこのカフカ賞の受賞者がそれぞれ各年のノーベル文学賞を獲得したことから、彼もノーベル文学賞を受賞するのではないかとの見方がこのとき以降広まった。 著作はニューヨーク・タイムズのベストセラーリストにあがり 、アメリカ文学研究者の柴田元幸は村上を現代アメリカでも大きな影響力をもつ作家の一人と評している。英語圏以外でも50ヵ国語以上で翻訳されている。 その他の主な作品に『羊をめぐる冒険』、『ねじまき鳥クロニクル』、『1Q84』などがある。 キャリアの最初期から翻訳を精力的に行い、レイモンド・カーヴァーを日本に紹介したほか、スコット・フィッツジェラルド、トルーマン・カポーティ、レイモンド・チャンドラーなど多数の作家の作品を訳している。また、エッセイ、紀行文等の著作も多数発表している。 1949年、京都府京都市伏見区に出生する。父親の村上千秋が甲陽学院中学校の教師として赴任したため、まもなく兵庫県西宮市の夙川に転居。父は京都府京都市蹴上安養寺住職村上弁識の二男であり、仏教系の西山専門学校を経て京都帝国大学文学部卒、学業の途中で日中戦争に巻き込まれ、それによって深くトラウマを負った。母は大阪・船場の商家の娘であった。また両親ともに高校の国語教師であり、本好きの親の影響を受け読書家に育つ。1955年に西宮市立浜脇小学校入学。4年生の頃から、急に本が好きになり、ジュール・ヴェルヌや、デュマの小説、ホームズシリーズやルパンシリーズを読むようになった。また、娯楽がなかったため、父・千秋に連れられ、西部劇や戦争映画を見た。西宮市立香櫨園小学校卒業。芦屋市立精道中学校卒業。 1964年に兵庫県立神戸高等学校に進学。この頃から、国語教師であった父に『枕草子』や『平家物語』といった古典文学を暗唱させられ、その反動で海外文学に興味を移す。最初に読んだ長編小説は、ショーロホフの『静かなドン』だった。この頃は、ツケで本が買え、親が購読していた河出書房の『世界文学全集』と中央公論社の『世界の文学』を一冊一冊読み上げながら10代を過ごした。また中学時代から中央公論社の全集『世界の歴史』を繰り返し読む。在学中には新聞委員会に所属し、2年生の時には編集長も務めた。また、初めてロス・マクドナルドの『わが名はアーチャー』をペーパーバックで読む。 1年の浪人生活ののち、1968年に早稲田大学第一文学部に入学、演劇専修へ進む。在学中は演劇博物館で映画の脚本を読みふけり、映画脚本家を目指してシナリオを執筆するなどしていたが、大学へはほとんど行かず、新宿でレコード屋のアルバイトなどをしながら、歌舞伎町東映でほとんど毎週ヤクザ映画を観た。また歌舞伎町のジャズ喫茶に入り浸る日々を送る。1970年代初め、東京都千代田区水道橋にあったジャズ喫茶「水道橋スウィング」の従業員となった。 1971年10月、高橋陽子と学生結婚したが、子供は持たないようにした。一時文京区で寝具店を営む妻の家に間借りする。二人は昼はレコード店、夜は喫茶店でアルバイトをして250万円を貯め、さらに両方の親と銀行から借金をして総額500万円を開業資金とした。大学在学中の1974年、国分寺駅南口にあるビルの地下でジャズ喫茶「ピーター・キャット」を開店(場所は殿ヶ谷戸庭園のすぐ近く)。店名は以前飼っていた猫の名前から。夜間はジャズバーとなり、週末は生演奏を行った。 1975年、7年間在学した早稲田大学を卒業。卒業論文は「アメリカ映画における「旅」の思想」でアメリカン・ニューシネマと『イージー・ライダー』を論じた。指導教授は印南高一(印南喬)。1977年、ビルの持ち主から増築を理由に立ち退くように言われ、「ピーター・キャット」を千駄ヶ谷に移す。 1978年4月1日、明治神宮野球場でプロ野球開幕戦、ヤクルト×広島を外野席の芝生に寝そべり、ビールを飲みながら観戦中に小説を書くことを思い立つ。それは1回裏、ヤクルトの先頭打者のデイブ・ヒルトンが左中間に二塁打を打った瞬間のことだったという(投手:高橋里志)。それからはジャズ喫茶を経営する傍ら、毎晩キッチンテーブルで書き続けた。 1979年4月、『群像』に応募した『風の歌を聴け』が第22回群像新人文学賞を受賞。同作品は『群像』1979年6月号に掲載され、作家デビューを果たす。カート・ヴォネガット、リチャード・ブローティガンらのアメリカ文学の影響を受けた清新な文体で注目を集める。同年、『風の歌を聴け』が第81回芥川龍之介賞および第1回野間文芸新人賞候補、翌年『1973年のピンボール』で第83回芥川龍之介賞および第2回野間文芸新人賞候補となる。 1981年、専業作家となることを決意し、店を人に譲る。同年5月、初の翻訳書『マイ・ロスト・シティー フィッツジェラルド作品集』を刊行。翌年、本格長編小説『羊をめぐる冒険』を発表し、第4回野間文芸新人賞を受賞。1985年、長編『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』発表、第21回谷崎潤一郎賞受賞。 1986年10月、ヨーロッパに移住(主な滞在先はギリシャ、イタリア、英国)。1987年、「100パーセントの恋愛小説」と銘うった『ノルウェイの森』刊行、上下1000万部を売る大ベストセラーとなる。1988年、『羊をめぐる冒険』の続編『ダンス・ダンス・ダンス』発表。 1989年10月、『羊をめぐる冒険』の英訳版『Wild Sheep Chase』が出版された。1990年、米ザ・ニューヨーカーに短編「TVピープル」が翻訳掲載される。これを皮切りに続々と短編が同誌に掲載され、1993年には同誌と優先掲載の契約を結ぶ。これが国際的な作家となる強力な足掛かりとなった。 1991年、ニュージャージー州プリンストン大学の客員研究員として招聘され渡米する。前後して湾岸戦争が勃発。「正直言って、その当時のアメリカの愛国的かつマッチョな雰囲気はあまり心楽しいものではなかった」とのちに述懐している。翌年、在籍期間延長のため客員講師に就任する。現代日本文学のセミナーで第三の新人を講義、サブテキストとして江藤淳の『成熟と喪失』を用いる。 1994年4月、『ねじまき鳥クロニクル』第1部、第2部を刊行。 1995年6月、アメリカから帰国。同年8月、『ねじまき鳥クロニクル』第3部を刊行、翌年第47回読売文学賞受賞。 1996年6月、「村上朝日堂ホームページ」を開設。1997年3月、地下鉄サリン事件の被害者へのインタビューをまとめたノンフィクション『アンダーグラウンド』刊行。それまではむしろ内向的な作風で社会に無関心な青年を描いてきた村上が、社会問題を真正面から題材にしたことで周囲を驚かせた。1999年、『アンダーグラウンド』の続編で、オウム真理教信者へのインタビューをまとめた『約束された場所で』により第2回桑原武夫学芸賞受賞。 2000年2月、阪神・淡路大震災をテーマにした連作集『神の子どもたちはみな踊る』刊行。 2002年9月、初めて少年を主人公にした長編『海辺のカフカ』を発表する。2004年にはカメラ・アイのような視点が登場する実験的な作品『アフターダーク』を発表する。 2005年、『海辺のカフカ』の英訳版『Kafka on the Shore 』が『ニューヨーク・タイムズ』の"The Ten Best Books of 2005"に選ばれ国際的評価の高まりを示した。2006年、チェコのフランツ・カフカ賞、アイルランドのフランク・オコナー国際短編賞(Frank O'Connor International Short Story Award)と、国際的な文学賞を続けて受賞。なお、村上の作品『海辺のカフカ』はこの授賞式の少し前にチェコ語でも翻訳出版されている。 特にカフカ賞は前年度の受賞者ハロルド・ピンター、前々年度の受賞者エルフリーデ・イェリネクがいずれもその年のノーベル文学賞を受賞していたことから、村上も2006年度ノーベル賞の有力候補ではないかとして話題となった。同年の世界最大規模のブックメーカー(賭け屋)である英国のラドブロークス(Ladbrokes)のストックホルム事務所による予想では、34倍のオッズが出され18番人気に位置(受賞は同予想で1位のオルハン・パムク)。2007年の同予想では11倍のオッズ、6番人気とさらに評価を上げた。また近年の収益は海外分が既に国内分を上回っており、事務所の仕事量も3分の2は海外とのものであるという。以後、「ラドクロース」のノーベル文学賞の受賞予想者の上位候補に例年名があがるようになっている。ただし、ノーベル文学賞の選考過程は50年間秘密にされることになっているため、村上が実際にノーベル文学賞候補にあがっているかは不明である。 2008年6月3日、プリンストン大学は村上を含む5名に名誉学位を授与したことを発表した。村上に授与されたのは文学博士号である。 2009年1月21日、イスラエルの『ハアレツ』紙が村上のエルサレム賞受賞を発表。当時はイスラエルによるガザ侵攻が国際的に非難されており、この受賞については大阪の市民団体などから「イスラエルの戦争犯罪を隠し、免罪することにつながる」として辞退を求める声が上がっていた。村上は2月15日、エルサレムで行われた授賞式に出席し記念講演(英語)を行う。スピーチ内容は全文が直ちにメディアによって配信され、それを日本語に翻訳した様々な文章がインターネット上に並んだ 。『文藝春秋』2009年4月号に村上のインタビュー「僕はなぜエルサレムに行ったのか」が掲載される。スピーチの全文(英語と日本語の両方)も合わせて掲載された。なお授賞式では、スピーチの途中からペレス大統領の顔がこわばってきたのが見えたという。 2009年5月、長編小説『1Q84』BOOK 1およびBOOK 2を刊行する。同年11月の段階で併せて合計223万部の発行部数に達した。同作品で毎日出版文化賞受賞。同年12月、スペイン政府からスペイン芸術文学勲章が授与され、それによりExcelentísimo Señorの待遇となる。 2011年6月、カタルーニャ国際賞を受賞。副賞である8万ユーロ(約930万円)を東日本大震災の義捐金として寄付する。授賞式のスピーチでは日本の原子力政策を批判した。 2012年1月2日、1月3日に放送された箱根駅伝のTVコマーシャルのナレーションを執筆した。制作はサッポロビール。監督は是枝裕和。 同年9月28日、『朝日新聞』朝刊にエッセイ「魂の行き来する道筋」を寄稿した。その中で、日中間の尖閣諸島問題や日韓間の竹島問題によって東アジアの文化交流が破壊される事態を心配して、「領土問題が「感情」に踏み込むと、危険な状況を出現させることになる。それは安酒の酔いに似ている。安酒はほんの数杯で人を酔っ払わせ、頭に血を上らせる。」「しかし賑やかに騒いだあと、夜が明けてみれば、あとに残るのはいやな頭痛だけだ。」「安酒の酔いはいつか覚める。しかし魂が行き来する道筋を塞いではしまってはならない。」と警告した。 2013年4月12日、『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』を発表する。 2014年4月18日、短編集『女のいない男たち』を発表する。 2015年1月15日、期間限定サイト「村上さんのところ」を開設した。同日から1月31日までの間に37,465通のメールが寄せられた。4月30日に更新終了。読者とのやりとりは約3,500問に及んだ。 同年8月4日、『風の歌を聴け』と『1973年のピンボール』の新訳英語版がHarvill Seckerから出版された。翻訳はテッド・グーセン。 2017年2月24日『騎士団長殺し』を発表する。2020年7月18日短編集『一人称単数』を発表する。2021年には、ユニクロから、関連するTシャツが販売され、日本のみならず、海外にも販売された。また、同年10月1日には、早稲田大学4号館を改築し、早稲田大学国際文学館(通称「村上春樹ライブラリー」)が開館した。「村上春樹ライブラリー」は、建築家の隈研吾が村上の要望で設計を担当した。 2023年4月13日、『街とその不確かな壁』を発表する。 村上は小説とは根本的に方法論であり、小説書くこと自体を小説に書くという、転化の作業みたいなものが小説で、それが実際の小説になると、スラスラ読めるとか、風俗的になっちゃうんだ、と語っている。 平易で親しみやすい文章は村上がデビュー当時から意識して行ったことであり、村上によれば「敷居の低さ」で「心に訴えかける」文章は、アメリカ作家のブローティガンとヴォネガットからの影響だという。「文章はリズムがいちばん大事」とは村上がよく話す言葉だが、そう思うに至った理由を次のように説明している。「何しろ七年ほど朝から晩までジャズの店をやってましたからね、頭のなかにはずっとエルヴィン・ジョーンズのハイハットが鳴ってるんですよね。」 隠喩の巧みさについて、斎藤環は「隠喩能力を、異なった二つのイメージ間のジャンプ力と考えるなら、彼ほど遠くまでジャンプする日本の作家は存在しない」と評している。 一方、文章の平易さに対して作品のストーリーはしばしば難解だとされる。村上自身はこの「物語の難解さ」について、「論理」ではなく「物語」としてテクストを理解するよう読者に促している。物語中の理解しがたい出来事や現象を、村上は「激しい隠喩」とし、魂の深い部分の暗い領域を理解するためには、明るい領域の論理では不足だと説明している。このような「平易な文体で高度な内容を取り扱い、現実世界から非現実の異界へとシームレスに(=つなぎ目なく)移動する」という作風は日本国内だけでなく海外にも「春樹チルドレン」と呼ばれる、村上の影響下にある作家たちを生んでいる。また、村上の作品は従来の日本文学と対比してしばしばアメリカ的・無国籍的とも評され、その世界的普遍性が高く評価されてもいるが、村上自身によると村上の小説はあくまで日本を舞台とした日本語の「日本文学」であり、無国籍な文学を志向しているわけではないという。なお村上が好んで使用するモチーフに「恋人や妻、友人の失踪」があり、長編、短編を問わず繰り返し用いられている。 村上の著作は小説のほかエッセイ、翻訳、ノンフィクションなど多岐にわたっており、それらの異なる形態の仕事で意図的にローテーションを組んで執筆している。しかし自身を本来的には長編作家であると規定しており、短編、中編小説を「実験」の場として扱い、そこから得られたものを長編小説に持ち込んでいると語っている。またそれらのバランスをうまく取って仕事をする必要があるため、原則的に依頼を受けての仕事はしないとしている。 村上は1990年代後半より、しきりに「総合小説を書きたい」ということを口にしている。「総合小説」として村上はドストエフスキーの『カラマーゾフの兄弟』を引き合いに出している。それは「いろいろな世界観、いろいろなパースペクティブをひとつの中に詰め込んでそれらを絡み合わせることによって、何か新しい世界観が浮かび上がってくる」ような小説のことを指すのだという。そして「パースペクティブをいくつか分けるためには、人称の変化ということはどうしても必要になってくる」という。その試みは『ねじまき鳥クロニクル』(一人称の中に手紙や他の登場人物の回想が挿入される)、『神の子どもたちはみな踊る』(すべて三人称で書かれた)、『海辺のカフカ』(一人称と三人称が交互に現れる)、『アフターダーク』(三人称に「私たち」という一人称複数が加わる)などの作品にあらわれている。 村上は自身が特に影響を受けた作家として、スコット・フィッツジェラルド、トルーマン・カポーティ、リチャード・ブローティガン、カート・ヴォネガット、レイモンド・チャンドラーらを挙げている。このほかにフランツ・カフカ、ドストエフスキーらの作家も加わる。「これまでの人生で巡り会ったもっとも重要な本」としてフィッツジェラルドの『グレート・ギャツビー』、ドストエフスキーの『カラマーゾフの兄弟』、そしてチャンドラーの『ロング・グッドバイ』の3冊を挙げている。読売新聞で『1Q84』をめぐる記者との対談に於いて、後期ヴィトゲンシュタインの「私的言語」概念に影響を受けていたことを明かした。 選考委員は佐々木基一、佐多稲子、島尾敏雄、丸谷才一、吉行淳之介の5人。全員から支持を得て受賞。 丸谷才一はアメリカ文学からの影響を指摘しながらもその才能を激賞し「この新人の登場は一つの事件」であるとした。 丸谷才一の選評。「もしもこれが単なる模倣なら、文章の流れ方がこんなふうに淀みのない調子ではゆかないでせう。それに、作品の柄がわりあひ大きいやうに思ふ。」 瀧井孝作の選評。「外国の翻訳小説の読み過ぎで書いたような、ハイカラなバタくさい作だが……。(中略)しかし、異色のある作家のようで、わたしは長い目で見たいと思った。」 大江健三郎の選評。「今日のアメリカ小説をたくみに模倣した作品もあったが、それが作者をかれ独自の創造に向けて訓練する、そのような方向付けにないのが、作者自身にも読み手にも無益な試みのように感じられた。」 大江健三郎と吉行淳之介が支持に回ったものの、井上靖、中村光夫らは拒否した。 その後村上が長編小説を仕事の中心に構えたこともあり、彼の作品が三度芥川賞の候補に選ばれることはなかった(芥川賞は中編、短編が対象のため)。 村上がのちに世界的な作家へ成長したことにより、二回にわたる取りこぼしはしばしば芥川賞に対する批判の的となる。 川本三郎は、村上を早くから注目していた人物の一人。『カイエ』1979年8月号で最初のインタビューを行っている。村上との共著に『映画をめぐる冒険』(講談社、1985年12月)がある。近年は村上の作品に対し批判的な意見を述べることが多い。『アンダーグラウンド』の書評では、「読んでいるあいだじゅう、なぜ突然、村上さんが『社会派』になったのかという違和感がこびりついて離れなかった。」「村上さんもまた紋切り型の『物語』に乗ってしまったのか」と述べている。 柄谷行人は、村上の作風を保田與重郎などに連なる「ロマンティック・アイロニー」であるとし、そこに描かれる「風景」は人の意思に従属する「人工的なもの」だと述べた。 竹田青嗣は、『村上春樹をめぐる冒険 : 対話篇』(河出書房新社、1991年、共著)という著書がある。肯定派として知られる。 田中康夫は、村上の小説には「『女の子は顔じゃないよ。心なんだよ』といった小説好きの女の子を安心させる縦文字感覚」があると述べ、エッセイに関しても「常に『道にポンコツ車が捨ててあったから、拾ってこようかと思った』という内容」だと批判している。 村上龍は、本当に気持ちよく読める小説というのは今まで、『風の歌を聴け』とか『1973年のピンボール』までなかった。村上の小説は非常に気分よく読め、会話も楽しめ、プロットも楽しめる。いままでそういう作家はなかなかいなかった。なんか「読め」という感じで読まされるのが多かった。また、雑誌の中の他の言葉を拒否できる強固さ、強固な世界がある、と語っている。更に、村上の小説の出現を受け、自分に、長いものを書く、会話を軽視する、人物の行動で物語を進める、熱狂を書くことを言い聞かせたという。 上野千鶴子は、鼎談集『男流文学論』(小倉千加子・富岡多恵子共著、筑摩書房、1992年1月)において『ノルウェイの森』を論評し、次のように述べている。「はっきり言って、ほんと、下手だもの、この小説。ディーテールには短篇小説的な面白さがときどきあるわけよ。だけど全体としてそれをこういうふうに九百枚に伸ばせるような力量が何もない。」 小倉千加子は、上記鼎談集において「こういう小説を書いて、村上春樹自身は救済されるんですかね」「やっぱりこの人はサクセスを求めているだけなんです。それが見えすいているでしょう。」と述べている。 富岡多恵子は、上記鼎談集において近松門左衛門の「情をこめる」という言葉を引用し、『ノルウェイの森』について「ことばに情がこもってない」と評する。それは「情をこめるようなことば遣いを現代というのがさせない」からかもしれないと述べている。 中島梓は、『ねじまき鳥クロニクル』について、「面白い」と認めつつも「骨のストーリーだけにしてみるとこれはほとんどどうしようもない三流のレディースコミックみたいなものである。」と述べている。 河合隼雄は、『羊をめぐる冒険』について、現代青年の直面している心理的内容が「羊男」というイメージに見事に具象化されており、夏目漱石の『三四郎』で主人公が出会った「ストレイ・シープ」のイメージと比較すると現在がどれほど違った世界になっているかよく実感できると述べている。また『ねじまき鳥クロニクル』については、青年ということを離れ現代人一般にかかわるものであり、現代人の心の傷とその癒しについて多くのことを考えさせられ、また心理療法の本質に触れるような文に何度も出会って、自分の仕事のあり方について立ち止まって考えざるを得なかったと述べている。 渡部直己は、村上の語りを「黙説法」と呼び、その作品が自己愛の現れに過ぎないものと論じた。 大塚英志は、『アンダーグラウンド』の書評で、「麻原の物語と対峙する術として導き出されたのが、危機管理への警鐘という凡庸な保守論壇的日本社会批判でしかないことは、『アンダーグラウンド』の最大の欠点であり、限界であるといえる。」と述べている。 佐野眞一は、『アンダーグラウンド』の書評で、「私は村上はノンフィクションというものをほとんどわかってないなあ、と思わざるを得なかった。」と述べている。 福田和也は、『作家の値うち』(飛鳥新社、2000年)の中で村上を夏目漱石以降で最も重要な作家と位置づけた。『ねじまき鳥クロニクル』に現役作家の最高得点を与えた『「内なる近代」の超克』でも称賛している。 斎藤美奈子は、プロットの展開をロールプレイングゲームになぞらえ、「村上春樹をめぐる批評ゲームは『オタク文化』のはしりだった」と評している。さらにしばしば村上龍と対置されることについて、「もし龍か春樹のどちらかが『村上』じゃなかったらどうだったのか」「村上春樹が村上春子という女性作家だったらどうなるのか」「村上龍と対比されるべき対象は、村上春樹ではなく、田中康夫であってもよかった」という意見を述べている。 小谷野敦は、『ノルウェイの森』の書評で、「巷間あたかも春樹作品の主題であるかのように言われている『喪失』だの『孤独』だの、そんなことはどうでもいいのだ。(中略) 美人ばかり、あるいは主人公の好みの女ばかり出てきて、しかもそれが簡単に主人公と『寝て』くれて、かつ二十代の間に『何人かの女の子と寝た』なぞと言うやつに、どうして感情移入できるか」と述べている。 柴田元幸は、翻訳チェックをする上で感じた、村上の仕事ぶりの特徴を次のように述べる。「ふつう誤訳を指摘されるとひとは傷つくんですよ。傷ついて自己弁明するのにいちいち時間をかけているとこっちはくたびれるんです。そういうのがいっさいない。」「ここの三行目ですけど、といった時点で、彼はもう直そうという気になっている。」 蓮實重彦は、「『村上春樹の小説は、結婚詐欺の小説である』ということであります。最新作を読んでいなくてもそのくらいはわかる」と述べている。 小森陽一は、『海辺のカフカ』を『アンダーグラウンド』からの「転向」とみなし、「(注・村上の)自己正当化をはかる意図を、文芸評論家としての私は批判しなければならないのです」と述べている。 清水良典は、『村上春樹はくせになる』(朝日新書、2006年)、『MURAKAMI 龍と春樹の時代』(幻冬舎新書、2008年)などの著書がある。村上を高く評価する人物の一人。 高橋源一郎は、『群像』に応募しようと考えていたときに『風の歌を聴け』が掲載された『群像』1979年6月号を書店で立ち読みする。そのときの思い出をこう語っている。「たぶん僕はそれを読んで、世界で一番衝撃を受けた人間かもしれない。僕はその前に十年分読んでいて新しい作家なんか誰もいなかったので安心してたんです。それが一ページ目を読んで『……いたよ』って(笑)」 内田樹は、『村上春樹にご用心』(アルテスパブリッシング、2007年)、『もういちど村上春樹にご用心』(同社、2010年)、同書文庫版(文春文庫、2014年)等の著書において、村上の著作を全面的に肯定、評価している。「結婚詐欺」と断じた蓮實重彦に対し、「蓮實は村上を罵倒する前に、どうして『表層批評宣言』が世界各国語で訳されて、世界各国から続々と『蓮實フォロワー』が輩出してこないのか、その理由についてせめて三分ほど考察してもよかったのではないか」と述べている。 小川洋子は、「自分が敬愛する作家の、もっとも好きな作品が短編である場合(中略)、短編ならばふと思い立った時、最初から最後までいつでも通して読み返せる。」「村上春樹作品の中で、私がそういう読み方をしているのは『中国行きのスロウ・ボート』に収められた、『午後の最後の芝生』である。」と述べている。 渡辺みえこは、『ノルウェイの森』に登場するレズビアンの少女について、その描き方が差別的であると論じている。 小野正嗣は、『1Q84』の書評で「手にとればもう読むのをやめられない。あなたは現実世界の『いまとここ』を忘れ、待ちに待った村上春樹の新たな物語世界に没入している」と述べ、同書を絶賛した。 島田裕巳は、『1Q84』の書評で、主人公・青豆が重要な場面にさしかかると証人会のお祈りをする点を取り上げ、「からだの方は組織から離れていても、こころの方はそうではない。そういう点まで踏み込んで、宗教のことを描いた小説というのは今まであまりなかったように思います。」と述べている。 越川芳明は、『1Q84』の書評で、「私にはこの小説は冗漫に感じられる。(中略)比喩やアナロジーやメタファーがばらばらに一人歩きしていて、有機的な機能を果たしていない。」と述べている。 柘植光彦は、『村上春樹の秘密 ゼロからわかる作品と人生』(アスキー・メディアワークス、2010年)という著書がある。肯定派として知られる。 高橋秀実は、『村上春樹 雑文集』の書評で、「実際の村上さんは、作品の文章と印象があまり変わらないのである。日常会話でも彼の言葉は一つひとつが屹立しており、ウソやごまかしがない。言葉の裏に作為のようなものが感じられず、『牡蠣フライが食べたい』と言えば、それは牡蠣フライを食べたいということしか含意していない。(中略)本書は村上さんの実像を味わえる貴重な一冊といえるだろう。」と述べている。 島田雅彦は、「村上氏の作品は濃厚な米国や西側社会への憧れがあるが、日本社会は今ではそれほど米国を崇めていない。そのため彼の作品は少し時代遅れの感がある」という見解を述べている。 豊崎由美は、「ノーベル文学賞の発表の時期になると、みな口を揃えて『村上春樹』『村上春樹』と言うけど、ちゃんちゃらおかしい。春樹の前に、中国の莫言や残雪でしょう。」と述べている。 鴻巣友季子は、『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』の書評で、「かつて村上の小説にうっすらあった自己批評性としたたかなユーモアはどこへ行ったんだろう? その謎の方が気になる。」と述べている。 諏訪哲史は、同じ小説家の立場からハルキストを自認している。村上作品はすでに普遍的な「世界文学になっている」と賞讃しつつも、顕著さが強まる近年の「スマートな神秘主義はやや不安材料」であると述べる。また、「心の闇は、本当は言葉とか所作とか『表面』にだけ現れることであって、精神世界とか宗教とかに行くと、それは現代では怪しげな『オカルト』になってしまう。僕は、『慎重な世代』の人間として(諏訪哲史は1969年生まれ)、春樹さんが小細工のないリアリズムで書く方を好む。」と発言している。 金井美恵子は、円地文子を論じた文章の中で、「円地の小説を読了するため息の出るような困難さは、私にとって、村上春樹のポルノまがいの幼稚な青春小説を読む困難と疲労感に似ていた。」と述べている。 加藤典洋は、短編小説集『女のいない男たち』の収録作品に関して、「停滞しており、凡庸」「全体の記述が少々軽薄」「楽しめるのは残りの『シェエラザード』と『木野』くらい」といった意見を述べている。しかし『村上春樹論集 1-2』(若草書房、2006年)、『イエローページ村上春樹』(荒地出版社、1996年)、『イエローページ村上春樹 Part 2』(荒地出版社、2004年)、『村上春樹の短編を英語で読む 1979〜2011』(講談社、2011年)など多数の評論を出版しており、村上を高く評価する人物の一人である。 鈴村和成は、最初のモノグラフィーである『未だ/既に――村上春樹と「ハードボイルド・ワンダーランド」』(洋泉社、1985年)で、記号論の立場から作家を論じ、それ以後、『テレフォン――村上春樹、デリダ、康成、プルースト』(同、1987年)で電話と村上の関係を扱い、『村上春樹とネコの話』(彩流社、2004年)、『紀行せよ、と村上春樹は言う』(未来社、2014年)など、多数の村上関連の本を出している。 都甲幸治は、『風の歌を聴け』を「最も愛する小説の一つ」としつつも、「村上がどんなに政治的に正しい演説をし、リベラルな意見をエッセイで述べていても関係がない。村上の作品が性差別的であることは明白な事実だ」と指摘する。都甲は『女のいない男たち』の書評において「どうして村上作品は性差別的であるにもかかわらず、女性や、おそらく同性愛者たちからさえこれほどまでに愛されているのか」その謎を解明しようとする。 中条省平は、『キャッチャー・イン・ザ・ライ』の書評で主人公であるホールデンの口調は、野崎孝訳では"べらんめえ口調"の"やんちゃ坊主"であるのに対し、村上訳は"山の手言葉"の"引っ込み思案の少年"という印象だと述べている。また沼野充義は、野崎訳は村上が訳した時点で約40年が経過しているが古びておらず、村上訳は村上自身の文体で主人公を造形したという印象を持ったと述べている。 ドナルド・キーンは、米国文学の影響を強く受けた村上春樹の小説には興味がないと述べている。 神山睦美は、『「還って来た者」の言葉』において、『世界の終りとハードボイルドワンダーランド』『ノルウェイの森』『騎士団長殺し』の深い関連性について論じた。。 イギリスのカズオ・イシグロは、現代作家のなかで最も興味のある作家に村上を挙げ、「世界中の人が彼のことを日本人と考えることができません。国を超えた作家です。現時点で、村上春樹は現代文学の中で非常に関心を引く何かを象徴しています。」と述べている。 イギリスのBBCニュースは、日本での「(村上作品は)柔らかな泥のようだ」という読者の称賛の声を紹介し、ニューカッスル大学のジッテ・マリアンヌ・ハンセン博士の「現代を生きる私たちの内なる生活にある、人間性の核心部分に語りかける」という評論を紹介。他方、村上の作品にしばしば見られる女性の描き方が「性の対象」あるいは「男性登場人物との関係性においてのみ描かれている」ことに批判の声があることにも言及し、「彼が文学界最大の栄誉(ノーベル賞)を長年にわたって逃した理由のひとつなのかもしれない」と書いている。 アメリカのジェイ・マキナニーは「村上は都会で暮らす普通の人の日常を巧みに描く。日本を舞台にしていても、登場人物がニューヨークやストックホルム、ミラノで生活していたって、なんら違和感がないのが特徴だ。世界中で同じように読むことができる」と評価している。 ニューヨーク・タイムズ・マガジンの記者で書評家のサミュエル・アンダーソンは「村上作品は、米国人好みの明確な結末はない。しかし米国でも人気の『スーパーマリオ』といったNintendoのゲームに似ているのかもしれない」と述べている。 中国の余華は自分と同時代の日本の作家について、「物語と人物造形に大きな魅力がある村上春樹や中島京子に刺激を受けている」と述べている。 ハーバード大学名誉教授のジェイ・ルービンは、「言葉が読み手の心の中に飛び込んでくる」と述べている。 村上は授賞式において、小説を書くときに常に頭の中に留めていることを「個人的なメッセージ」として述べた。「もしここに硬い大きな壁があり、そこにぶつかって割れる卵があったとしたら、私は常に卵の側に立ちます」 。この「壁と卵」という比喩が大きく注目されたため、スピーチ自体を「壁と卵」と呼ぶこともある(『文藝春秋』2009年4月号に掲載されたスピーチ全文のタイトルは和文が「壁と卵」、英文が "Of Walls and Eggs")。 斎藤美奈子は、『朝日新聞』紙上で「卵を握りつぶして投げつけるぐらいのパフォーマンスを見せればよかった」「ふと思ったのは、こういう場合に『自分は壁の側に立つ』と表明する人がいるだろうか」と感想を述べている。 田中康夫は、浅田彰との対談で、エルサレム賞がノーベル文学賞の登竜門であるとされることから、「誰もが『卵が尊い』と唱和する局面であえて、壁の側にだって一分の理はあるのではと木鐸(ぼくたく)を鳴らしてこそ、小説家としての証しだとするなら」という前置きをした上、ノーベル賞をくださいと正直に言うことが大人の商売人であると論評した。ただし、2009年2月27日、新党日本のYouTubeチャンネルで、田中は村上にノーベル賞への気持ちがあったかどうかは、問わないとしている。 浅田彰は、上記の田中康夫との対談で、壁と卵の比喩が曖昧すぎると批判した。 村上はのちになって、あの場所でできる発言としてはギリギリの物だったと述べている。イスラエル政府要人が集まる舞台であれ以上の発言をすることは困難であり、またあれ以下の発言では意味がない。他の人ならあれ以上の発言ができただろうか。もちろんバレンボイムなどのように政権に批判的なユダヤ人が厳しい発言を行ったことはある。しかし同胞のユダヤ人が批判を行うことと、日本人が批判を行うこととでは受けとられ方が大きく異なる。エルサレム賞を受賞すると聞いて多くの「進歩的」メディアから批判を受けたが、現地で発言することに意味があると思ったし、メディアにも自分のそれまでの行動からある程度の推測をしてほしかった、と述べている。 かつては、一日5箱を喫うヘビースモーカーであったが、『羊をめぐる冒険』の執筆が完了した後に禁煙した。飲酒については好意的で、アイルランドのウイスキー賛歌ともいえるエッセイ『もし僕らのことばがウィスキーであったなら』(平凡社、1999年12月)なども著している。 猫好きであり、大学生の頃からヨーロッパで生活する1986年まで多くの猫を飼った。ヨーロッパに渡る前、飼っていた猫を講談社の当時の出版部長に預ける条件として書き下ろしの長編小説を渡す、と言う約束をした。この書き下ろしの長編小説が『ノルウェイの森』である。「猫」は村上小説の中で重要な役割を果たすことが多い。仕事で海外を飛び回ることが多いため、現在飼うことは断念しているという。 カキフライが好物である。 プライバシーの確保と静かな執筆環境を求め、また妻の花粉症対策として、年間のうち数ヶ月間をハワイの別荘で過ごすと言われている。 村上は創作活動と並行して多くの翻訳を行ってきた。『カイエ』(冬樹社)1979年8月号に掲載されたスコット・フィッツジェラルドの短編『哀しみの孔雀』が、商業誌に発表したものとしては初めての作品である。「最初に『風の歌を聴け』という小説を書いて『群像』新人賞をとって何がうれしかったかというと、これで翻訳が思う存分できるということでした。だからすぐにフィッツジェラルドを訳したんですよ」と語っているように、『哀しみの孔雀』の発表は『風の歌を聴け』が『群像』1979年6月号に掲載されてからわずか2か月後のことであった。 1981年5月、中央公論社より初めての翻訳書『マイ・ロスト・シティー フィッツジェラルド作品集』を刊行。1983年7月、レイモンド・カーヴァーの作品集『ぼくが電話をかけている場所』(中央公論社)を刊行。2004年7月、『レイモンド・カーヴァー全集』全8巻の翻訳を成し遂げた。 2003年以降、アメリカ文学の新訳を継続的に刊行している。同年4月、『ライ麦畑でつかまえて』のタイトルで親しまれてきたサリンジャーの長編の新訳『キャッチャー・イン・ザ・ライ』を発表。同作品を皮切りに、フィッツジェラルドの『グレート・ギャッツビー』(2006年11月)、レイモンド・チャンドラーの『ロング・グッドバイ』(2007年3月)、トルーマン・カポーティの『ティファニーで朝食を』(2008年2月)、チャンドラーの『さよなら、愛しい人』(2009年4月)、『リトル・シスター』(2010年12月)、『大いなる眠り』(2012年12月)、『高い窓』(2014年12月)、『プレイバック』(2016年12月)、サリンジャーの『フラニーとズーイ』(2014年2月)等を翻訳した。 小説の執筆と翻訳を交互に行う仕事のスタイルを、村上は「チョコレートと塩せんべい」という比喩で語る。 2017年4月27日に自身の翻訳の仕事をテーマに語るトークイベントが都内で行われた際に本人は「翻訳がなければ僕の小説は随分違ったものになっていたはず。翻訳を通して自分は発展途上にある作家だと実感できる」と語って、翻訳そのものを「ほとんど趣味の領域と言っていい」として「学んだのは世界を切り取り、優れた文章に移し替える文学的錬金術とも言える働き」と説明した。 「作家は批評を批評してはならない」 「まず妻より始めよ。あとの世間は簡単だ」 「個人と組織が喧嘩をしたら、まず間違いなく組織のほうが勝つ」 「言葉には確かな力がある。しかしその力は正しいものでなくてはならない。少なくとも公正なものでなくてはならない。言葉が一人歩きをしてしまってはならない。」 好きな日本の小説家は吉行淳之介等の第三の新人や夏目漱石、谷崎潤一郎などで、川端康成はそれほど好きではない、という。また、太宰治や三島由紀夫などが書く「いわゆる自然主義的な小説、あるいは私小説はほぼ駄目」、としており、その理由について「そういう小説には、どうしても身体が上手く入っていかないのです。サイズの合わない靴に足を突っ込んでいるような気持ちになってしまうのです。」と述べている。 選択的夫婦別姓について賛同する。「結婚したからどちらかが姓を変えなくちゃならないというのは、憲法に保障された男女同権とあきらかに矛盾することです。そんなの不公平ですよね」と述べている。 村上春樹のデビュー作である『風の歌を聴け』にでてくる作家デレク・ハートフィールドは架空の人物であり、大学図書館などでは、「デレク・ハートフィールドの著作を読みたい」という学生のリクエストに応えて司書が著作を探しては首をかしげるという誤解が後を絶たない。『図書館司書という仕事』久保輝巳著「1章 ある図書館司書の生活」はこのエピソードを描いたものである。 「締め切りは嫌い。締め切りのある仕事はしない」。 エディンバラのイベントで作家になった理由を「団体に所属する必要もないし、会議に出る必要もなく、上司を持たなくてもいいからだ」と答えた。 1983年時の自身の談話によれば、「29歳にもなって小説を書いていることが恥ずかしく、妻に隠れて執筆し、群像新人文学賞にはペンネームで応募した」という。 自身の作品のメディアミックスについては、短編の映画化は「面白い」とする一方、長編の映画化は「二の足を踏む」と発言している。短編は「監督自身のものを足していく」ため意欲的なものが生まれやすいとする一方、長編は「どうしても映画(の尺)に収めるように引く」必要があるからではないかとする。唯一、『アンダーグラウンド』はぜひ映画化してほしいとも語っている。 日本のテレビ、ラジオに出演したことは少ない。近年はインタビューの依頼があっても、一部の新聞・雑誌を除いて積極的には応じない。インタビュー嫌いの理由として、本人は、ジャズ喫茶経営時代に「毎晩客の相手で一生分の会話をした。今後は、本当に話したい人にしか話さないと誓った」からだと述べている。 日本国内で講演会や朗読会など公の場に出ることは極めて少ない。その一方で、海外では講演や書店のサイン会はよく行っている。海外マスメディアのインタビューにも精力的に応じている。なお、2015年11月28日〜29日に郡山市で行われた「ただようまなびや 文学の学校」に予告なしでゲスト出演し話題となった。村上は自作短編の朗読を行い、福島県の高校生と懇談し、ワークショップや討論会に参加した。 評論家などによる自身の小説に関する文章はまず読まないが、インターネットなどを通じて届いた読者の意見は全部読むと語る。「僕は、正しい理解というのは誤解の総体だと思っています。誤解がたくさん集まれば、本当に正しい理解がそこに立ち上がるんですよ」と村上は言う。ただし、例えばエルサレム賞受賞に関するマスメディアの批評は十分読んでいる。 2018年6月5日、TOKYO FMがJFN系列の全FMラジオで、村上が初めてラジオのディスクジョッキーを務める「村上RADIO(レディオ)〜RUN & SONGS〜」を8月5日に放送すると発表した。番組では村上が自ら選曲し、音楽や文学、そして走ることについて語るという。放送時間は19:00〜19:55(尚、Date fm・広島FMは20:00〜20:55、FM沖縄は21:00〜21:55の放送)。 村上は1996年6月に「村上朝日堂ホームページ」を開設して以来、断続的に自身のホームページを立ち上げている。ただしいずれも出版媒体が実質的に管理・運営をしており、自身が管理する、また長期にわたり運営されたものはこれまでにない。 ここでは村上春樹と特にかかわりのある人物を取り上げる(順不同)。 現代の物語とはなにか『こころの声を聴く―河合隼雄対話集』新潮文庫 ISBN 978-4-10-125223-0 初出: 新潮 1994年7月 91巻 260-282頁 『村上春樹、河合隼雄に会いにいく』新潮文庫 ISBN 978-4-10-100145-6 初出: 世界 1996年4月号 621号 257-280頁、1996年5月号 662号 210-235頁 「地下鉄サリン事件と日本人」現代 1997年7月号 31巻 28-41頁 話題の書『アンダーグラウンド』をめぐって 村上春樹、河合隼雄 河合隼雄氏との対話(『アンダーグラウンド』をめぐって 「悪」を抱えて生きる)『約束された場所で―underground 2』ISBN 978-4-16-750204-1 初出: 文藝春秋 1998年11月号 76巻 262-277頁「ポストアンダーグラウンド」をめぐって―麻原・ヒットラー・チャップリン 連続対談 河合隼雄x村上春樹 京都での対話(上)(下) 臨床心理学者と作家が語り合った2日間 フォーサイト(新潮社) 2003年10月号第14巻第10号通巻163号 52-57頁、2003年11月号第14巻第11号通巻164号 52-58頁 アメリカン・ホラーの代表選手――スティフン・キングを読む (1980年 『happy end通信』3月号 Vol.2 No.2) 親子間のジェネレーション・ギャップは危険なテーマ - 『ヤング・ゼネレーション』特集3(1980年 『キネマ旬報』3月15日号) 中年を迎えつつある作家の書き続けることへの宣言が、『ガープの世界』だ(1980年 『happy end通信』8月号 Vol.2 No.7) 太陽の眼
こんな立派な映画をお子様になんぞ観せておくのはもったいない。『少年の黒い馬』(同1980年8月号) 歌舞伎町のゲームセンターで時折感じる〝リアリティー〟。『スター・ウォーズ/帝国の逆襲』(同1980年9月号) 完璧な「書き割り」の平面に、ポランスキーの才気がひかる。『テス』(同1980年10月号) カーター→カントリー・ミュージック。人気歌手が唄いまくる。『忍冬の花のように』(同1980年11月号) 中産階級的光輝に充ちた映画青年の「哲学」が脈打つ。『ヒポクラテスたち』(同1980年12月号) くだらない男は撃ち殺せ! 八〇年代の女はタフにならねば。『ハンター』と『グロリア』(同1981年1月号) 四千メートルの海底からひきずり出された四万六千トンの夢。『レイズ・ザ・タイタニック』(同1981年2月号) キューブリックの『シャイニング』は「恐怖」だけが輝いていた。『シャイニング』(同1981年3月号) 防衛庁の隣で、階級闘争的なにっかつポルノを観る。『OL縄奴隷』『ウディー・アレン/セックスのすべて』(同1981年4月号) バルト海の底で僕を待ちうけていた鰻たちに関する「テーゼ」。『ブリキの太鼓』(同1981年5月号) 八月の庵―僕の「方丈記」体験(1981年 『太陽』10月号) 同時代としてのアメリカ
「誇張された状況論 --ヴェトナム戦争をめぐる作品群」(同1981年9月号) 「方法論としてのアナーキズム --フランシス・コッポラと『地獄の黙示録』」(同1981年11月号) 「反現代であることの現代性 --ジョン・アーヴィングの小説をめぐって」(同1982年2月号) 「都市小説の成立と展開 --チャンドラーとチャンドラー以降」(同1982年5月号) 「用意された犠牲者の伝説 --ジム・モリソン/ザ・ドアーズ」(同1982年7月号) 日記から
「まねき猫」(同1982年3月30日) 「アイシテマース」(同1982年3月31日) 「感性の思想」(同1982年4月1日) 「不思議猫の存在」(同1982年4月2日) 「表札とモラトリアム」(同1982年4月3日) 「山羊座の宿命」(同1982年4月5日) 「グンニーリク田島」(同1982年4月6日) 「長距離型せっかち」(同1982年4月7日) 「教師という存在」(同1982年4月8日) 「図書館雑観」(同1982年4月9日) 「モラル・マジョリティー」(同1982年4月10日) 僕も今やmarried peopleの一員になった「いつも二人で」(1982年11月『私の一本の映画』 キネマ旬報社)映画『いつも2人で』についてのエッセイ 佐々木マキ・ショック・1967(1984年2月『佐々木マキのナンセンサス世界』思索社) ある編集者の生と死――安原顯氏のこと(2006年『文藝春秋』4月号) The (Generally) Sweet Smell of Youth(2010年Natsume Soseki『Sanshiro』Penguin Classics所収のIntroduction) 魂の行き来する道筋(2012年 朝日新聞朝刊 9月28日) こんなに面白い話だったんだ!(2014年2月 新潮社HP「フラニーとズーイ」特設ページ) 描かれずに終わった一枚の絵―安西水丸さんのこと― (『週刊朝日』2014年4月18日号) ふむふむ感(2015年1月 杏『杏のふむふむ』ちくま文庫所収の解説) ジェイ・ルービンのこと(『波』2015年8月号) 東京ヤクルトスワローズ名誉会員・村上春樹さんメッセージ
第2回 「ヤクルト・スワローズ詩集」より 第3回 怒濤の裏日本一打線 第4回 東京音頭と猫の尻尾 第5回 ちょっと近づきすぎたかな 第6回 そろそろ起きたら 第7回 村上、がんばれ! 小澤征爾さんを失って(2024年 朝日新聞朝刊 2月11日) 若者たちの神々(『朝日ジャーナル』1984年5月25日号)主著:筑紫哲也 『五人十色』(1984年6月 フィクション・インク)主著:稲木紫織 『One Author, One Book. 同時代文学の語り部たち』(2001年7月 本の雑誌社)主著:新元良一 インタビュー『海辺のカフカ』について(2002年 『波』9月号) 『ナイン・インタビューズ 柴田元幸と9人の作家たち』(2004年3月 アルク)主著:柴田元幸 『翻訳文学ブックカフェ』(2004年9月 本の雑誌社)主著:新元良一 『翻訳教室』(2006年2月 新書館)主著:柴田元幸 『代表質問 16のインタビュー』(2009年6月 新書館)主著:柴田元幸 「成長」を目指して、成しつづけて - 村上春樹インタビュー(2009年『モンキービジネス』2009年spring号) 独占インタビュー&受賞スピーチ 僕はなぜエルサレムに行ったのか(2009年 『文藝春秋』4月号) 村上春樹ロングインタビュー(2010年 『考える人』2010年夏号) 『するめ映画館』(2010年10月 文藝春秋)主著:吉本由美 巻頭インタビュー 村上春樹「僕は走り続けてきた、ばかみたいに延々と」(2011年 『Sports Graphic Number Do』4月号)インタビューの他に読者との質疑応答のページもある。 魂のいちばん深いところ 河合隼雄先生の思い出(『考える人』2013年夏号)公開インタビューに際してのスピーチ原稿が掲載された。 村上春樹インタビュー 優れたパーカッショニストは、一番大事な音を叩かない(『MONKEY』2015年10月15日発行 Vol.7)聞き手:川上未映子 スコット・フィッツジェラルド
ザ・スコット・フィッツジェラルド・ブック(1988年3月 TBSブリタニカ)※ バビロンに帰る ザ・スコット・フィッツジェラルド・ブック2(1996年4月 中央公論社、1999年9月 中公文庫)※ グレート・ギャツビー(2006年11月 中央公論新社、愛蔵版も刊行)※ 冬の夢(2009年11月 中央公論新社、箱入単行本)※ ある作家の夕刻 フィッツジェラルド後期作品集(2019年6月 中央公論新社) 最後の大君(2022年4月 中央公論新社) フィッツジェラルド10 傑作選(2023年11月 中公文庫)、短編選集 レイモンド・カーヴァー
夜になると鮭は‥‥(1985年7月 中央公論社、1988年1月 中公文庫) ささやかだけれど、役にたつこと(1989年4月 中央公論社) レイモンド・カーヴァー全集(全8巻、中央公論社、新版2004年)
愛について語るときに我々の語ること (1990年8月)※ 大聖堂 (1990年5月)※ ファイアズ (炎)(1992年9月)※ 水と水とが出会うところ / ウルトラマリン(1997年9月)※ 象 / 滝への新しい小径(1994年3月)※ 英雄を謳うまい(2002年7月)※ 必要になったら電話をかけて(2004年7月)※ カーヴァー・カントリー(1994年10月 中央公論社) Carver's Dozen レイモンド・カーヴァー傑作選(1994年12月 中央公論社、1997年10月 中公文庫) 必要になったら電話をかけて(2000年8月 中央公論社)。全集版とは収録内容が異なり、短編5編のみ ビギナーズ(2010年3月 中央公論新社)※ トルーマン・カポーティ
あるクリスマス(1989年12月 文藝春秋) クリスマスの思い出(1990年11月 文藝春秋) 誕生日の子どもたち(2002年6月 文藝春秋、2009年6月 文春文庫) ティファニーで朝食を(2008年2月 新潮社、同年12月 新潮文庫) 遠い声、遠い部屋(2023年8月 新潮社) レイモンド・チャンドラー
さよなら、愛しい人(2009年4月 早川書房、2011年6月 ハヤカワ・ミステリ文庫) リトル・シスター(2010年12月 早川書房、2012年8月 ハヤカワ・ミステリ文庫) 大いなる眠り(2012年12月 早川書房、2014年7月 ハヤカワ・ミステリ文庫) 高い窓(2014年12月 早川書房、2016年9月 ハヤカワ・ミステリ文庫) プレイバック(2016年12月 早川書房、2018年9月 ハヤカワ・ミステリ文庫) 水底の女(2017年12月 早川書房、2020年1月 ハヤカワ・ミステリ文庫) J・D・サリンジャー
フラニーとズーイ(2014年2月 新潮文庫) ジョン・アーヴィング
熊を放つ(1986年5月 中央公論社 / 1989年3月、改版1996年 中公文庫)※(文庫・新版は各・上下) クリス・ヴァン・オールズバーグ
急行「北極号」(1987年12月 河出書房新社) 名前のない人(1989年8月 河出書房新社) ハリス・バーディックの謎(1990年11月 河出書房新社) 魔法のホウキ(1993年6月 河出書房新社) まさ夢いちじく(1994年9月 河出書房新社) ベンの見た夢(1996年4月 河出書房新社) いまいましい石(2003年11月 河出書房新社) 2ひきのいけないアリ(2004年9月 あすなろ書房) ティム・オブライエン
本当の戦争の話をしよう(1990年10月 文藝春秋、1998年2月 文春文庫) 世界のすべての七月(2004年3月 文藝春秋、2009年6月 文春文庫) マイケル・ギルモア(Mikal Gilmore)
ビル・クロウ(Bill Crow)
ジャズ・アネクドーツ(2000年7月 新潮社、2005年7月 新潮文庫) シェル・シルヴァスタイン
マーク・ストランド
ポール・セロー(Paul Theroux)
C・D・B・ブライアン(Courtlandt Bryan)
グレイス・ペイリー(Grace Paley)
人生のちょっとした煩い(2005年6月 文藝春秋、2009年6月 文春文庫) その日の後刻に(2017年8月 文藝春秋、2020年5月 文春文庫) マーク・ヘルプリン文、クリス・ヴァン・オールズバーグ画
アーシュラ・K・ル=グウィン
帰ってきた空飛び猫(1993年12月 講談社) 素晴らしいアレキサンダーと、空飛び猫たち(1997年6月 講談社) 空を駆けるジェーン 空飛び猫物語(2001年9月 講談社) トビー・リドル
ジム・フジーリ
マーセル・セロー(Marcel Theroux)
ジェフ・ダイヤー(Geoff Dyer)
ダーグ・ソールスター
カーソン・マッカラーズ
心は孤独な狩人(2020年8月 新潮社、2023年9月 新潮文庫) 哀しいカフェのバラード(2024年9月 新潮社)、山本容子銅版画 ジョン・ニコルズ
エルモア・レナード
ジョン・チーヴァー
ドナルド・L・マギン
ジョン・グリシャム
ジェームズ・サーバー
and Other Stories―とっておきのアメリカ小説12篇(1988年9月 文藝春秋、共訳:川本三郎、柴田元幸、畑中佳樹、斎藤英治)
ウィリアム・キトリッジ 三十四回の冬 ロナルド・スケニック 君の小説 グレイス・ペイリー サミュエル グレイス・ペイリー 生きること スチュアート・ダイベック 荒廃地域 スティーヴン・ミルハウザー イン・ザ・ペニー・アーケード デルモア・シュウォーツ 夢で責任が始まる J・F・パワーズ 彼はコットンを植えない ジェイン・アン・フィリップス レイミー メアリー・モリス 嵐の孤児 ドロシー・パーカー ビッグ・ブロン 月曜日は最悪だとみんなは言うけれど(2000年5月 中央公論新社)※ Sudden Fiction 超短編小説70(1994年1月 文春文庫、共訳:小川高義) バースデイ・ストーリーズ(2002年12月 中央公論新社、村上春樹編)※
デニス・ジョンソン ダンダン ウィリアム・トレヴァー ティモシーの誕生日 ダニエル・ライオンズ バースデイ・ケーキ リンダ・セクソン 皮膚のない皇帝 ポール・セロー ダイス・ゲーム デイヴィッド・フォスター・ウォレス 永遠に頭上に イーサン・ケイニン 慈悲の天使、怒りの天使 アンドレア・リー バースデイ・プレゼント レイモンド・カーヴァー 風呂 クレア・キーガン 波打ち際の近くで ルイス・ロビンソン ライド 恋しくて TEN SELECTED LOVE STORIES(2013年9月 中央公論新社、村上春樹編) 恋しくて(2016年9月 中公文庫、村上春樹編)。10篇を選び訳+書き下ろし短編「恋するザムザ」
デヴィッド・クレーンズ テレサ トバイアス・ウルフ 二人の少年と、一人の少女 ペーター・シュタム 甘い夢を ローレン・グロフ L・デバードとアリエット : 愛の物語 リュドミラ・ペトルシェフスカヤ 薄暗い運命 アリス・マンロー ジャック・ランダ・ホテル ジム・シェパード 恋と水素 リチャード・フォード モントリオールの恋人 村上ソングズ(2007年12月 中央公論新社、共著:和田誠)※ 村上春樹ハイブ・リット(2008年11月 新装版2020年 アルク)CDブック 私たちの隣人、レイモンド・カーヴァー(2009年3月 中央公論新社、村上春樹編)※ 私たちがレイモンド・カーヴァーについて語ること(サム・ハルパート編、2011年6月 中央公論新社)※ セロニアス・モンクのいた風景(2014年9月 新潮社、村上春樹編) フィリップ・マーロウの教える生き方(マーティン・アッシャー編 2018年3月、早川書房/2022年2月 ハヤカワ・ミステリ文庫)、名言選集 風の歌を聴け - 監督:大森一樹、出演:小林薫、真行寺君枝、巻上公一 他(1981年) 森の向う側 - 原作『土の中の彼女の小さな犬』、監督:野村恵一、出演:きたやまおさむ、一色彩子 他(1988年) トニー滝谷 - 監督:市川準、出演:イッセー尾形、宮沢りえ 他(2004年) 神の子どもたちはみな踊る - 監督:ロバート・ログヴァル、出演:ジェイソン・リュウ、ジョアン・チェン、ソニア・キンスキー 他(2008年) ノルウェイの森 - 監督:トラン・アン・ユン、出演:松山ケンイチ、菊地凛子、水原希子 他(2010年) ハナレイ・ベイ - 監督:松永大司、出演:吉田羊、佐野玲於、村上虹郎 他(2018年) バーニング 劇場版 - 原作『納屋を焼く』、監督:イ・チャンドン、出演:ユ・アイン、スティーヴン・ユァン、チョン・ジョンソ 他(2018年) ドライブ・マイ・カー - 監督:濱口竜介、出演:西島秀俊、三浦透子、岡田将生 、霧島れいか 他(2021年) パン屋襲撃 - 監督:山川直人、出演:室井滋(1982年) 100%の女の子 - 原作『4月のある晴れた朝に100パーセントの女の子に出会うことについて』、監督:山川直人、出演:室井滋(1983年) 四月のある晴れた朝に100パーセントの女の子に出会うことについて - 原作『4月のある晴れた朝に100パーセントの女の子に出会うことについて』、監督:トム・フリント、出演:Takayuki Onosaka(2008年) パン屋再襲撃 - 監督:カルロス・キュアロン、出演:キルスティン・ダンスト、ブライアン・ジェラティ(2010年) ねじまき鳥クロニクル - 出演:成河、渡辺大知、門脇麦 他(2019年) 地震のあとで - 原作『神の子どもたちはみな踊る』(2025年春予定) めくらやなぎと眠る女 - 監督:ピエール・フォルデス、出演:磯村勇斗、玄理、塚本晋也、古舘寛治 他(2024年) ^ 『職業としての小説家』の「第十一回 海外へ出て行く。新しいフロンティア」によると次の通りである。「そして二〇〇〇年を過ぎて、作品で言えば『海辺のカフカ』(アメリカでは二〇〇五年に出版)のあたりから、僕の新刊は「ニューヨーク・タイムズ」の全米ベストセラー・リストに、あくまで末席からではありますが、顔を出すようになってきました。つまり東海岸・西海岸のリベラル傾向の強い大都市エリアだけではなく、内陸部をも含んで、僕の小説スタイルが全国的に受け入れられるようになってきたということです。『1Q84』(米出版二〇一一)がベストセラー・リスト(フィクション・ハードカバー)の二位になり、『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』(同二〇一四)が一位になりました。でもここまで来るにはずいぶん長い歳月を要しました。一発で派手にどんと当てたわけではない。ひとつひとつ作品を地道に積み重ね、ようやく地歩を固めることができたという感じです。」 ^ 第一次世界大戦後から第二次世界大戦後にかけてのドイツの歴史に興味があるという読者からのメールに対し、村上は次のように答えている。「僕は中学校二年生のときにウィリアム・シャイラーの『第三帝国の興亡』(名著です)を読破し、しばらくナチの歴史にのめり込んでいました。あの時代の歴史は本当に面白いです。面白いといってはなんだけど、濃密というか、普通じゃないというか、学ぶべきことが山ほどあります」 ^ 村上は早稲田大学に入学した理由ときっかけを次のように述べている。「映画演劇科があったというのがいちばん大きな理由です。関西の大学にも受かっていたので、そちらに行くこともできたし、そうすればもっと穏やかでのんびりとした学生生活を送っていたと思うんですが、なぜか急に東京に行きたくなって、早稲田進学を選びました(入学金を振り込む期限の前日に決心しました)」 ^ 村上の弁によれば、当時演奏を行ったミュージシャンは次の通り。向井滋春、高瀬アキ、杉本喜代志、大友義雄、植松孝夫、古澤良治郎、渡辺文男など。 ^ 村上は印南高一について次のように述べている。「大学に入って教授と直接話したことは一度しかない。卒論を提出した時である。時代が時代とはいえひどいものだ。その先生に『君は文章を書く職業についたらどうだい』と言われた。まさかと思ったからその時は笑ってごまかしたのだが、二十九になった時にふとそれを思い出して文章を書いてみる気になった。書いてみたら、なんとか書けた」 ^ この講義はのちに『若い読者のための短編小説案内』(文藝春秋、1997年10月)としてまとめられた。 ^ 『村上さんのところ』では、「毎年「ノーベル賞がどうの」と騒がれることについていかがお考えなのでしょうか。」という質問に対して「正直なところ、わりに迷惑です。だって正式な最終候補になっているわけじゃなくて、ただ民間のブックメイカーが賭け率を決めているだけですからね。競馬じゃあるまいし。」としている。『職業としての小説家』の「第三回 文学賞について」においてこう述べてべている。「「真の作家にとっては、文学賞なんかより大事なものがいくつもある」ということでしょう。そのひとつは自分が意味のあるものを生み出しているという手応えであり、もうひとつはその意味を正当に評価してくれる読者が──数の多少はともかく──きちんとそこに存在するという手応えです。そのふたつの確かな手応えさえあれば、作家にとっては賞なんてどうでもいいものになってしまう。そんなものはあくまで社会的な、あるいは文壇的な形式上の追認に過ぎません。」(中略)「 あらためて言うまでもありませんが、後世に残るのは作品であり、賞ではありません。二年前の芥川賞の受賞作を覚えている人も、三年前のノーベル文学賞の受賞者を覚えている人も、世間にはおそらくそれほど多くはいないはずです。あなたは覚えていますか? しかしひとつの作品が真に優れていれば、しかるべき時の試練を経て、人はいつまでもその作品を記憶にとどめます。アーネスト・ヘミングウェイがノーベル文学賞をとったかどうか(とりました)、ホルヘ・ルイス・ボルヘスがノーベル文学賞をとったかどうか(とったっけ?)、そんなことをいったい誰が気にするでしょう? 文学賞は特定の作品に脚光をあてることはできるけれど、その作品に生命を吹き込むことまではできません。いちいち断るまでもないことですが。」 ^ 毎日新聞は2009年3月2日に全文の翻訳を配信した。 ^ 思想家の内田樹も翻訳した人物のひとり。授賞式直後の2009年2月18日と2月20日に、自身のブログに訳文を掲載した。 ^ ホームページ「村上さんのところ」の告知がなされたのは、開設より9日前の2015年1月6日。このニュースは海外の大手メディアでもすぐに取り上げられ、同日の『ガーディアン』紙は「Haruki Murakami to be an online agony uncle」という見出しを記事に掲げた。 ^ 隠喩の実例。「そのようにして僕は最も礼儀正しい酔払いになる。いちばん早起きをするむくどりになり、いちばん最後に鉄橋を渡る有蓋貨車になる。」、「私は荒廃した部屋の中の、小さな胎児だった。然るべき時が来るまでは、誰も私の眠りをさまだけることはできない。私はトラブルの衣にくるまれた絶望の王子なのだ。」 ^ レイモンド・チャンドラーについて村上は次のように語っている。「僕がチャンドラーの小説を読んで十代の頃にいちばん感心したのは、その小説が訴えかけてくるリアリティーだったんです。でも正直な話、彼の小説に出てくるフィリップ・マーロウという人物の生き方にも考え方にもその実生活にも殆んどリアリティーなんてないですよね。あれはどう見てもまったくのお伽噺ですものね。しかしそれにもかかわらず、僕はチャンドラーの小説から圧倒的といってもいいくらいの生々しいリアリティーを感じたんです」 ソール・A・クリプキ 『Wittgenstein on Rules and Private Language』 ハーバード大学出版 1982年 ISBN 0-674-95401-7
^ 村上は次のように述べている。「言語とは、誰が読んでも論理的でコミュニケート可能な『客観的言語』と、言語で説明のつかない『私的言語』とによって成立していると、ウィトゲンシュタインが定義している。私的言語の領域に両足をつけ、そこからメッセージを取り出し、物語にしていくのが小説家だと考えてきた。でもある時、私的言語を客観的言語とうまく交流させることで、小説の言葉はより強い力を持ち、物語は立体的になると気がついた。プロ野球のセ・パ交流戦のように(笑)」 ^ 村上の作品に「柄谷行人」というショートショートがある。『夜のくもざる―村上朝日堂超短篇小説』に収録される予定であったが、担当編集者の反対にあい未収録となった。同作品は現在、『村上春樹 雑文集』(新潮社、2011年1月)で読むことができる。 ^ スピーチ原稿の英文は次のとおり。"Between a high, solid wall and an egg that breaks against it, I will always stand on the side of the egg." ^ インタビュアーは柳橋閑。村上は言う。「僕は、走ることが創作のために大事な役を果たしているという肉体的な実感をずっと持ってきたんです。でも、走ることで脳の創作的な能力がインプルーブされると、僕がいくら言っても、まわりの誰も耳を傾けてくれなかった。30年近く走ってきて、それは絶対にあると思っていたんだけど、この間『脳を鍛えるには運動しかない!』という本を読んでいたら、本当にそれはあるんだという研究結果が紹介されていたんです」「僕が一貫して言ってきたのは、創作作業には持続力と集中力が不可欠だということなんです。それはクルマの両輪のようなもので、片方が欠けたらもう進めない」 ^ ただし前掲雑誌『週刊朝日』インタビューでは、卒論を読んだ指導教授の「君は小説が書けるんじゃないかね」という言葉が念頭にあったと述べている。 ^ エルヴィス・プレスリーについては、とりわけ1960年代前半に公開された主演映画の挿入歌に思い入れが強いことがその著作からうかがえる。「心の届かぬラヴ・レター」(『風の歌を聴け』講談社文庫、92頁)、「ロカ・フラ・ベイビー」(『ダンス・ダンス・ダンス』上巻、講談社文庫、137頁)、「ブルー・ハワイ」(『ダンス・ダンス・ダンス』下巻、講談社文庫、99頁)「ボサ・ノヴァ・ベイビー」(『辺境・近境』新潮文庫、76頁)、「ラスベガス万才」(『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』文藝春秋、170-172頁)などがその例。 ^ ドアーズのボーカルのジム・モリソンを「かつての我がアイドル」とエッセイに書いており(「青春と呼ばれる心的状況のおわりについて」『村上朝日堂はいほー!』所収)、また「ジム・モリソンのための「ソウル・キッチン」」というモリソンについてのエッセイも書いている(『村上朝日堂はいほー!』所収)。 ^ 「僕は『チョコレートと塩せんべい』と言ってるんだけど、チョコレートを食べて塩辛いものを食べたいなと思うと塩せんべいを食べて、甘いものがいいな思うとまたチョコレート食べて――永遠に続くんですよね。」 ^ ジョン・カサヴェテス監督の映画『グロリア』(1980年)で、逃亡するグロリアと少年の間で次のような会話が交わされる場面がある。"You can't beat the system." "Then how do you know you can't beat it?" "Not too many people have." (「組織には誰も勝てない」「どうして勝てないってわかるの?」「勝った人間はほとんどいないから」) なお村上は『グロリア』の映画評を2度書いている。 ^ 職場がニュース番組の取材を受け「テレビにすっかり幻滅した」と語る読者のメールに対し、村上はこう返信している。「僕はテレビ関係者と関わったことがほとんどないので、それが普通なのかどうかよくわかりません。でも僕が(心ならずも)関わった限りでは、そこに愉快なことはなにひとつありませんでした。これからもできれば関わりたくないなと思っています」 ^ 安西水丸はこう述べる。「『ねじまき鳥クロニクル』の登場人物ではワタヤノボルなんです。『ワタナベノボルでやりたかったけど、水丸さん、あれすごい悪い奴だからワタヤにしましたよ』って。変えてくれたんです(笑)。やっぱり村上さん、いい人ですよ」 ^ 近年はバーンバウム、ルービン、ガブリエルの3人のほかに、ヨーク大学教授のテッド・グーセンが加わった。 ^ 活字化されたか否かは不明だが、河合と村上の公開対談が1998年末に広島市で開かれた心理療法士の全国会議で行われている。 ^ 上京の様子は安西水丸との共著『象工場のハッピーエンド』の「ジョン・アップダイクを読むための最良の場所」に書かれている。寮は『ノルウェイの森』に「ある学生寮」として克明に描かれている。 ^ 『遠い太鼓』講談社、1990年6月、30頁。 ^ “『ノルウェイの森』の発行部数1000万部突破”. オリコン. (2009年8月5日). https://life.oricon.co.jp/news/68198/full/ ^ https://www.nytimes.com/2005/12/11/books/review/the-10-best-books-of-2005.html ^ “カフカへの思い丁寧に 村上春樹さん「人生初」記者会見”. 朝日新聞. (2006年11月1日). http://book.asahi.com/clip/TKY200611010272.html?ref=rss 2015-02-0閲覧。 ^ “村上春樹さんはノーベル文学賞をとる? カフカ賞の2006年から続く狂騒の行方”. 産経新聞社. 2024年11月9日閲覧。 ^ https://globe.asahi.com/article/11561176 ^ 柴田元幸編・訳『ナイン・インタビューズ - 柴田元幸と9人の作家たち』株式会社アルク、2004年、259頁。 ^ “村上春樹 Haruki Murakami 新潮社公式サイト”. 新潮社. 2024年3月3日閲覧。 ^ 自著『猫を棄てる』文春文庫、2022、p18 ^ 『猫を棄てる』p22 ^ 『猫を棄てる』p67 ^ “Japanese Writer Haruki Murakami Speaks Up on His Family's Involvement in the Sino-Japanese War” (英語). Pandaily (2019年5月13日). 2021年6月19日閲覧。 ^ 『村上朝日堂の逆襲』新潮文庫、23頁。 ^ 『村上朝日堂』新潮文庫、136頁。 ^ “村上春樹氏 公開インタビュー:時事ドットコム”. 時事ドットコム. 2022年1月4日閲覧。 ^ 『夢のサーフシティー』朝日新聞社、1998年7月、読者&村上春樹フォーラム91。 ^ 『村上朝日堂』新潮文庫、58頁。 ^ “エルサレム賞授賞式 素顔見せた村上春樹氏”. 読売新聞社. (2009年3月3日). https://web.archive.org/web/20090307045900/http://www.yomiuri.co.jp/book/news/20090303bk01.htm 2009年3月7日閲覧。 ^ 辞典 2018、22頁 ^ ドイツの歴史に何を見るか (2015年3月24日) - 村上さんのところ/村上春樹 期間限定公式サイト ^ 早稲田大学に進学した理由は? (2015年4月27日) - 村上さんのところ/村上春樹 期間限定公式サイト ^ 横山政男「群像新人文学賞=村上春樹さん(29歳)は、レコード三千枚所有のジャズ喫茶店店主」『週刊朝日』朝日新聞社、1979年5月4日号。 ^ “【特別インタビュー】村上春樹が語った60~70年代、音楽、若者へのメッセージ連載 「RADIO PA PA」スペシャル RADIO PA PA”. AERA dot.. 朝日新聞出版. p. 3 (2023年6月4日). 2023年6月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年6月3日閲覧。 ^ 『ポートレイト・イン・ジャズ』新潮文庫、2008年2月、78頁。 ^ “Tales of the unexpected”. www.telegraph.co.uk. 2021年6月19日閲覧。 ^ ジェイ・ルービン 著、畔柳和代 訳『ハルキ・ムラカミと言葉の音楽』新潮社、2016年9月30日、32-33頁。 ^ 『村上朝日堂』新潮文庫、56頁。 ^ 『夢のサーフシティー』前掲書、読者&村上春樹フォーラム55。 ^ 『職業としての小説家』スイッチ・パブリッシング、2015年9月10日、33頁。 ^ 村上春樹「教師という存在」 朝日新聞夕刊 1982年4月8日。 ^ 『職業としての小説家』前掲書、39頁。 ^ “よみうり寸評”. 読売新聞 (読売新聞社): p. 2. (2017年9月21日). オリジナルの2017年9月21日時点におけるアーカイブ。. https://archive.fo/20170921084442/http://premium.yomiuri.co.jp/pc/%23!/news_20170920-118-OYTPT50320/list_YOMIURISUNPYO#!/news_20170920-118-OYTPT50320/list_YOMIURISUNPYO 2017年9月21日閲覧。 ^ 『走ることについて語るときに僕の語ること』文藝春秋、2007年10月、45-46頁。 ^ 『やがて哀しき外国語』講談社文庫、219頁。 ^ “天風録 開幕投手の気概”. 中国新聞 (中国新聞社). (2024年3月30日). オリジナルの2024年4月19日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20240419071129/https://www.chugoku-np.co.jp/articles/-/444913 2024年7月13日閲覧。 ^ 『村上朝日堂の逆襲』新潮文庫、188頁。 ^ 「アメリカで『象の消滅』が出版された頃」『象の消滅 短篇選集 1980-1991』新潮社 ^ 『やがて哀しき外国語』講談社、1994年2月。 ^ 村上春樹・河合隼雄『村上春樹、河合隼雄に会いに行く』岩波書店、1996年、12頁-13頁。なお収録されている河合との対談は1995年11月に行なわれたもの。 ^ 同上、70頁。 ^ 『辺境・近境』新潮文庫、289頁。 ^ 「物語はいつも自発的でなければならない」『広告批評』1999年10月号。 ^ “作品は「カフカへの賛辞」/村上春樹さん、授賞式で | 全国ニュース | 四国新聞社”. 四国新聞社. 2024年11月9日閲覧。 ^ “村上春樹氏の評価上げる、英賭け屋がノーベル賞予想”. 産経新聞社. 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“The enemy within” (英語). フィナンシャル・タイムズ. オリジナルの2008年6月11日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20080611103227/http://www.ft.com/cms/s/0/3b3cf834-089e-11db-b9b2-0000779e2340.html (2006年7月1日)- Ben Naparstekによるインタビュー記事 「村上春樹文学誕生の秘密 - 上田秋成から20世紀アメリカの作家達」 (PDF) (兵庫県立図書館) Author | Haruki Murakami(英語) 1949年1月12日 - 存命中 表 話 編 歴 風の歌を聴け 1973年のピンボール 羊をめぐる冒険 世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド ノルウェイの森 ダンス・ダンス・ダンス 国境の南、太陽の西 ねじまき鳥クロニクル スプートニクの恋人 海辺のカフカ アフターダーク 1Q84 色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年 騎士団長殺し 街とその不確かな壁 街と、その不確かな壁 中国行きのスロウ・ボート カンガルー日和 象工場のハッピーエンド 螢・納屋を焼く・その他の短編 回転木馬のデッド・ヒート パン屋再襲撃 TVピープル レキシントンの幽霊 夜のくもざる 神の子どもたちはみな踊る 象の消滅 短篇選集 1980-1991 東京奇譚集 はじめての文学 村上春樹 めくらやなぎと眠る女 女のいない男たち 一人称単数 村上朝日堂 映画をめぐる冒険 村上朝日堂の逆襲 ランゲルハンス島の午後 THE SCRAP 懐かしの一九八〇年代 日出る国の工場 村上朝日堂はいほー! やがて哀しき外国語 使いみちのない風景 うずまき猫のみつけかた 村上朝日堂はいかにして鍛えられたか 若い読者のための短編小説案内 ポートレイト・イン・ジャズ ポートレイト・イン・ジャズ2 村上ラヂオ 意味がなければスイングはない 走ることについて語るときに僕の語ること 村上ソングズ 村上春樹 雑文集 おおきなかぶ、むずかしいアボカド 村上ラヂオ2 サラダ好きのライオン 村上ラヂオ3 職業としての小説家 同時代としてのアメリカ 八月の庵―僕の「方丈記」体験 夢で会いましょう ザ・スコット・フィッツジェラルド・ブック 月曜日は最悪だとみんなは言うけれど またたび浴びたタマ 村上かるた うさぎおいしーフランス人 セロニアス・モンクのいた風景 ウォーク・ドント・ラン 村上春樹、河合隼雄に会いにいく 翻訳夜話 翻訳夜話2 サリンジャー戦記 夢を見るために毎朝僕は目覚めるのです 小澤征爾さんと、音楽について話をする みみずくは黄昏に飛びたつ アンダーグラウンド 約束された場所で 遠い太鼓 雨天炎天 辺境・近境 もし僕らのことばがウィスキーであったなら シドニー! 東京するめクラブ 地球のはぐれ方 ラオスにいったい何があるというんですか? 波の絵、波の話 使いみちのない風景 辺境・近境 写真篇 羊男のクリスマス ふわふわ ふしぎな図書館 ねむり パン屋を襲う 図書館奇譚 村上春樹ハイブ・リット 夢のサーフシティー スメルジャコフ対織田信長家臣団 村上さんのところ コンプリート版 「そうだ、村上さんに聞いてみよう」と世間の人々が村上春樹にとりあえずぶっつける282の大疑問に果たして村上さんはちゃんと答えられるのか? 少年カフカ 「これだけは、村上さんに言っておこう」と世間の人々が村上春樹にとりあえずぶっつける330の質問に果たして村上さんはちゃんと答えられるのか? 「ひとつ、村上さんでやってみるか」と世間の人々が村上春樹にとりあえずぶっつける490の質問に果たして村上さんはちゃんと答えられるのか? 村上さんのところ 長編小説 短編小説 短編小説集 随筆など 翻訳 原作映画作品 村上春樹 テンプレート Dances with Sheep(英語版) Haruki Murakami and the Music of Words(英語版) The Japanization of Modernity(英語版) 表 話 編 歴 第1回 笹本寅『会津士魂』 第2回 山岡荘八『海底戦記』『潜艦同乗記』、棟田博『台児荘』、山手樹一郎『崋山と長英』、浜田廣介 第3回 大林清『庄内士族』 第4回 檀一雄『天明』 第5回 北條誠『寒菊』『一年』 第1回 津島佑子『光の領分』 第2回 立松和平『遠雷』 第3回 村上龍『コインロッカー・ベイビーズ』、宮内勝典『金色の象』 第4回 村上春樹『羊をめぐる冒険』 第5回 尾辻克彦『雪野』 第6回 青野聰『女からの声』、島田雅彦『夢遊王国のための音楽』 第7回 中沢けい『水平線上にて』、増田みず子『自由時間』 第8回岩阪恵子『ミモザの林を』、干刈あがた『しずかにわたすこがねのゆびわ』 第9回 新井満『ヴェクサシオン』 第10回 吉目木晴彦『ルイジアナ杭打ち』 第11回 伊井直行『さして重要でない一日』 第12回 佐伯一麦『ショート・サーキット』 第13回 笙野頼子『なにもしてない』 第14回 リービ英雄『星条旗の聞こえない部屋』 第15回 奥泉光『ノヴァーリスの引用』、保坂和志『草の上の朝食』 第16回 竹野雅人『私の自叙伝前篇』 第17回 佐藤洋二郎『夏至祭』、水村美苗『私小説 from left to right』 第18回 角田光代『まどろむ夜のUFO』、柳美里『フルハウス』 第19回 町田康『くっすん大黒』 第20回 藤野千夜『おしゃべり怪談』 第21回 阿部和重『無情の世界』、伊藤比呂美『ラニーニャ』 第22回 赤坂真理『ミューズ』、岡崎祥久『楽天屋』 第23回 堂垣園江『ベラクルス』、清水博子『処方箋』 第24回 佐川光晴『縮んだ愛』、若合春侑 『海馬の助走』 第25回 島本理生『リトル・バイ・リトル』、星野智幸『ファンタジスタ』 第26回 中村航『ぐるぐるまわるすべり台』、中村文則『遮光』 第27回 青木淳悟『四十日と四十夜のメルヘン』、平田俊子『二人乗り』 第28回 中原昌也『名もなき孤児たちの墓』 第29回 鹿島田真希『ピカルディーの三度』、西村賢太『暗渠の宿』 第30回 津村記久子『ミュージック・ブレス・ユー!!』 第31回 村田沙耶香『ギンイロノウタ』 第32回 円城塔『烏有此譚』、柴崎友香『寝ても覚めても』 第33回 本谷有希子『ぬるい毒』 第34回 日和聡子『螺法四千年記』、山下澄人『緑のさる』 第35回 いとうせいこう『想像ラジオ』 第36回 松波太郎『LIFE』 第37回 滝口悠生『愛と人生』、古川日出男『女たち三百人の裏切りの書』 第38回 戌井昭人『のろい男―俳優・亀岡拓次』 第39回 今村夏子『星の子』、高橋弘希『日曜日の人々(サンデー・ピープル)』 第40回 金子薫『双子は驢馬に跨がって』、乗代雄介『本物の読書家』 第41回 古谷田奈月『神前酔狂宴』、千葉雅也「デッドライン」 第42回 李龍徳『あなたが私を竹槍で突き殺す前に』 第43回 井戸川射子『ここはとても速い川』 第44回 町屋良平『ほんのこども』 第45回 朝比奈秋『あなたの燃える左手で』、九段理江「しをかくうま」 第46回 豊永浩平『月ぬ走いや、馬ぬ走い』 表 話 編 歴 第1回 小島信夫『抱擁家族』 第2回 遠藤周作『沈黙』 第3回 安部公房『友達』/大江健三郎『万延元年のフットボール』 第4回 受賞作なし 第5回 円地文子『朱を奪うもの』『傷ある翼』『虹と修羅』 第6回 埴谷雄高『闇のなかの黒い馬』/吉行淳之介『暗室』 第7回 野間宏『青年の環』 第8回 丸谷才一『たった一人の反乱』 第9回 加賀乙彦『帰らざる夏』 第10回 臼井吉見『安曇野』 第11回 水上勉『一休』 第12回 藤枝静男『田紳有楽』 第13回 島尾敏雄『日の移ろい』 第14回 中村真一郎『夏』 第15回 田中小実昌『ポロポロ』 第16回 河野多惠子『一年の牧歌』 第17回 後藤明生『吉野大夫』/深沢七郎『みちのくの人形たち』 第18回 大庭みな子『寂兮寥兮』 第19回 古井由吉『槿』 第20回 黒井千次『群棲』/高井有一『この国の空』 第21回 村上春樹『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』 第22回 日野啓三『砂丘が動くように』 第23回 筒井康隆『夢の木坂分岐点』 第24回 受賞作なし 第25回 受賞作なし 第26回 林京子『やすらかに今はねむり給え』 第27回 井上ひさし『シャンハイムーン』 第28回 瀬戸内寂聴『花に問え』 第29回 池澤夏樹『マシアス・ギリの失脚』 第30回 辻井喬『虹の岬』 第31回 辻邦生『西行花伝』 第32回 受賞作なし 第33回 保坂和志『季節の記憶』/三木卓『路地』 第34回 津島佑子『火の山―山猿記』 第35回 高樹のぶ子『透光の樹』 第36回 辻原登『遊動亭円木』/村上龍『共生虫』 第37回 川上弘美『センセイの鞄』 第38回 受賞作なし 第39回 多和田葉子『容疑者の夜行列車』 第40回 堀江敏幸『雪沼とその周辺』 第41回 町田康『告白』/山田詠美『風味絶佳』 第42回 小川洋子『ミーナの行進』 第43回 青来有一『爆心』 第44回 桐野夏生『東京島』 第45回 受賞作なし 第46回 阿部和重『ピストルズ』 第47回 稲葉真弓『半島へ』 第48回 高橋源一郎『さよならクリストファー・ロビン』 第49回 川上未映子『愛の夢とか』 第50回 奥泉光『東京自叙伝』 第51回 江國香織『ヤモリ、カエル、シジミチョウ』 第52回 絲山秋子『薄情』/長嶋有『三の隣は五号室』 第53回 松浦寿輝『名誉と恍惚』 第54回 星野智幸『焰』 第55回 村田喜代子『飛族』 第56回 磯﨑憲一郎『日本蒙昧前史』 第57回 金原ひとみ『アンソーシャル ディスタンス』 第58回 吉本ばなな『ミトンとふびん』 第59回 津村記久子『水車小屋のネネ』 第60回 柴崎友香『続きと始まり』 表 話 編 歴 麻原彰晃(松本智津夫) 井上嘉浩 遠藤誠一 土谷正実 中川智正 新実智光 早川紀代秀 岡崎一明(佐伯一明、宮前一明) 豊田亨 端本悟 林泰男(小池泰男) 広瀬健一 横山真人 北村浩一 高橋克也 外崎清隆 中村昇 林郁夫 杉本繁郎 青山吉伸 荒木浩 飯田エリ子 石井紳一郎 石井久子 石川公一 大内早苗 大内利裕 鹿島とも子 河上イチロー 菊地直子 北澤優子 岐部哲也 越川真一 上祐史浩 杉浦茂 滝澤和義 田下聖児 富田隆 富永昌宏 永岡辰哉 中田清秀 二ノ宮耕一 野田成人 長谷川茂之 平田悟 平田信 広末晃敏 藤永孝三 松下悟史 松本聡香 松本剛 松本知子 松本麗華 都沢和子 村井秀夫 村岡達子 山形明 山本まゆみ 渡部和実 在家信者死亡事件 男性信者殺害事件 坂本堤弁護士一家殺害事件 石垣島セミナー 女性信者殺害事件 国土利用計画法違反事件 オカムラ鉄工乗っ取り事件 男性信者逆さ吊り死亡事件 亀戸異臭事件 サリンプラント建設事件 池田大作サリン襲撃未遂事件 薬剤師リンチ殺人事件 自動小銃密造事件 宮崎県資産家拉致事件 滝本太郎弁護士サリン襲撃事件 薬物密造事件 松本サリン事件 男性信者リンチ殺人事件 江川紹子ホスゲン襲撃事件 駐車場経営者VX襲撃事件 ピアニスト監禁事件 会社員VX殺害事件 被害者の会会長VX襲撃事件 公証人役場事務長逮捕監禁致死事件 島田裕巳宅爆弾事件 東京総本部火炎瓶事件 地下鉄サリン事件 村井秀夫刺殺事件 4月15日予言 新宿駅青酸ガス事件 都庁小包爆弾事件 宗教法人オウム真理教解散命令事件 観念崩壊セミナー TBSビデオ問題 破壊活動防止法問題 日本テレビ長官狙撃自白報道 ソフト開発業務受注問題 シガチョフ事件 警察庁長官狙撃事件 横浜駅異臭事件 全日空857便ハイジャック事件 全日空61便ハイジャック事件 農水省オウムソング事件 パソコン遠隔操作事件 モスクワ支部 真理党 サティアン 富士清流精舎 コスモクリーナー 附属医院 陸上競技部 キーレーン 長老部 Aleph ケロヨンクラブ ひかりの輪 山田らの集団 サマナ ホーリーネーム 階級制度 オウム服 プルシャ オウム食 教団の修行 PSI(ヘッドギア) 温熱療法 ダーキニー クンダリニー クンダリニー・ヨーガ ポア ヴァジラヤーナ 教団の国家転覆計画 日本シャンバラ化計画 省庁制 基本律 白い愛の戦士 教団の兵器 マハーポーシャ うまかろう安かろう亭 オウム真理教放送 オウム・ダイヤル 教団の音楽 尊師マーチ 教団のアニメ オウムシスターズ 団体規制法 オウム真理教財産特別措置法 オウム真理教債権特例法 サリン防止法 オウム被害者救済法 足立区アレフ規制条例 アンダーグラウンド 約束された場所で 黄泉の犬 カナリア A A2 青沼陽一郎 浅見定雄 阿部三郎 有田芳生 アンソニー・トゥ 池田昭 伊東乾 伊藤芳朗 宇都宮健児 江川紹子 遠藤誠 大田俊寛 紀藤正樹 木村晋介 河野義行 小林よしのり 坂本堤 島田裕巳 下里正樹 徐裕行 滝本太郎 竹内精一 田原総一朗 ダンテス・ダイジ 筑紫哲也 常石敬一 苫米地英人 永岡弘行 中沢新一 永沢哲 西田公昭 野中広務 村山富市 亀井静香 二木啓孝 降幡賢一 牧太郎 村上春樹 森達也 安田好弘 横山昭二 カル・リンポチェ 磯崎洋三 上九一色村 波野村 カナリヤの会 報道特別番組 アーレフタブー 破壊活動防止法 公安調査庁 FAST ISNI VIAF WorldCat ノルウェー チリ スペイン フランス BnF data アルゼンチン カタルーニャ ドイツ イタリア イスラエル ベルギー アメリカ スウェーデン ラトビア 日本 チェコ オーストラリア ギリシャ 韓国 クロアチア オランダ ポーランド ポルトガル CiNii Books CiNii Research MusicBrainz ドイッチェ・ビオグラフィー Trove(オーストラリア)
2 IdRef 村上春樹 20世紀日本の小説家 21世紀日本の小説家 20世紀日本の翻訳家 21世紀日本の翻訳家 英語からの翻訳者 日本の児童文学作家 アメリカ芸術文学アカデミー会員 エルサレム賞受賞者 アストゥリアス皇太子賞受賞者 朝日賞受賞者 谷崎潤一郎賞受賞者 読売文学賞受賞者 世界幻想文学大賞受賞者 芸術文化勲章受章者 スペイン芸術文学勲章受章者 キノベス! ハーバード大学の人物 早稲田大学出身の人物 兵庫県立神戸高等学校出身の人物 在アメリカ合衆国日本人 TOKYO FMのパーソナリティ 京都市出身の人物 兵庫県出身の人物 1949年生 存命人物 Titlestyleにbackgroundとtext-alignを両方指定しているcollapsible list使用ページ 雑多な内容を箇条書きした節のある記事 - 2015年5月-8月 言葉を濁した記述のある記事 (いつ)/2021年5月-6月 FAST識別子が指定されている記事 ISNI識別子が指定されている記事 VIAF識別子が指定されている記事 WorldCat Entities識別子が指定されている記事 BIBSYS識別子が指定されている記事 BNC識別子が指定されている記事 BNE識別子が指定されている記事 BNF識別子が指定されている記事 BNFdata識別子が指定されている記事 BNMM識別子が指定されている記事 CANTICN識別子が指定されている記事 GND識別子が指定されている記事 ICCU識別子が指定されている記事 J9U識別子が指定されている記事 KBR識別子が指定されている記事 LCCN識別子が指定されている記事 Libris識別子が指定されている記事 LNB識別子が指定されている記事 NDL識別子が指定されている記事 NKC識別子が指定されている記事 NLA識別子が指定されている記事 NLG識別子が指定されている記事 NLK識別子が指定されている記事 NSK識別子が指定されている記事 NTA識別子が指定されている記事 PLWABN識別子が指定されている記事 PortugalA識別子が指定されている記事 CINII識別子が指定されている記事 CRID識別子が指定されている記事 MusicBrainz識別子が指定されている記事 DTBIO識別子が指定されている記事 Trove識別子が指定されている記事 SUDOC識別子が指定されている記事
2024/11/21 20:49更新
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murakami haruki
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